しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

不思議な生き物の記憶

2006年09月05日 16時00分30秒 | こっち
 何時頃であったのか覚えていないのだが・・・。

 母方の田舎の神社での事だと思う。

 そこは、かなり山奥で、今はバスも通らなくなっている。

 其の神社の、本殿前の砂利を敷き詰めた広場に、それはあった。

 コンクリートで出来た大きな水槽である。

 うろ覚えなのだが、幅が2mくらい、長さが4~5mくらいか。高さが1mちょいくらいで深さは2~3mあったのだろうか。もっと小さかったかも知れない。
 半埋め込みに成っていたようだ。上には金網が被せられていた。
 何度か遊びに行ってその水槽の存在は知っていたものの、気にもしていなかった。

 在るとき、ふと覗き込んでみた。

 お目当ての、魚等は、雑魚一匹みえなかった。
 青い苔のようなもので覆われて生き物の気配はしなかったのであるが、黒い塊が、かなり大きい塊が横たわるように沈んでいた。

 あたまでっかち、というより、ずんぐりと長く先のほうはやや細くなり、平べったくなっていた。

 しばらくすると、その太い方が浮き上がってきた。細い方は其処に付いたまま、丸いものがくびれた形で水面に出てきた。
 其処には二つの穴が開き、蓋が閉まるように閉じると、又沈んでいった。
 そして何事も無かったかのように、ソレは元の状態にもどった。

 其の時は、アシカやアザラシのような生き物だなと思い、納得していたのだが、今になって考えると、アレは何だったのだろうか。

 山奥であり、水は淡水だった筈である。

 大きさは、小さく見ても3mはあったと思う。

 ヒレや手足のようなものは、平たく丸い尾のようなもの以外確認していない。

 上下に動く以外、泳いだり出来るスペースはなかった。

 淡水の水棲哺乳類? 自分には、思い当たる動物が出てこないのである。

 何故あそこに居たのかも不明だが、なんだったのであろうか。

 自分の中のUMAではある。