しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

金原亭馬生師匠 還暦の祝い

2007年09月09日 23時43分27秒 | こっち
 9月9日、重陽の節句であります。
 御目出度い日にお祝いであります。

 先ずは還暦おめでとう御座います。

 お祝いでありますから、お楽しみの落語は、前座扱いであります、が、流石に馬生師匠、そつなく「替り目」で大うけを取っておりました。
 (特に、隣の着物着たおばさ・・・いや、加美さんは、お腹が痛くなるほど)

 お祝い会というか、懇親会が始まり、代表の挨拶、お祝いの言葉等の後乾杯!
 お酒も始まり料理が廻りだすと、実は、本日の儂のお目当て、馬生師匠の弟弟子、金原亭世之介クンの登場!
 残念ながら落語は無し(と言うよりラッキーな事に)他芸で盛り上げて戴きました。
 兄さんに言われ、持ってる芸を全て出せ!と言う事で(多分ギャラ無し)。
 
 まくら風の語りの後で、今日来れなかった芸人さんの、ものまね口上。
 歌舞伎の成田屋、次の彦六正蔵は秀逸でありました。
 出囃子の出から高座に上がっての口上まで。(亡くなる三日前の)彦六師匠を存分に堪能させて頂きました。
 当然の如く、知ってる人には大うけで、次の鉢巻、付け髭の談志師匠のものまねも馬鹿受けでありました。

 是だけならば、唯の色物芸でありますが、ご祝儀集めの獅子舞から抽選会の掛け合いまで、相変わらずの多芸多才、芸の確かさに、金原亭一門の正統を見せてもらったようで、嬉しくなってしまいました。

 写真は、右から
 馬生師匠、荻野アンナ師匠、世之介師匠、トモさん、儂。

 やはり儂だけが出来の悪い前座の様に見える。
 うーむ。なんとしよう!

        今日の一言
<着物を着るには、ある程度の貫禄が在った方が良い。但し、着き過ぎた貫禄は、帯を解いた後の、お腹に憑いた締め跡が、悲惨さを増す事に、思いを至らせるべきである。>