が、毎回のことだが、マカフィーのページがよく分からずになりました。
取りあえず、カード期限だけ更新して終わりにしたけど、大丈夫と信じておこう。メールチェックをサボっているから、重要なメールに後で気づいて慌てるんだよねぇ。
まっ、究極の面倒くさがりだから仕方ないか
そんなわけで、今日も仕事は持ち帰りです。こんな毎日は嫌だ!と叫んでいます。うーん。実習に熊本大学から学生が来ているから、その指導していると、自分の仕事がほとんどできない。なので、持ち帰り。3週間のがんばりだ。(がんばれるかなぁ)
久しぷりに腐女子ネタを書いてみました。あまりに久しぶりなので、自分でも何を書こうとしたのか、はっきりしません。取りあえず、リハビリ?
殺人などの事件には、ほとんど関心を示さないくせに、災害にはやたら過敏に反応する男がいる。DMATのように、災害に対して活動するチームに所属しているなら分かるが…。男はあまりにも自己中なため、ある部署以外から外へ出されることがない。らしい。
「速水。何しているんだ?」
「何って。いつ出動かかっても対応できるように、荷物のチェックをしている」
「何か起きたのか? 地震じゃないだろう…。津波もないし…、雪崩れも違う…。あとは」
のんびり食後の歯ブラシを手に、田口公平は首を捻った。
「馬鹿か。火山だよ。爆発したんだよ」
「え! 富士山?」
つい口走った日本が誇る世界遺産の名前に、相手は作業の手を止め、呆れかえった顔をした。
「富士山爆発なら、今頃、桜宮はなくなってるわ」
「あっ。そうか」
自分の失言に反省もなく、田口はにっこりした。基本、彼の思考はのんびりしている。もっとも、本人はそれを指摘されると、否定するのだが。
「だったら、東海地震が先に来るのかなぁ。それとも、関東大震災? 南海トラフもあったっけ?」
「お前、場所がいい加減すぎ。今は地震じゃなくて、火山」
「ああ、火山。溶岩が火口からドロって流れて、岩なんかがばしばし雨みたく降って、雷も鳴ったりして、家や森が燃えるんだろう。車で逃げられるかな」
田口は自分が想像する火山被害を口にした。どこかのテレビで見た火山噴火を思い出したのだ。しかし、それが海外の火山を特集したものとまでは覚えていない当たりが、田口だったりする。
「…それ映画かなんかか?」
「違う。テレビで見た。あんな過酷な現場に行って、人ができることってあるのかな。死にに行くような気がするけど」
「あほか。そんなところで、人命救助をするのが俺の仕事だ」
速水の本職は、救命救急センターの医者だ。だが、それはあくまでも、最新の医療器具が揃っていて、スタッフも充実しているから、彼が持つ技術が発揮される。ドクターヘリが各県に設置されて久しいが、それでも、消えそうな瀕死の命をフライト・ドクターたちが必死でつなぎ止めて、設備の整った病院に運ぶのが精一杯だ。速水が救命救急センターから活動範囲を広げないのは、自分の力が最大限に発揮される場所がどこか知り尽くしているからだ。
それなのに、自然災害が起きると、なぜか現場に行きたがる。行ったら最後、現場指揮者とトラブルのは目に見えている。それを彼の上司である高階病院長はよーく知っているので、決して、速水を派遣したことはない。それなのに、速水は勝手に暴走する。でもって、暴走した速水を止めるのは、いつも田口の役目。
「でもさぁ、速水がそんなとこに行ったら、最前線で駆け回って災害に巻き込まれてないかって、心配して、俺、眠れないかも」
速水が加速する前に止めないと、多大な迷惑をかけられる田口は、よよっとしなを作って速水を見た。
「……」
速水の手が止まったのを確かめて、さらに、田口は『面倒くさい』と思いつつも、
「ねっ?」
と、にっこりした。
「…。行灯をひとり置いておくのも、心配かな」
速水晃一。田口公平にかかれば、チョロすぎるジェネラル・ルージュだった。