暑寒の戯言

北海道の空から・・・・

蝦夷延胡索

2009-05-08 | 暑寒の花達

エゾエンゴサク(ケシ科)「蝦夷延胡索」2007.05.12暑寒別川

ケシ科の多年草。北街道、本州(中部、北部)の低地~山地の湿った林下や草地に生える。草丈は10~15センチ程度、花は4~5月頃に咲き、長さ1.5~2.5ミリで小さく先端は唇状。地中に球形~卵形の塊茎がある。葉は1~2回の3出複葉で、小葉の形は線形~卵形まで様々。花は総状花序につき長さ2cmほど。花弁は4個あり上花弁の後方は円柱形の距になる。花の色は様々で白、桃、淡紫、濃紫色まで。

名の由来は、漢方薬の生薬からで、中国・朝鮮のエンゴサクの塊茎を蒸して日干にして乾燥したものを、延胡索と言う事から。

花言葉は、妖精たちの秘密の舞踏会」・・・・風のガーデンより


2009.05.03 増毛果樹園