カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリーの結婚事情。その④

2010年06月06日 18時58分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
さて、花嫁募集中のA君(写真左側)だが、
(ちなみに右側は幸せいっぱいシャツまで薔薇色のG君。
若かりし頃のロマンスを聞かせてくれた。
大学時代の日本人の女子大生との恋話であった。
(A君が言うには相思相愛だったとの事。)

今から・・・・12年前の2月、
早稲田大学の学生たちが交換留学生としてネルー大学へやって来た。
A君はその中の一人の女性H子さんに恋をした。

事あるごとにA君は、
この中で一番の美人はH子さんです。」とアピールしたそうだ。
しかし、本人にも周りの日本人学生にも否定されたそうなので、
本当に美人であったのかどうかは・・・・解らない。(失礼)

                    

デリーでの最終日はなんと・・・神様のいたずらであろうか、
バレンタインデーであった。
(当時のインドでバレンタインデーが認知されていたとは驚き。)

 意を決したA君はH子さんにプロポーズをした。
バラの花を探したが見つからなかったので、
チョコレートを買い一世一代の大勝負に出た。

告白を聞いたH子さんは泣いていたそうだ。

 おそらく・・・A君が言う通り、
      H子さんもA君が好きだったんだと思う。

プロポーズに答えぬままH子さんは、
スケジュールに従ってムンバイへ向かい、日本に帰国した。

その後、A君とH子さんは2年間ほど文通をしていたそうだが、
A君が卒業後、公務員試験の準備のためビハール州へ帰った事で、
H子さんが出した手紙はA君に届かぬまま音信不通となったらしい。
当時は学生で、お金がなかったA君は、
メールや郵便を出すにも大変だったと言っていた。

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最後に手紙をやり取りしたのは10年前との事だが、
A君のために、何とか消息をつかみたいと思う。

A君のイニシャルは、A.P.、33歳、
身長は165Cm位、中肉、目の色は黒、
3人兄弟の末っ子、ビハール州出身、ヒンドゥー教徒。

そこで 『あの人を探せ!!!』

名前は・・・Y田H子さん、埼玉県出身、
早稲田大学を卒業した後、
桜美林大学で経営学を学んだそうです。
年齢は推測するに30歳~30代中ほどと思われます。

もしかすると、既にご結婚されているかもしれませんが、
あの日の事は憶えている・・・と思います。

おそらくA君は結婚を決意した今、
綺麗な想い出として胸にしまっておいた話を、
日本人の私に話してくれたのでしょう。嬉しそうでした。

たぶんA君の最初で最後の恋ではないか・・とは思いますが、
今からどうこうしようとは思っていないようでした。

 どなたか心当たりのある方(本人なお歓迎)、
コメント欄に書き込みいただくか、
メールにてご連絡くださいますよう、よろしくお願いします。

メール宛先:suntosi2005アットマークgoo.jp 

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