昨日の話の続き・・・
ゴム風船を羊毛のセーターでこすると静電気が起きた
テフロンでこするとうまく静電気が起きなかった
なぜかというと帯電列という考えを持ち込むと説明できる
帯電列は異なる材質の物を擦ったときに
正に帯電しやすい物から負に帯電しやすい物へと
順に並べた表である
ところが困ったことにどの表も微妙に異なる
なんと帯電列を理論的に説明する法則はまだ無いのだ
実験で経験的に並べていくしかないのだそうだ
さて本ブログでも帯電列を作ってみよう
有機物のみを分子模型をつけて並べてみた
法則性が見えなくもない
窒素原子(アミノ基)を含む分子は正に帯電しやすく
ハロゲン原子を含む分子は負に帯電しやすいように見える
この表で離れた場所にある物質をこすると
静電気は起きやすい
ポリエステルのシャツにウールのセーターを
重ね着したりすると
「パチパチくん」に悩まされることになるというわけである
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