ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

貴賓室・・・こんな部屋で過ごしてみたい!

2009年07月21日 23時28分33秒 | こぼれ話
現在の貴賓室。
ボランティア説明員:「なにか、ちょっと安っぽくかんじませんか?」
見学者:「そうかなぁ・・・立派に見えるけど」
ボランティア説明員:「窓。カーテンが不釣り合いでしょう!」
見学者:「そういえば・・・」

かつての貴賓室。
ボランティア説明員:「貴賓室に似合った床まである重厚なカーテンがあったのですよ。」

かつては天井も凝っていたのだそうです。

館内の案内地図。

公会堂は、かつては「長椅子」だったので、たくさんの人が入ることができたのだそうです。現在は、それが「ひとつ、ひとつのイス」に変更されたので収容人員の総数は減ったのだそうです。

ステンドグラスが美しい開港記念会館の内部。

2009年07月21日 09時43分13秒 | こぼれ話
ボランティア説明員の案内で、建物の裏手にまわり、旧建物と新建物の構造の違いについてサンプルを見ながら説明を頂きました。

「レンガ」を積み上げて壁面を構成していますが、レンガの間に鋼鉄製の板が入っています。現代工法の「鉄筋」造りのような感じでした。

旧建物の「床面」の高さは、もう少し「下」のほうにあります。それを確認できるようにしてありました。

1階から2階への階段の窓には、立派な「ステンドグラス」がありました。このステンドグラスのデザインは当時のものであり、船の中央右手の部分に「国旗」が描かれていますが、そのデザインが米国の国旗でした。戦後、この建物が米国の接収を受けた折、このデザインを見て、米国人が日本人を「なかなかのもの」として理解を示してくれた、ということだそうです。

階段の「手すり」も素敵なデザインが施されています。

ステンドグラスの説明。

国旗のデザインが確認できます。

中央がボランティア説明員。その横で熱心に説明に耳を傾けています。