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サミーハウスblog出張所

地元にゲーセンが無い田舎ゲーマーの数少ない日々の記録

地元にゲーセンがあった頃

2010-07-21 05:54:26 | ゲーム(アーケード)

 最近ツイッターばかりでブログには懸賞ネタ以外を何も書いてなかったし、夏の暑さでふと早く目が覚めてしまったため、とりあえず思いつきで…

 サイトおよびブログの名前に付けてる『サミーハウス』の名前は、元々は今は無き地元のゲーセンの名前から。高校時代に学校帰りに入り浸って一番楽しく過ごせたのは、今でも実にいい思い出。学校の友達以外に、年齢問わずゲーセンだけの友達や知り合いが出来て、ゲームや雑談で盛り上がってた。

 しかし、高三ぐらいの時に何がきっかけか忘れた、と言うか心当たりがないのだけど、メンバーの誰かと何故かよそよそしい雰囲気になり、とある人気ゲームがクリアできなかったのもあって、何となく店に行き辛くなってゲーセンから疎遠になった。

 高校卒業後、大学や就職で北九州に居た頃は、小倉にゲーセンが数多くあったのでゲームの種類には全く困らなかったものの、ゲーセンだけの親しいメンバーなどは全く居なかった。1人で黙々とやるのがゲーセンでは当たり前と思っていても、大学の友達や部活のメンバーと時々一緒に行ったものの、やはり普段声を掛けてくれる知り合いが誰も居ないと寂しいものである。

 結局、大学に進学して帰省した時もサミーハウスには何となく寄る気になれず、いや、入る勇気がなくて、結局遠めに店を見て通り過ぎるだけ。ようやく思い立って行ったのは就職してからで、その時は既に手遅れで閉店した店舗跡が残るのみ。

 何でこのようなすれ違いが起きたのか。今思い出しても後悔の念ばかり…

 その後、インターネットを始めてサイトを作った際、実際に自分でゲーセンを開店するのはちょっと無理だけど、趣味の基板にかこつけて勝手ながら店名を使わせてもらった。そしてもう一つの理由として、当時常連だったメンバーや店で遊んだ事のある人が、何らかでサミーハウスを思い出し、検索をきっかけに辿り着いてくれることを密かに期待して…

 そう思ってから既に月日は流れ、ホームページの容量不足&自分の不精で、完全放置状態だったサイトの掲示板に久々書き込みがあった。当時のサミーハウスでいろいろお世話になった方からだった。

 とりあえずサイトを作ったのは、全くの無駄ではなかったようだ。


自主録音メモ(配線編)

2010-07-05 00:06:28 | ゲーム(アーケード)

 昔から行われている手法ですが、少しでも録音時のノイズを減らすべく、可能な限り音源から直接配線してます。で、作業するたびに音源チップの配線箇所を忘れてしまうので、メモとして改めてまとめてみました。

○FM音源

1.YM2203&YM3014

 昔のタイトーやジャレコ、カプコン、NMKの基板など多数。FMはYM3014B(DAC)の2番ピンから、PSG(SSG)はYM2203の18・19・20番ピンから3chがそれぞれ個別に出てるので、そこから配線。ただし、PSGは大抵FMとの音量バランス調整のため抵抗を通ってまとまってるので、その抵抗の先から配線した方が後のミキシングや音量調整が楽かも。

写真はマジンガーZ(バンプレスト)より。

Mazingerz_ym2203ym3014b

2.YM2610&YM3016

 タイトーのF2システムや同社系列の他システム基板、MVS(ネオジオ)など。FMとADPCMはYM3016の10番ピン(Lch)と11番ピン(Rch)から、PSGはYM2601の27番ピンから出力。
 FMとADPCMはステレオ出力になってるものの、楽曲そのものが元からモノラルだと当然ながらステレオで音は出ないので注意。

 写真はMVSマザー(MV-2F)より。サウンドテストでステレオ出力チェックができるのが便利。

Mvs_ym3016 Mvs_ym2610

 こちらはギガンデス(イーストテクノロジー)。DACが表面実装のフラットパッケージ型"YM3016-F"だったため、ピンのピッチが狭すぎてICクリップで引っ掛けられず、代わりに音声出力のパターンを追って、その先のコンデンサや抵抗からFMとPSGの音声出力を配線。

Gigandes_ym2610

3.YM2151&YM3012(YM3014)

 採用してるメーカーや基板は多数なので省略。(汗) FMはYM3012(ステレオ)なら9番ピン(Lch)と10番ピン(Rch)から。YM2203同様にYM3014(モノラル)なら2番ピンに配線。

Megasys1_ym2151

4.YM3438

 メガドラ(後期型)や業務用システムC/C2、システム18・システム32、FM-TOWNSなど。DACが音源チップ内に内蔵されてるので、YM3438の20番ピン(Rch)と21番ピン(Lch)から直接出力(初期メガドラのYM2612も全く同じピン数・内容)。しかし、サンダーフォースACで確認してみたら、片側chからモノラルしか音が出てない模様…

 で、wikiのシステムC2の項目を見たらとFM音源とADPCMしか書いてないけど、実際はVDPチップ「315-5313」の中にセガカスタムPSG(正確にはSN76496の同等品?)が組み込まれ、95番ピンから出力。

 写真はサンダーフォースACより。チップ間の間隔とICクリップの長さの都合で、音声出力のパターンを追って、OPアンプ"TN064CN"付近から配線。移植元のMD版サンダーフォースIIIではステレオ出力でしたが、ACでは片側chしか音が出ておらず、曲も元からモノラルな模様。残念… ぷよぷよ/通も同様?

Thunderforceac_ym3438


ウルトラ警備隊(AC)

2009-12-18 23:12:57 | ゲーム(アーケード)

何となくで『ウルトラ警備隊(AC/1996年・バンプレスト)』を入手。

…起動しないジャンクですけど。

 全体的に基板にホコリやキズが多かったので、元からあまりいい状態じゃなさそうです。(^^;

 とりあえず確認で電源を入れてみるも、画面が当然ながら全く映らず音も出ず。次にJAMMA端子を清掃したり軽く基板を押してみたけど、特に変化なし。ですがモニタの周波数が切り替わってるので、何らか信号は出てるっぽい感じです。

 次に目視で確認したところ

・『ST-0005(パラレルI/O用)』のチップ角の足が、2本思いっきり曲がって短絡状態。
・オシレータ(42.9545Mhz)に何かぶつかった凹み跡。

の怪しい2箇所を発見。これって基板を落としたりぶつけたりして壊したんでしょうか?(汗)

 今夜はもう時間が無いので、後でじっくり弄りたいと思いますが、もし上記2点が故障原因だったら、この前壊したスーパーリアル麻雀P5から部品取りして移植できないだろうか?とも考えてみてますが… まぁ、上手くいく可能性は低いだろうなぁ。

 あとWikipediaを見たら、一枚基板なのに『SSV基板』と書いてあります。ですが、実質SSVの一枚基板みたいなものだとしたら、ROMだけ引っこ抜いてサブボードに移植すれば動かせるんでしょうか?? それなら余ってるP4のサブボードがあるので、それに移植すれば一番手っ取り早いのですが。(^^;


3枚目

2009-10-13 23:45:47 | ゲーム(アーケード)

結局、3枚目を購入しました。(^^;

Srmp5_pcbSrmp5_title

 ちょうどタイミングよくオークションに出物があったので落札したのですが、自販機でジュースを買うより安い値段で終了。そのため送料の方が高い状態に。(汗)

 過去購入した値段を見ると、1枚目¥8,000、2枚目¥3,000、とそれなりの値段でした。けど15年前の脱衣麻雀となると、かつての人気シリーズでも捨て値の価値しかないのでしょうかね…(T_T)
 それでも自分が初めて麻雀を覚えて始めるきっかけとなった基板なので、一番思い入れがあります。内容も、キャラ・グラフィック・音楽・アダルトさと、個人的にシリーズ中でもっともベストだと思います。
…難易度はベリーイージーが条件ですけど。(^^;;

 そんな訳で3枚目の正直と言うことで、今度は壊さないよう大事にしないといけません。適当な板で固定して、専用ダンボール箱で別保管するしかないかなぁ。


為せば何とか成りました

2009-09-28 23:21:00 | ゲーム(アーケード)

 昨夜、画面が化けてしまったダンシングアイ基板ですが…

Dancingeyss_ok01

無事修理できて、正常に映るようになりました。(^^

 映像不良の原因は、やはりGPU「CXD8561Q」の右角(96ピン~104ピン)と、上辺(109ピン~)のハンダが所々が切れてました
 正直、目視では切れ目がどこにあるのかさえ全く判らず、携帯のライトを当てつつルーペで拡大して見たら、ようやく判る状態です。(汗)

Dancingeyss_ok02_2Dancingeyss_ok03_2

 このようなコンマ数mmのQFPチップのハンダ付けは、全く自信が無かったのですが、

Dancingeyss_ok04

 100均で買ってきたハンドルーペを分解して、レンズだけ取り出し、ダンボールとゴム紐で簡易ヘッドセット型ルーペを作成。(笑) これで肉眼ではまともに触れなかったピンに、安定して楽々とコテ先を当てられるようになりました。(^^;

 あとは、ピンにフラックスを塗って、ピンとパターンに残ってるハンダを撫でて、明らかに断線してる箇所や怪しそうな箇所を付け直し、その都度基板を立ち上げチェックの繰り返し。作業完了後は、指でチップを押しても画面化けは起きないので、とりあえず強度も問題なさそうです。

 この作業の前に、すでに故障してたスーパーリアル麻雀P5に犠牲になってもらい、ピン間隔とそのハンダ付けに慣れる練習をした甲斐がありました。(T^T)

 昔に比べると基板の大きさもかなり小さくなり、載ってる部品も小型になって少なくなりましたが、その分今回のようなチップのハンダ付け断線みたいなトラブルが起きやすくなってるような気がします。

 その点では、保管時には基板に余計な荷重が掛からぬよう、昔以上に気を使わないといけないのかもしれません。でも、細かいハンダ付けに慣れて出来るようになる、いい機会でもありました。(^^)