日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

寒い日が続く

2007-04-17 | 覚え書き(メイン)

Kamo

今日の最高気温は5℃

本当に4月中旬なのかという寒さだ

担任は家庭訪問週間で

学区をとびまわっている

私はデスクワークで腰が痛い

さて今日も仕事が終わらないので

撮りためた写真の中から

鴨をのっけてお茶を濁す

こいつらはおそらく マガモの雌

Kamo2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙世紀の艦(宙舟)

2007-04-16 | 食玩

なんか

あらゆる〆切が押し迫ってきたので

焦っている今日このごろ

食玩の写真を並べて胡麻化そう

コスモフリートコレクション 機動戦士ガンダム
メガハウス
Dsc05202

ジオン公国軍の軍艦 ムサイ級巡洋艦とパプア級補給艦

Dsc05207

地球連邦軍  サラミス級巡洋艦とペガサス級強襲揚陸艦

Dsc05205

軍艦自体が小さいのにホントにちっちゃなMSが付いている

パプアにはMS-05ザクⅠ

Dsc05204

ムサイにはMS-06SザクⅡ

Dsc05208

サラミスにはRGM-79ジム

Dsc05206_1

そしてホワイトベースにはもちろんRX-78ガンダム

ほんの1センチのMSをここまで塗装するとはえらい

このMSがついていなければ買わなかったかも

グワジン級戦艦もラインアップにあるのだが

コンプリートする自信がないので購入中止

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと目つきが悪い?

2007-04-13 | 覚え書き(メイン)

特学の担任が休んでいるのをいいことに

その学級に入り込み

4年生の子に

担任を差し置いて

顔を描いてもらう私

E

役得役得

初めて絵筆を握ったのだそうだが

センスは十分ありそうだ

似てるかどうかはともかく

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爆薬(分子模型)

2007-04-12 | 分子模型図鑑

「青い目をした人形は

 アメリカ生まれの爆薬だ」

「あなたがわたしにくれたもの

 フランス生まれの爆薬だ」

というわけで

セルロイドの原料であるニトロセルロースが

爆発的に燃焼するということを話した

ニトロセルロース(再掲)

Photo_107

綿火薬・無煙火薬として使用された

日本でも太平洋戦争末期には

民間から布団を供出させて

ニトロセルロースを作り

砲弾の装薬に使用したそうだ

 

日本人が初めて火薬・爆薬にであったのは

13世紀:元寇の時だ

蒙古軍が襲来して「てつはう」

撃っている絵が社会の教科書にも出ている

それから19世紀まで

火薬といえば黒色火薬の事であった

 

硝酸カリウム(硝石)

Photo_108

黒色火薬は上記の硝石に

硫黄・木炭をまぜたものだ

硝石は小便の中のアンモニアを

微生物が醸すことで生成される

窒素の周りを3個の酸素が囲んでおり

火薬の中では酸素供給源の役目を果たす

文字どおり爆発的に燃焼できる訳である

 

ピクリン酸

Photo_109

日露戦争時

日本に勝利をもたらした下瀬火薬

ベンゼン環に

さっきの硝石のようなものが3つくっついている

この窒素に酸素2個がくっついたものを

ニトロ基というので覚えておこう

 

ニトログリセリン

Photo_110

グリセリンを硝酸で処理したもの

ノーベルが発明した

液体の爆薬で扱いにくいので

珪藻土にしみこませるなどして

ダイナマイトとして利用されている

 

トリニトロトルエン(TNT)

Photo_111

ピクリン酸に似ている

ピクリン酸は酸だったので金属を侵した

改良のため作られた火薬

TNT何トン分というのが

爆発力を示す尺度となっている

 

ペンスリット

Photo_114

プラスチック爆弾の爆薬

ニトロ基が4つもついている

実に強力そうだ

 

ヘキソーゲン(RDX)

Photo_112

TNTに代わる高性能爆薬として開発

 

オクトーゲン(HMX)

Photo_113

これも最新の軍用爆薬

 

ヘキサニトロヘキサアザイソウルチタン(HNIW)

Photo_115

現在最も強力といわれる爆薬

ニトロ基を6個も持っている

効果を身をもって知りたくはない・・・

 

ニトログリコール

Photo_116

最強の爆薬の後に

しょぼそうなものがでてきたが

このニトログリコールは

ダイナマイトやプラスチック爆弾など

形を変えられる爆薬には

全てに入っているのだ

強力だからではない

爆発物探知機マーカーに

「これは爆弾ですよ」と知らせるために

「可塑性爆薬の探知のための識別措置に関する条約」

で入れることになっているのだ

しかし どんなテロリストも

「可塑性爆薬の探知のための識別措置に関する条約」

を守ると信じていいのだろうか

そんなわけはない

なんだか悲しい条約ではある

さて

爆発しそうな化合物を 

分子模型で見わける自信はできただろうか

次回はまた糖類に戻る

「血液型を決める糖鎖」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大百足(オオムカデ)

2007-04-11 | 写真

「鈴柩先生、おっきいムカデがいたよぅ」

呼びに来たのはY君

行ってみると10センチほどのムカデ

Photo_104

嫌いな人も多いだろうと

画像をいつもより小さめに

遠慮深く貼り付けておこう

 

足は21対だから見事にオオムカデ目だ

英語でセンチピード

百の足という意味だね

(変わらないじゃん)

Photo_105

見事な大顎だ

ふつうの昆虫のアゴと違って

このアゴはもともとは足だったようだ

毒を持っているから

さすがに素手で触るのは躊躇する

Photo_106

南米には何十センチもする

大きなムカデが居るそうだ

「一生南米には行かないぞ」と決心する

それにしても

徐々に虫達が活動し始めているのが

うれしい

今後

昆虫の写真を増やしていきたい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多糖類(分子模型)

2007-04-10 | 分子模型図鑑

元に戻って糖質の話
単糖類、二糖類ときて
今日は多糖類
(紅白幕が戻ってきた)
糖がだらだらと長く繋がった化合物だが
 

植物の細胞壁:セルロースだったり
動物の貯蔵エネルギ:グリコーゲンだったり
節足動物の外骨格:キチンだったり
生物のかなり重要な構成物質である
 

さらには
タンパク質や脂質にもつながって
糖鎖というアンテナのような形を取り
生体内の相互作用でも
重要な役割を果たしている
(所詮デンプンでしょ等とバカにできないのだ) 

 

アミロース(デンプン)
アミロース

植物が光合成で作ったブドウ糖を貯蔵しておく形
ブドウ糖が無数に繋がっている
∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩
繋げていくうちに
分子模型がぐにゃりと曲がり
曲線を形作っていく
実際のアミロースも
螺旋状になっている
こういうとき
分子模型を作ってよかったと思うのだ
この螺旋の中にヨウ素がはまると
青紫に色づく実験を小学校で行なった
アミラーゼという酵素で
二糖類の麦芽糖単位で切り離すことができる
ご飯は口の中で
甘くなるまで噛みましょうと言われたものだ

 

セルロース

セルロース
ブドウ糖が無数につながっている
∩∪∩∪∩∪∩∪∩∪∩∪∩∪∩∪∩
こんなふうに表・裏・表・裏と交互に繋がっている
アミロースと違って真っ直ぐな分子であり
綺麗に整列することができるため
とても硬い構造をとることができる
植物の骨格を作る物質であり
その辺の雑草もセルロースでできている
セルロースも切り離してしまえば
ブドウ糖になるので
消化できれば食糧問題は解決なのだが
あいにく
人間はセルロース分解酵素を持っていない
ウシやヤギは酵素を持っているのかというと
そうではなく
腸内細菌の酵素の助けを借りているのだった

 

グルコマンナン(こんにゃく)
グルコマンナン

コンニャクイモに含まれるほか
針葉樹を形作る物質
グルコースとマンノース
マンノース多めに繋がっていったものだ
セルロース同様
消化することができない
消化できないものを
皆なぜありがたがって食うのかというと
胃の中で水分をすって膨らむかららしい

 

アガロース(寒天)

アガロース
ガラクトースと
水酸基の足りないガラクトース

交互に繋がったもの
これも人間の持つ酵素では
消化することができない
消化できないものを
皆なぜありがたがって食うのかというと
「あるある」で紹介されたかららしい

 

ペクチン
ペクチン

植物の細胞壁に含まれる
ガラクツロン酸という
糖の仲間が繋がっている
これも消化できない
ジャムやゼリー
ヨーグルト、フルーチェ
などのゲル化させる必要のある食品に使用される

 

ヒアルロン酸
ヒアルロン酸

Nアセチルグルコサミンとグルクロン酸
という二糖が交互に繋がっている
動物の関節・皮膚・脳等の場所で
細胞と細胞の間を埋めるような物質
植物細胞がセルロースに埋まっているように
動物細胞はヒアルロン酸に埋まっている
とイメージする
保水性が高く
化粧品の保湿成分として使用される
整形の皺取り注射の成分

 

キチン
キチン

構造はセルロースと似ている
しかし構成単位が
アセチルグルコサミンという
窒素を含む物質なので
とても糖類には見えない
さすがは
無脊椎動物である

異形の者たちなのだ
カブトムシの外骨格
カニ・エビの甲羅などが
キチン質でできている

 

キトサン
キトサン

キチン質を濃アルカリ中で
煮沸処理などして合成される
合成物質
人工皮膚や繊維などへの利用が薦められているが
よく話題になるのは
健康食品の分野だ
だが
こちらは例によって
眉に唾をつけておいた方がよさそう

 

ニトロセルロース

ニトロセルロース
セルロースを硝酸で処理したもの
ここまでくると
糖類の面影がなくなる
ショウノウと合わせて
セルロイドとして利用されていた
セルロイドはプラスチックの登場と共に
消え去ってゆくが
その理由は
燃えやすいため事故が頻発したからだ
それもそのはず
ニトロセルロースのニトロは
ニトログリセリンのニトロなのだった

というわけで
次回は突然だが
爆発物を紹介しよう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

代用甘味料(分子模型)

2007-04-09 | 分子模型図鑑

ここのところ
天然の糖類をずっと紹介してきた
紅白の色
すっかりおめでたい感じになっているが

 

この辺で趣向を変えて
代用甘味料の紹介といこう
まずは
悪名の高い人工甘味料から

 

サッカリン

サッカリン
合成甘味料

「甘み」という感覚は
動物が大切な「糖類」を検出するための
大事な感覚なのに

それを完全に騙している
黄色い原子は「イオウ」
構造は「糖」と似ても似つかないのに
なぜ騙されるのかもよくわからない
ショ糖の数百倍という甘みを持つ
発がん性があるといわれて使用禁止になったが
人間への発がん性はないことがわかり
アメリカなどでは

またどんどん使われている

 

チクロ

チクロ
合成甘味料
これまた糖類とは似ても似つかない姿
黄色はイオウ、灰色はナトリウム
発がん性・催奇性の疑いがでて
日米では1969年使用禁止

私が小学生のころ非常に悪役だった記憶がある
だが
ヨーロッパや中国では依然使用されている

輸入品には気を付けて

 

アスパルテーム

アスパルテーム
日本では1983年に
食品添加物として認可された
アミノ酸から合成されるので
上記2つより
体にやさしそうな姿をしている
比較的新しい人工甘味料だ
体内で消化されずに全て排出される
ということで
ダイエットコーラなどに入っている

 

パラチノース

パラチノース
前に紹介したキシリトールなど同様
これも人工甘味料
虫歯菌はこれを食べ物だと思わないらしく
虫歯になりにくい合成甘味料
しかし
姿は見事に糖類の構造をしている
人間の栄養にもなる
こういう姿を見ると
やはりちょっと安心できるね
イオウも窒素も含まれていないし

 

トレハロース

トレハロース
代用甘味料であるが
人工甘味料ではない
昆虫のエネルギー源であり
トレハラーゼという酵素で分解され
2個のブドウ糖になる
麦芽糖と同じだね
くっつき方が違っているのだ

近年でんぷんからの大量生産が可能となった
ちゃんと消化されるため
ノンカロリーではない
製造業者は「夢の糖質」と持ち上げているが
そこまでのもんかいな
という気もする

 

ステビア

ステビア
代用甘味料
配糖体、つまり糖と他の化合物がくっついたもの

前回、青酸配糖体という恐いものを紹介したが
ステビアの代表ステビオシドは
ジテルペンという炭化水素に
単糖類と二糖類がくっついた形をしている
南米原産のキク科の植物の葉から取れ
パラグアイの先住民がマテ茶の甘味づけに使用していた
しかし不味かったらしく
誰も製品化しなかった
だが
人工甘味料に対する風当たりの強くなった
1970年代の日本では
天然の甘味料の需要が急激に高まっていた
ステビアの味を改善する研究が活発になった
現在ポカリスエット等に使用されている

 
 
現代ではやけに避けられている感のある砂糖だが
大脳のエネルギー源になるのは
ブドウ糖だけなので
必要以上に嫌ったり
代用甘味料にたよりすぎてもいけない
頭・・・働かなくなるよ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き物係の仕事

2007-04-06 | 覚え書き(メイン)

昨年度ずっと

生き物係だった

シマヘビをつかまえたり

スズメバチを退治したり

アブラコウモリを保護したり

オナガを網からはがしたり

キジの死体を埋葬したりしたが

一番の仕事はメダカの世話だった

 

今年もどうやら

メダカの世話をしなくてはならないようだが

来年はきっと誰かと代わるので

ここに引き継ぎ事項として書いておく

 

1 メダカの水槽にはヒーターが入っているので

水はあっという間に減っていく

減らないようでも

メダカのおしっこのアンモニアで

どんどん悪い水になっていく

Dsc03392

こんな感じに減ったら

水換えの時期だ

これ以上減ると

メダカが死んでいくのを覚悟しなくてはならない

 

2 バケツに水をくんでおく

Dsc03394

このぐらいくんでおけば

水を半分くらい換えられる

全部換えると環境の変化が激しすぎなので

半分くらい換えるとよろしい

 

3 水槽の掃除をかねて水を減らしていく

Dsc03430

Dsc03429

便利な道具があるので

掃除機みたいに砂利の中を掃除

汚れを水といっしょに吸い取っていく

思ったより汚い水が溜まっていく

 

4   汲み置いた水を水槽に入れる

塩素が抜けていて

冷たすぎない必要がある

Dsc03440

このくらいたっぷりの

水で泳がせたい

 

次期動物係さんがんばって

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

始業式

2007-04-05 | 覚え書き(メイン)

今日は始業式

担任が一人入院してしまい

学級にも入ったので、てんてこまい

こんなことばっかり・・・

明日は入学式

今年は無事に済みますように

Photo_88

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二糖類(分子模型)

2007-04-04 | 分子模型図鑑

昨日の予告通り今日はお砂糖の登場

砂糖の主成分はショ糖

スクロースとかサッカロースとか呼ばれる

 

スクロース(蔗糖)

スクロース

昨日の写真と変わり映えしないが

それもあたりまえ

昨日紹介した

グルコースとフルクトースが結合したのが

このショ糖なのだ

サトウダイコンとかサトウキビなどの植物から

生産される

 

ラクトース(乳糖)

ラクトース

本当に変わり映えしないね

乳糖の名のとおり

牛乳や人の母乳にも含まれる糖

グルコースとガラクトースの結合したもの

 

マルトース(麦芽糖)

マルトース

水飴の主成分

グルコースとグルコースがくっついている

でんぷんのはいった食品を

良く噛んでいると

甘くなってくるのは

この麦芽糖が生成する所為

 

今日紹介したものは

単糖類が二個くっついているので

二糖類と呼ばれる仲間だ。

 

変わり映えしなかったので

ちょっと変化球をひとつ

 

アミグダリン

アミグダリン

下のほうは二糖類だが

上に何かついている

青酸配糖体という奴で

ウメやモモの種に含まれている

食べると胃の中で青酸ガスが発生する

写真中央部の青と黒が

青酸であり、猛毒である

青ウメを食うなといわれる由縁である

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする