朝から京都市の景観条例が厳しくなったのを聞いて、そうだよねぇと思ったLunaでした。
だって、京都のいいところは、新幹線から見える東寺の五重塔や、バスに乗っていたら見える大文字の文字とかですよね。
世界の京都だとLunaは思うわけです。なので、厳しい景観条例に反対する人の意見を聞いて、自己中と思いました。だって、マンションから大文字山が見えるからマンションを買ったのに、古くなったときに立て直す場合、高さ制限のため、景色が見えなくなるとか?
これって、自己中じゃ? みんながそんなことを言っていたら、美しい京都の景観は維持できないじゃん。都市の景観というのは、今じゃなくて、100年後、200年後まで考えなくては駄目だよ。だから、プラハは「千年の都」って呼ばれる訳よね。旧市街地には近代的な建物なんて、殆どありません。
そりゃあ、不動産会社はとにかくマンションなどを売ればいいから、反対でしょうがね。でも、京都という都市の特異性を考えれば、自分だけの利潤なんて追求できないと思う。
はっきり言って、今度の景観条例に反対するなら、住むな京都に!である。ロンドンだって、ウィーンだって、パリだって。あの建物と昔の都市を維持するためにみーんな住民は苦労しているんです。私はローマやフィレンツェを見る度に、もちろん、パリも…、そこに住んでいる人たちが、ずっと歴史的景観を大切にしてくれていたからこそ、ルーブルの周りではフランス革命時の雰囲気が味わえるのだと思う。
都市の景観を大切にしてくれる彼らにいつも敬意を抱きます。
だから、日本人ももっと京都という都市の価値を考えるべきだよね。海外から京都がどういう評価をされているか。一度、ヨーロッパの大都市に住んでみろって…。ベネチアとかにね。
もう一つ、自己中なのは。今日の大ニュース。長崎市の市長さんが撃たれたこと。犯人は59才だとか? 我々の世代に自己中と言いまくるくせに、団塊の世代! よっぽど、自己中じゃん。