summer diary

日記らしきページ

お気楽な国民性

2024年07月08日 | Weblog
 今日も猛暑日が続いて居る。 これで猛暑日は3日間?いや、4日間か・・・。 
昨日もバイトで、今朝は明けの日。 早朝からバイト先でもエアコンのフル稼働。 事務室は基本的には夜10時から朝6時までは誰も居ないし、施錠しているので、エアコンは切っている。 宿直の私達は朝一番に事務室に行き、エアコンのスイッチを入れて、モンモンとしている部屋の空気を入れ替えて、エアコンを稼働させる。 
バイト明けはいつも通りに帰宅してから食事を済ませてからのんびりと過ごす事にしている。 洗濯物も干し終わって、掃除はしない。 暑くて掃除機も掛ける気も起きない程である。 私の部屋のエアコンも即フル稼働である。 私は冷房では無く、除湿の温度を25度か24度の設定していて、部屋の気温は25度まで下がる。 湿度も40台まで下がるので、部屋の中に居る限りは快適だ。 
さて、昨日は東京都知事の投開票だった。 私はバイトだったので、今朝の新聞で結果を知る事になった。 やはり予想通りと言うか、小池現職が他の候補者の倍近い得票で3期目の当選となった。 今回の都知事選には有力候補として他に3人が居たが、小池には到底及ばすであった。 私は愛知県民なので、東京都知事などは関係ないので、誰が知事になっても特に関心もないが。 
それでも、自民党系列の小池知事が大きく差を付けて当選したのは、東京都の市民がやはり日本的な感覚なんだと改めて日本人の楽天感を実感する事になった。 
自民党政権が長く続いて居る事も同じだが、日本人の政治に対する楽天感も問題だろうと以前から私は思って居るし、そうした今が未来も同じように続く感覚、現状を変えたくないと言う意欲のなさ。 誰でも同じだろうと言う様な無関心さ。 
そうした国民性が自民党のやりたい放題の政策や、裏金や、賄賂、不正などなど・・・。 そうした事を助長する事になるのである。 
こうした事は海外の政権のあり方を見ていると、日本人の政治に対する無関心が、この国をダラダラと下降する要因の元になってるだろうと私は思う。
 今年の衆議院選でも果たして今の政権がそのまま継続するようなら、未来の日本はさらに減速して、世界の競争には勝てないし、そうなると、経済だけでは無く、技術力や、企業の競争力も減速するだろう。 それは日本の世界的な地位や力が失われる事であり、それは未来の日本の国民を苦しめる物に変わる。 
ただでさえ、高齢化社会が進み、経済を支える人が減少し、未来を担う日本人がいなくなる事は、そのまま国家崩壊に進む事である。 
こうなると、自民党はさらに思うがままの自己満足、私利私欲の集団に突き進み、庶民の生活は疲弊するだろう。 
これを変えるのは国民が厳しい視点を持って、政治に対して真剣に見詰める事が必要である。 政権を何時も監視して、何時でも他の政党や勢力に切り替える事を選択するのだ・・と言うことを今の政治家に覚悟させないとならない。 政治家が何時も緊張感と使命感を忘れないでいるためにも、国民はもっと厳しい目を向けないとならないだろう。 今の日本の国民はあまりにも楽天家で、何時までも今の現実が続く・・・などと、根拠の無い信頼を持っている。 平和呆け? まさしく、平和呆けだ。 
グローバル社会になり、世界中に即座に情報が届き、技術や経済は常に流動的に変化を続けて居る。 日本の多くの企業が世界の競争から脱落する事もそうした日本人のお気楽な感覚からだろう。 日本の家電メーカーは昔は世界一の技術力や生産製、品質を維持していた。 しかし、そうした現状に甘んじた結果が今なのである。 
これは家電メーカーの話だけでは無い。 日本全体のこうした空気感は日本人に浸透していて、自己の力を向上させる努力を失っている気がする。 サラリーマンもただ会社に居るだけでお金が定期的に貰えて、特に努力する事も無く、生活には困らない。 そうした時代を生きてきた事も今に甘んじ、未来を真剣に考える事が出来なくなっている。 年金問題や教育の問題、医療や介護なども同じだ。 結局は未来の日本を世界の流れの中で考える事が出来ていない事の結果だ。 
今日が明日も、明日は明後日も、その先も、そして未来も・・・同じように続くだろう・・・などと楽観している。 なので、政治にも目を向けないし、関心すら持たない。 政治こそが未来の日本をどのような姿にするのか、それが分かって居ない。 
膨大な借金を抱えていても、さらに借金を積み上げる事に躊躇する事すら無いような予算を当たり前の様に組み込み(自民党政権のこの体たらくな政策や経済に対する甘すぎる考え)未来の日本の姿を真剣に考えて居るとは到底思えないだろう。 
それでも、国民が自民党を支持するなら、政治腐敗を支持するのは国民である。 
どれほど、不満や憤怒、不実、不正、さまざまな問題の全ては国民の意思となる。 それを後ろ盾として平然とやりたい放題のあまりにも情けない政策を続けるのである。 

やれやれ、こんな話はあまりするつもりも無いが、それでも、私にも子供や孫も居る。 私の人生はそれほど残り長く無い。 なので、実際には今の政治に対してある意味では個人的にはどうでも良い。 勝手にやってくれてもどうでも良い。 しかし、息子達や孫達、さらにその祖先の事を考えるとやはり嘆かわしい。 
地球温暖化による気候変動で、この先の人間の環境に対してもとても憂いを持っている。 果たして、50年後、60年後にはどうなっているだろうか? まとも生きて行ける環境があるだろうか? 
その時に日本の経済力は対応出来るだろうか?? 日本が国民を本当に守る事が出来るだろうか?? 少なくても、今の政治家がそうした未来を本当に想定して思いを馳せる事が出来るなら、私利私欲の為に国民を欺して平気でいられないだろう。 






最新の画像もっと見る