☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

大余震

2011年04月09日 | ある日の出来事

新年度・ 新学期・ ピッカピカの一年生 

4月になって 被災地からも復興に向けての意欲が伝わってきていた矢先

家に閉じこもってばかりいた私も 今年に入って初めてサークルに参加したその夜

また 震度5強 という地震に襲われました 

疲れて早く就寝していた私は携帯の警報のベルに驚き起き上がりましたが

たとえ何秒でも前もって予報があるということは気持ちの上で大きな違いがあると思います。

今回は夜ということもあり家族が一緒だという安心感はありましたが

すぐに停電になり 真っ暗な中でラジオや懐中電灯を手元に置いたのも

これまでの余震続きの不安の中で 非常時の備えあればこそでした。

 

ワンコたちは、すぐに私たちのそばにきてじっとしていましたが

強い揺れが続くと小心者のショウの体は小刻みにプルプルと震えていました。

ずっと抱きしめて、撫でていましたが一緒にいてやれてよかった。

 

 

停電は翌日のお昼ころまで続きましたが復旧がいつごろになるのか情報がなく

やはり災害時の情報不足は混乱を招くことがよくわかりました。

前回の教訓で、それほど長期にわたることはないだろうと私は平静でしたが

翌朝、スーパーやガソリンスタンドには、また多くの人が並んだそうです。

夫は大した用事もないのに車が出せないとガタガタやっていました。

電動シャッターが開かないのです。

テレビも見れないし、じっとして家に居れない性分なので手動で開けようと奮闘していました。

「なにも、そこまでやらなくたって夕方までに電気は、きっと点くのにぃーー」 という私の声をよそに。 

22年前の古いシャッターですから内部は錆びています

これまで一度も手動で開けたことはありません。

 

 

たまたま冬にシャッターの不具合が生じてボックスがはずされたままになっていました。

その時 修理の人がチェーンで巻いて上げ下げする様子を見ていた夫は

そのようにやればいいはずだと試みていたのです。

途中で止めるわけにもいかず、やっとの思いで上げて車を出して出て行きました。

停電が復旧したのは それから間もなくのことでありました 

 

 

今回も物が落ちたり倒れたりすることもなく被害はありませんでしたが

またしても宮城が震度6強との報道に愕然とし、たび重なる余震と先の見えない原発の問題も相まって

いつになったら落ち着くのだろうと不安が一層募ります。

専門家の話によれば半年間は大余震のおそれがあるとか。。

宮城沖に限らず東日本のあちこちで地震が群発しており警戒が必要とのこと。

「備えあれば憂いなし」と言う言葉が通用しないほどの

先の地震でまだライフラインが復旧されていないところの人たちに

これ以上の追い打ちが襲うことがないよう

また福島の原発が一日も早い終息に向かうことを願うばかりです。

 

 

 

 



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