港千尋氏の紹介により日本でもよく知られるようになったユジェン・バフチャルは、全盲の写真家である。であるがゆえ、その作品は、バフチャルが本当に期待したイメージなのかどうかは誰にも分からない。モデルやアシスタント、そして友人達による撮影時のコラボレーション・プロセスは、そこでバフチャルとのイメージの共有が成功していると「信じる」ことで続けられる。そしてその作業は、のちにバフチャルの作品を鑑賞する人々の間でも継続する。そのイメージが正しいのか間違っているのか分からない。ただ信じるしかないのだ。>>バフチャルのウェブサイト
来る2月21日(火)から26日(日)まで、東京都美術館にて、東京五美術大学連合(武蔵野美術大学、日本大学芸術学部、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学)による日本画/油絵/版画/彫刻の合同卒業制作展が開催されます。>>詳細はこちら
平成18年2月22日(水)~2月26日(日)、東京芸術大学大学美術館、東京都美術館ほかで第54回東京芸術大学卒業・修了作品展を開催します。また、美術学部先端芸術表現科および大学院美術研究科先端芸術表現専攻は、平成18年1月28日(土)~2月5日(日)、旧関東財務局(横浜市)を会場に開催します。>>詳細はこちら
おいおいリズ、なんて絵を描いているんだい。やりすぎだぜ、いくらなんでも。モダニズムのオヤジ達が腰を抜かしちまう。「女に生まれたことは偶然だけど、アーティストになったことは必然なのよ」と語るこのパンク姉ちゃんにとって、アートとは第三のセクシャル・アイデンティティなのである。......といえばカッコイイけど、どうだろねぇ、この展覧会の有様。そのうち本当に怒られるぜ。