しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

酒の肴

2008年06月21日 17時09分43秒 | お料理
 さて、釣ってきたハゼの調理法であります。

 先ずは下ごしらえ。

 魚が小さいので、包丁より鋏の方が楽であります。
 が、100匹以上を捌くのは、骨が折れるし時間もかかります。
 そこで、

 ・楊枝でへその穴を突きます。
 ・そのまま、指で腹を押してワタを出します。

 是だと、秋以降の産卵期のワタを残せます。魚は何でも、この、ワタが美味しいのであります。秋刀魚だけではありません。

 細かい目のザルに入れて、塩を振り、両手でよ~く揉み込み、ヌメリが出てきたら、水をチョロチョロ出しながら洗い流すと、綺麗になり、鱗を取る必要もなくなります。

 下拵えさえ終われば、後は何でも出来ます。
 大変なのは此処まで。

 水気を切ったハゼを、小麦粉でまぶし、そのまま唐揚げ。
 臭みも無いので、生姜や醤油は、混ぜない方が良いでしょう。

 大きさがあれば、頭を落として天麩羅に。
 もっと大きければ、中骨を剥いて松葉揚げに。この時は背開きです。

 数が多くて、型が小さければ、頭を串で通して、素焼きしたものを、甘露煮風に煮込んでも良し、生姜でシグレ煮も良し。

 刺身に出来るほどの「大物」が釣れると、嬉しいのですがね~。