むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

久しぶりに毛邊半紙を買いました(東鶴)

2010-11-12 | 書道
このほど7年ぶりに毛邊半紙を買いました。

神戸にあるみなせ筆本舗が私のお気に入りのおみせの1つなので
今回もそこで注文しました。
お値段は1000枚で1620円。

7年前にそこから購入した時は、確か980円くらいだったと思います。
一枚1円しなかったのです。中国おそるべし...です。




中国も紙工場の排水水質基準と原材料使用規制が厳しくなったので
品質は良くも悪くもなっていないようですが、価格は倍近く高くなっているようです。




ついでに白天鵞単宣の半切も購入。
こちらは100枚で3050円でした。
紅星牌をライバルとしているのだそうです。
まだ試していませんが、どんな書き味か楽しみです。




白天鵞単宣の上に乗っかっているのは
少し前から私のお気に入りの「紫皇宣」。

かすかに青味がかって見える薄めの紙で、多少のにじみを出すことができます。
先日、おなじみの光悦堂さんに探してもらいましたが、残念ながらそこにはなく
練成会の時にみえる精華堂さんで購入しています。

よかったら墨友会の諸兄もぜひお試しあれ!



その後、温泉銘を白天鵞単宣で書いてみました。

書き味としては紅星牌に比べ表面は粗にして墨の吸い具合は密という感じでした。



こんな感じです。長野の家で書いています。






















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1 コメント

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表面は荒くして、心は密・・・ (萬鶴)
2010-11-13 05:08:05
東鶴さん

エッ!今、長野なの?
先日の昼に、ちょっと覗いたらお名前の電気が消えていましたので・・・。
今、長野は良いでしょうねぇ~。
葉の落ちる音をBGMに、書と酒、そしてブログ・・・。
仕事も表面は荒くしてても、心は密の東鶴さんですね。
文章でも、穏やかな流れを感じます。

かすかに青がかった紙なので、文字も青なのですね。(ニクイ!)
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