「先生、ヘビがいる・・・!」
休み時間が始まると6年生が教えにきた
行ってみると
子供達の輪ができている
まるで浦島太郎の亀を囲む子供達のようだ
「これこれヘビをいじめてはいけないよ」
別にいじめていたわけではないが
今回のヘビはシマヘビだった
無毒のヘビなのでほっと安心
デレッキで首根っこ捕まえてビニル袋に
入れようとしたが暴れる暴れる
アオダイショウに比べて気が荒いね
尻尾を踏んづけて教頭さんに袋をもってもらい
ようやく保護した
くっきりと4本の縦縞が入り
まさにシマヘビ
目つきは悪い
目が赤くて 目の上が張り出しているので
睨まれると謝りたくなる
前回紹介した青大将とは大違い
下の写真が優しい顔のアオダイショウ
シマヘビは裏山の奥まで袋に入れて連れていき
逃がしてやった
袋の口をあけると
後を振り向くこともなく
びゅんと茂みに逃げ去っていったのだが
恩返しはしてくれるのだろうか
竜宮城につれていってくれるのは
亀より蛇の方が似合うと思うのだが
さてけっこう蛇が出る学校なので
「鈴柩先生、なんだかわからないけど蛇が出た。毒ある?」
という先生たちのために覚え書き・・・
この辺で見られる蛇で多いのは上の4種
シマヘビはくっきりした4本の縦縞と赤い目
アオダイショウはぼんやりした縦縞
マムシは銭形の模様がついている茶色の蛇
ヤマカガシは派手な色を含んだ格子模様に首下が黄色い
マムシとヤマカガシが毒を持つので
刺激しないようにしなければならない
イラストはだいたいのイメージだが
蛇は個体差も激しいので気を付けよう
綺麗な写真と面白い被写体、そしてそれに関しての文章が面白いです^^
私も田舎の学校で育ったので、ヘビを多々見ることがありました。他にもタヌキが学校に入ってきたり、生徒がクマを目撃したこともありました^^;
田舎育ちなので、共感する部分がたくさんあり、それプラス知らなかったことも詳しく書かれてたりするので勉強にもなります^^*
歓迎致します
お誉めいただけると
とても励みになりますね
勉強という面でいえば
書く方がもっと勉強になるような・・・^^;