日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

モノアミン神経伝達物質(分子模型)

2009-08-20 | 分子模型図鑑

承前

覚醒剤がなぜ人間の脳に

大きな影響を与えるのかというと

私たちの体内で覚醒剤に良く似た物質群が

大事な働きをしているからだ

それらの物質をモノアミン神経伝達物質という

環状炭素化合物に

窒素がぶらさがっているような形が共通している

有名な名前がいっぱい登場する

ドーパミン

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グループの代表的存在で

後述するアドレナリンやノルアドレナリンの元となる

過剰でも不足でも様々な精神疾患の原因となる

アドレナリン
Photo_5

交感神経を興奮させるホルモン

闘争の時分泌されるホルモンで

痛覚を麻痺させたりもする

ノルアドレナリン
Photo_10

これもアドレナリンと同じようなホルモン

セロトニンと共に不足することがうつ病を引き起こす容疑者

セロトニン
Photo_7

うつ病や神経症への影響が注目されている

ヒスタミン
Photo_8

抗ヒスタミン剤という薬品のほうで有名

アレルギー反応に大きく関わる神経伝達物質

 

これら我々の体内で働く神経伝達物質が

先日の「覚醒剤」とよく似た姿をしていることを

確認していただきたい

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