日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

鬼蜻蜒の産卵

2007-10-04 | 昆虫

これは9月中旬の話だが

オニヤンマの産卵を見た

校庭と裏山の間に小さな側溝がある

校舎下にたまった地下水を

汲み出して流してやるための側溝だ

Dsc05396_2

オニヤンマはその側溝を器用にホバリングしながら

尻尾を水面に打ちつけるように産卵していた

Dsc05372_2

トンボの仲間といえば

旦那が妻の首根っこを引きずり回しながら

「俺の卵だけを産めよ!」

と産卵の監視をするDV夫婦ばかりかと思っていたが

(トンボのメスは交尾の後

 オスの連結器によって

 後頭部に消えない傷がつくのだ

流石はオニヤンマ

王者らしく

お母さん一人で堂々と産卵するのだなあ

Dsc05369_2

でもお母さん・・・

その側溝に水があるのは

一日の内 ほんのわずかの間だけですよ

大体赤ちゃんのエサなんかどこにもないんじゃないの?

産みっぱなしですか!

 

側溝の水は川へと流れ着く

卵が川まで行ってから孵り

ちゃんとヤゴになることを祈ろう

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