会津八一に関するブログ 949
榛名・第1首(会津八一 山光集) 2019・2・14(木) 解説
六月一日吉野秀雄の案内にて多胡の古碑を観たる後伊香保にいたり
千明仁泉亭に入る翌二日裏山の見晴に登り展望す(第1首)
たまたまに やま を し ふめば おのづから
やま の いぶき の あやに かなし も
初夏の山は瑞々しく心を湧き立たせるものである。大自然の中で足下から伝わる感動を明るく詠んでいる。山光集の名はこの榛名の一連の歌から付けられている。
榛名・第1首(会津八一 山光集) 2019・2・14(木) 解説
六月一日吉野秀雄の案内にて多胡の古碑を観たる後伊香保にいたり
千明仁泉亭に入る翌二日裏山の見晴に登り展望す(第1首)
たまたまに やま を し ふめば おのづから
やま の いぶき の あやに かなし も
初夏の山は瑞々しく心を湧き立たせるものである。大自然の中で足下から伝わる感動を明るく詠んでいる。山光集の名はこの榛名の一連の歌から付けられている。