黒猫レイちゃん、どこを探してもいません。
クローゼットに隠れているかと思って、くまなく探しても、
見つかりません。鈴の音も聞こえません。
「う~ん、どこ?」
と、部屋をくるくる見まわすと、
夫の勉強机にある本の向こうから、黒い耳がピコピコ。
「あはは。一緒に勉強するつもり?」
上半身を表したレイちゃん。
「すみません。邪魔するつもりはないんです」
クローゼットに隠れているかと思って、くまなく探しても、
見つかりません。鈴の音も聞こえません。
「う~ん、どこ?」
と、部屋をくるくる見まわすと、
夫の勉強机にある本の向こうから、黒い耳がピコピコ。
「あはは。一緒に勉強するつもり?」
上半身を表したレイちゃん。
「すみません。邪魔するつもりはないんです」