以前書いてたアーケード基板のステレオ出力端子の記事について、F3パッケージシステム基板のステレオ配列は逆では無いか?とのコメントをいただきまして、ちょうどF3のゲーム(クイズシアター)の自主録音もやってた事もあり、改めて再確認してみました。
説明書や他サイトの説明も確認していた上で書いてたのですが、F3システム基板の説明書にはステレオコネクタの配列は
ピン1:SPEAKER (+) → L (+)
ピン2:SPEAKER (-) → R (-)
ピン3:GND → L (-)
ピン4:GND → R (+)
と表記されてます。
レイフォース(2枚仕様)や最近お借りしてたライディングファイトなどの、パッケージシステム以前の初期F3基板だと、この配列になります。
ピン1:SPEAKER (+) → L (+)
ピン2:SPEAKER (-) → R (+)
ピン3・4:GND(共通パターン)
ステレオケーブルを作ったものの、遊ぶ時はそのままJAMMAからのモノラル出力でプレイしてたので、特に気にしてませんでしたが、自主録音した音と過去のサントラやゲームのCDトラック収録分と聴き比べると、録った曲はどれも左右逆になってたので、いつかは確認しようと思いつつ放置してました。(^^;
とりあえず今回の検証がちょうどいい機会なので、音声L/Rのバランス調整が出来るタイトルが確かあったはず…と引っ張り出したのが、F3パッケージシステム第1弾の『カイザーナックル』。サウンドテストに「BALANCE」の項目があるので、ゲージを左右に動かしてみました。
ゲージを目一杯右に動かすと左の音声が大きくなり、左に動かすと右の音声が大きくなりました。どうやらステレオコネクタの配線とゲームの出力は左右逆になってるみたいです。(汗)
とりあえずF3のステレオ出力について調べてみると、INHさんのブログにてレトロゲームミュージックコレクション収録の際に同様の事があったようで、所有のF3ロム全てを確認したわけではありませんが、過去に自分で録音したカイザーナックル、逆鱗弾、クイズシアター、ダライアス外伝などは全て逆になってました。
F3タイトルの音量調整はテスト上で設定できますが、左右出力のバランス調整が出来るのは一部のタイトルだけみたいなので、説明書の配線どおりだと普通は気づきにくいですね。(汗)
とりあえずプレイには全く差し支えは無いのですが、かなりのZUNTATAファンやゲームミュージック好きで気になる方は、サントラや家庭用移植版があれば、プレイ前に一度そちらとも聴き比べて確認するとよいかもしれません。(^^;
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