カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの結婚式】その⑭

2005年05月10日 20時22分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
日本でも最近ヘナを使って、髪を染める人が多いそうな。
インドでも茶髪のおじさんなんかいると、ヤンキーなのかと思っていたが、
実は頭にヘナを塗ると健康に良いとかで、やっていただけだった。
インドではヘアカラーではなく、単なる健康増進だ。

結婚式に限らず、街角でもヘナ師は見かける職業だ。
でも描いてもらった後は、ちゃんとケアしなければならないので、
落ち着いてやってもらった方が、いいと思う。

               

■ メヘンディ②■ (ヘナあるいはヘンナとも言う。)

まず、手や足など描いてもらう場所にオイルを塗る。
ヘナ師は、客の好みや絵の大きさを聞いて、フリーハンドで描き始める。
だいたい図案は決まっているようだが、下書きもせずに、細かな絵を描くのには感動する。
さすがプロ!である。
これで、ご飯を食べていたり、家族を養ってるんだから当たり前かな。

描き終わったら、乾かないように、
レモン汁に砂糖を入れた液体をコットン等につけて、図案を崩さないように塗る。
こうすると完成した時に、発色が良くなるそうだ。
上記の液体を何回か繰り返して塗った後、オイルで落とす。

私も挑戦! でも、手に書いてもらうと会社に行けない身体になってしまうので、
見えないように足に描いてもらった。(スカートは、はけないのだけれど・・。)
写真は、翌日の模様。とても、素敵な孔雀柄。
誰ですか? 足が太いって言ったのは? (アングルのせいですっ。)

肌の色素の関係で、色があまり赤く出なかった。
インド人は、クッキリと赤く浮かび上がる。

帰国後、友人に見せたら、刺青をして堅気じゃなくなった、などと心配されたが、
永久に消えないなんて事はなく、だんだんと薄くなっていき、
2~3週間も経つと完全に消えて、元通りになるのでご心配なく。

to be continue. 
コメント
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