日々のつれづれ(5代目)

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2024年5月30日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・幸区(その2)

2024-06-07 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 幸区を歩く2回目。時間がないので全体を3分割することにし、川崎駅へ出る用事のついでに2回目を歩いてきた。

(2)川崎駅西口から多摩川へ【(地図)】
 ラゾーナ川崎を抜けた裏手にある女躰神社(写真下左)を経て多摩川へ(写真上)。ここから上流へひたすら歩いてゆく。途中工事中でいったん土手から降りるが、全体に眺めが良い。ただすぐ脇を走る多摩沿線道路の車の音がけっこう気になる。身の危険はないのだが。R1まで歩いたらゴール。御幸の名は天皇行幸に際して付けられ、さらに幸区の名の由来なのだとも。

(3)鹿島田駅から古市場を巡り御幸公園へ【(地図)】
 前コースの終点が本コースのほぼ終点でもあったので、本コースは逆行するスタイルとした。御幸公園から再び多摩川の土手を少し歩き、古市場から住宅街へ、ただし妙に広く細長い幅の公園や緑地から思うに、古くは多摩川かその支流が流れていた跡なのでは?一瞬だけR409(府中街道)を歩いて春風公園、称名寺を経て、鹿島田駅前通りを歩いて鹿島田駅でゴール。

(4)鹿島田駅から横須賀線かいわいへ【(地図)】
 時間体力気力に余裕があったので、もう1コース。鹿島田駅から駅前通りを信号1つ分だけ戻って左折すると、見落としそうに細い小川が流れていた。大師堀、二か領用水の一部なのだと。住宅の裏を流れ狭い(写真下中)が、アメンボだけは大量に居た。歩道は確保されているが周囲は雑草だらけ、住民の関心は薄そうだ。南武線を超える辺りでいったん離れるが、再び戻るとこちらは川幅が広がり、車も通れる道が両側につき住民が植えたり置いた草花が賑やか。住む人の意識と行動でずいぶん印象が変わる。御幸跨線橋で二か領用水と別れ、近年整備された一本道を新川崎駅近くまで歩く。右手は三菱ふそうの工場、左手は新しい工場やビルで面白味がない。新川崎駅への跨線橋から、シンボルであり過去に自分のオフィスがあったツインタワービルそして新鶴見機関区を眺め、ゴールの鹿島田駅に至った(写真下右)。

 多摩川の土手は、何度通っても気持ちが良い。今日はヒバリの声を聴いた。鹿島田/新川崎界隈はむかし勤めていたのでそれなりに知っているつもりだったが、二か領用水の道は初めて歩き発見があった。新鶴見では古豪EF65PFが何両も現役で見られ嬉しかった。幸区はあと1回、コースの多い麻生区を追い越して先に終了してしまいそうだ。

本日の歩行距離:約10.0km
通算の歩行距離:約

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【本】大竹英洋著「そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ」(あすなろ書房)

2024-06-07 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 2人の写真家の作品に感銘を受け同じ道を志した著者が、存命であるアメリカ北部に在住する写真家の家を徒手空拳で訪ね、写真家や周囲の人々の助けを得ながら短期間ながら滞在し写真を撮り始めるまでの物語。

 行き当たりばったりで現地を訪問した印象を受けるが、実はそれなりの準備をしていたと思われ誤解してはならない。弟子入りを希望する写真家の作品や文章を読み込み、念入りの場所の見当をつけでいる。学生時代のワンゲル部の活動も、サラリと書いているが相当なものだ。現地で他人の親切に出会えたことは、幸運だけでなく、それを手繰り寄せる著者の準備と執念があってこそのものだと思える。行動力!

 弟子入りこそできなかったが懇意になり、たまに撮った写真を見て貰えるだけでも素晴らしい成果だ。本作は著者が本格的に写真家となるスタート地点までの物語、その後の活躍ぶりを別の機会に知れたら嬉しい。

 それにしても星野道夫と植村直己、この二人の名前はネイチャーフォトや探検の分野では必ず出てくる気がして、改めてその偉大さを知る。

 2024年5月29日 自宅にて読了

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