会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 2152

2019-02-27 19:03:55 | Weblog

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椎名・第13首(会津八一) 2019・2・27(水)   解説

 三日榛名湖畔にいたり旅館ふじやといふに投ず(第3首)

  はるやま の なら の わかば に なく せみ の
            くぐもりて のみ わが よ は をへむ


 歌人としてはまだ名が売れていなかった時期、八一は「私も世間から遠くこもったままで生涯を終えるだろう」と詠む。八一はこうした消極的な一面もあった。