goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

近江FWⅢ -4-

2024-11-20 07:25:39 | 取材・旅行

近江FWⅢ -4-

令和6年11月16日、いつものメンバー(積知積徳会)で、観音寺城周辺へFW(フィールド・ワーク)に行ってきました。その様子を数回にわたってお知らせします。

今回の訪問地周辺です。

安土城や近江八幡城、沙沙貴神社ついては 近江FWⅡ をご覧ください。

今回は、観音正寺-1-です。

本来は、南大門があるところです。

仁王像が堂々と守っています。

入山料を払います。

西国三十三所観音巡礼の案内です。

西国三十三所観音巡礼は、日本最古の観音巡礼路として知られ、約1300年の歴史を有する霊場巡りです。この巡礼は、観音菩薩への信仰と慈悲の心を深めるために、多くの参拝者に親しまれています。

西国三十三所観音巡礼は、養老2年(718年)長谷寺徳道上人によって開始されたと伝えられています。徳道上人は病気により仮死状態となった際、冥府で閻魔大王に出会い、観音菩薩を祀るための33の宝印を授かりました。この宝印を基に、33の観音霊場を開設する使命を受けたのです。

約270年後の平安時代に、花山法皇によってこの巡礼が再興され、現在の形に整えられました。その後、鎌倉時代以降、仏教の普及とともに民衆にも広まり、江戸時代には商人や農民の間でも人気を集めました。

その33か所とは

令和元年「1300年つづく⽇本の終活の旅〜⻄国三⼗三所観⾳巡礼〜」がこの⽇本遺産に認定されました。

クリックすると詳しいことがわかります。


第三十二番が観音正寺です。

アクセスMAPです。   

観音正寺の境内を順に紹介します。

仁王像を過ぎた右側。

馬頭観音です。重厚感のある造りです。

まだまだ見通しは悪いです。

水源は?

弁財天です。

聖徳太子像です。

紅葉がきれいです。

令和の大整備事業の案内です。

樽桶の祠です。屋根がすごい!

書院(国登録有形文化財)です。

大日如来を中心に、子育地蔵です。

濡佛です。

防犯機能はありませんね。

手前が、 札堂(国登録有形文化財)です。

その奥が 護摩堂(国登録有形文化財)、さらにその奥が太子堂です。

そして・・・

本堂です。詳しくは、後日紹介します。

いよいよ観音寺城へ向かいます。

説明板がありました。

文字起こししてみます。


 宇多源氏の血統を引く佐々木六角氏は、平安時代に近江へ土着したのち、鎌倉時代初期から戦国時代末期まで近江守護をほとんど独占した名門です。 この六角氏が戦国時代に居城としたのが観音寺城です。
 南北朝時代に佐々木氏頼が観音寺に布陣したことを、「観音寺ノ城郭」と「太平記』に記されたのが初見です。その後、観音寺城が当主の居住する城として石垣を多用した姿に整備されたのは、修築の記録が集中する1530~50年代のことと考えられます。
 観音寺城の中枢部分は、本谷を挟んで観音正寺境内の向かい側にある、伝本丸、伝平井丸、伝池田丸のあたりと考えられます。これらの郭は、城内でも特に面積が大きく、大石を使った壮大な石塁が郭を囲んでいます。昭和45年の発掘調査では、茶器や中国産の陶磁器などが豊富に含まれていました。
 永禄11年(1568)に織田信長が観音寺城を攻撃すると、六角承禎・義治親子は正面から戦うことなく逃亡し、あっけなく開城しました。 そして天正7年(1569)に安土城が完成したことによって、観音寺城は歴史的役割を終えたようです。
 平成26年より、豊かな杜づくり隊や地元企業が中心となり、地元有志の手で伝御館(でんおやかた)跡周辺と、そこから大石垣までの散策道(旧追手道)の整備を行いました。また、整備された散策道沿いを中心に、緑の募金を活用した植樹が行われており、将来は季節感のある遊歩道となる取り組みがされています。 観音寺城跡のすばらしさを知っていただき、これを後世に伝えていくために、多くの方に、観音寺城跡を訪れていただきたいと願っています。


動画です。

滋賀県 観音正寺

【西国三十三所】第三十ニ番 観音正寺の魅力を3分で! 魚を殺生していた漁師は、〇〇に生まれ変わりました!?


明日に続きます。

近江FWⅢ-1--2--3--4--5--6--7--8--9--10--11--12--13-


このブログでの他のシリーズは・・・

ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-  タイ・バンコク 見てある記-1-  シェムリアップみてある記 -1-  香港に来ています  台湾レポート-1-  平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-  職場旅行(1) 京都ぶらり-1- なごや探索 出雲 函館 京都散策  さわやか中欧 見てある記 -1-   美濃 見てある記 -1-  東京散策 みちのく三陸海岸 見てある記-1- 滋賀探訪 新城FWに参加しました-1- 碧南FWへ行ってきました -1- 安城へ行ってきました1 -本證寺- 「勝鬘寺と大久保氏ゆかりの上和田城址」(岡崎市)-1- 北陸探訪 -1- 剱神社 近江FW  長久手FWへ行ってきました -1- 遠州FW -1- 小牧FW -1- 末森城周辺FW-1- 「宮宿」-1- 大野城・大草城-1- 「鳴海宿」-1- 富士周辺五名城と諏訪の旅-1-  犬山城周辺 -1- 近江FWⅡ 安祥城周辺-1- 「有松宿」-1- 堀川七橋めぐり-1- 松平郷周辺FW -1- 桑名城 -1- 「池鯉鮒宿」-1- 名古屋城-1- 「岡崎宿」-1- 東美濃FW -1- 刈谷小牧羽柴軍陣跡 -1-近江FWⅢ-1-

社楽の会」HP:中国ODAみてある記 韓国研修その2 ブリスベン


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。