3月28日の最終日に、還暦記念「吉野大巨書展」
第二十回記念「雙暢書道会展」にお伺いしました。
鶴嶺さんが全体の内容と雰囲気をご紹介していただきましたので、私は「吉野大巨書展」の方を中心にいたします。
祝花もあちこちに飾られていて、華やかな雰囲気をかもし出しています。
「吉野大巨作品集」も四冊目になるのですね。
節目ごとの作品集の頭刊に先生の顔写真が紹介されていますが、お若い時(お痩せになっている?)から現在還暦になられた、風格(ご立派な体格?)と威風堂々、円熟を感じます。
タイトルも「新たな出発の時」と書道家としての決意も感じられます。
左「四海人民頌太平」 右「自天降福千萬年」
各 6×7尺(180cm×210cm)の大きさです。
失礼ながらその大きさを確認するために、先生にお立ちいただきました。
大作です。
還暦のお祝いとのことから、陰陽として赤黒を逆にしているところが、先生の遊び心を感じます。
「吾唯知足」
3×7尺×4曲屏風
各字の“口”の所を二点で書かれています。
足だけは一点です。
これも先生の遊び心でしょうか。
この四曲屏風も大きさをご理解いただくために、先生と私ども(家内も)立って比較させていただきました。
先生と家内は同じ年(卯・還暦)でした。
比較的大きい?先生ですが、各作品も更に大きさと迫力を感じます。
10年後の古希(70歳)「吉野大巨書展」も銀座画廊で開催されることでしょう。
楽しみです。
でも、不登校ぎみの私です。それまで続けていられるかな?
(萬鶴)