日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

マラカイトグリーン(分子模型)

2008-07-05 | 分子模型図鑑

中国ウナギから検出された抗菌剤として

ちょっと有名になった「マラカイトグリーン」

その本質は「~グリーン」の名から分かる通り

「色素」である

菌を酸化して殺すことができるので

熱帯魚の治療薬などで日本でも購入できる

メタミドホスなどと違って猛毒は持っていないので

それほど怖がるべき物ではない

マラカイトグリーン

Photo

それではなぜ問題になったのかというと

発がん性の疑いがあるといわれて

食品に入っていてはいけないことになっているからだ

発がん性についても疑いという程度なのだが

マスコミはいつでも大げさに伝えるから

ウナギを食ってすぐガンになるわけではない

まあ

中国産が何入っているか分からないのは

もはや経験的事実ではある・・・

よく似た立場にある色素にメチレンブルーがある

メチレンブルー

Photo_2

分子構造はこんな感じ

ベンゼン環にジメチルアミノ基が2つというところも

マラカイトグリーンに似ている

やはり熱帯魚などの治療薬として

ホームセンターなどで購入可能だ

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