ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

阿吽例会12月

2012年12月22日 22時19分31秒 | こぼれ話

2012年12月21日(金)19:00~今回の阿吽例会は洞泉院に新しく設置された「薪ストーブを囲んで、ひとり一品持参で」という企画でした。「薪ストーブ」はグリルタイプと呼ばれるもので暖房と同時にカンタンな調理ができるものです。しかし「火加減」は暖房を中心に行うので「焼き物」などの食品の調理には向かないそうです。そこで大きな鍋をセットしてグツグツと温めておくのがよさそうだということで「おでん」を用意しました。

ところが「薪ストーブ」の設置場所は本堂と会館を接続している「通路」です。ここで調理をするとその「ニオイ」が本堂にも影響を与えることがわかり、残念ながらこの「薪ストーブ」を使っての調理は中止。そういうワケで「薪ストーブ」の「炎」を眺めて「優雅な気持ち」を味わいながらゆっくり飲む、といった企画は、この「薪ストーブ」ではムリであることがわかりました。あえなく「薪ストーブを囲んで」という企画は断念せざるを得なくなりました。阿吽例会12月は、その関係で急遽「会館」にテーブルを準備して「おでん」そのほかの調理は寺務所から持ってきた調理ができる「石油ストーブ」で行うことに。

急遽、会館には宴会の準備が・・・

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 


2012年12月21日・・・

2012年12月18日 22時02分55秒 | こぼれ話

12月の阿吽例会は12月21日(金)19:00~。今回は雰囲気を変えて、洞泉院本堂脇の薪ストーブを囲んで「一品持ち寄り」の例会を企画しています。

ところで「2012年12月21日」は世界ではたいへんなことになりそうな雰囲気が・・・

 

 

古代マヤ文明の「暦」が2012年12月21日で終わる、ということが元で広まった言説ですが、世界各地でさまざまなことが起こっているようです。

---

■中国「終末論デマ」広がり警戒強める

中国ではインターネットなどを通じて「世界が滅びる」といういわゆる終末論が広がり、デマを流した疑いで各地で50人余りが警察に摘発される事態となっており、中国政府は社会の不安定化につながりかねないとして警戒を強めています。中国国営の新華社通信は17日、中国国内でインターネットなどを通じて「今月21日に世界が滅びる」といううわさが広がっており、デマを流した疑いで各地で合わせて50人余りが警察に摘発されたと伝えました。中国のメディアによりますと、このうち青海省の西寧では、終末論にまつわるデマを流した疑いで非合法の宗教団体のメンバー37人が拘束されたほか、湖北省の武漢でも、デマを流し公共の秩序を乱したとして、女5人が拘束されたということです。さらに河南省の信陽では、今月14日、小学校で男が刃物を振り回し児童20人以上にけがをさせる事件が起き、警察の調べによりますとこの男は終末論に影響されて事件を引き起こしたということです。中国では経済格差の拡大に伴い、人々の間で将来への不安が増しており、終末論にまつわるデマもインターネットなどを通じて急速に広がったとみられています。中国政府は社会の不安定化につながりかねないとして神経をとがらせており、新華社通信など国営のメディアは、デマを信じず冷静に対応するよう呼びかけています。ソース

---

■マヤ暦の「終末の日」、トルコの小村に信奉者が殺到

マヤ暦から導き出された2012年12月21日の「世界の終末」を信じる人々が、古代ギリシャの都市エフェソス(Ephesus)に近い、トルコ西部の小さな村に集まっている。一部のニューエイジ信奉者は、古代マヤ暦、少なくともその解釈の一節に記されているとされる「12月21日の世界の終末」を信じており、このトルコ西部の人口約600人の村シリンス(Sirince)には、聖母マリアが昇天したとされる場所に近いことから、ポジティブなエネルギーが満ちているという。マヤ歴の「世界の終末」は、シリンス村に観光ブームをもたらした。地元メディアによると現在は6万人ほどが滞在している。「冬季にこれほど注目を集めたのは、私たちの知る限り初めて」と、シリンスのホテル経営者、イルカン・グルガン(Ilkan Gulgun)さんはメディアに語った。グルガンさんによると、滞在客らはシリンスのポジティブエネルギーで「終末的大災害」から身を守ることができると信じているという。古代ギリシャの村シリンスは、トルコの富裕層向けのおしゃれなホテルとワインで知られる村だ。トルコのビジネスマン、エルカン・オノグル(Erkan Onoglu)さんは、12月21のために「世界の終末ワイン」を特別に製造し、訪れた信奉者の購入に期待を寄せている。ホテルで働くシリンス住民は、熱狂的な観光客らの来訪を歓迎しており、「うわさが広がることで来客数が増えた。うれしい限りだ」と語った。ソース

---

 

 

 

 

.

 

 


矢板市の寺山ダム周辺の表土汚染 「薪」に使うには要注意

2012年12月08日 21時49分36秒 | こぼれ話

NPO法人那須希望の砦の研究グループの9月レポートには「矢板の表土汚染調査」の結果が公開されています。例えば「寺山ダム」周辺は25000ベクレル/キログラムにも放射能汚染されている、と報告されています。ダム周辺は森林です。多くの森林の木々が高濃度に汚染されているようです。これらの木々を伐採して「薪ストーブ」で燃やせば、その「灰」には高濃度に放射性セシウムが濃縮される危険性があります。「薪」として利用する場合には、事前に測定しておくべきでしょう。また、もし「薪」として使用してしまっている場合には「灰」を測定して汚染レベルを数値で確認し、その数値によって、「被曝」を回避するための対策を講じることが重要です。

 

←クリックで拡大!

 

 

 

 

.

 


洞泉院 12月予定

2012年12月06日 12時53分14秒 | こぼれ話


12月 1日(土)~8日(土) 臘八摂心(ろうはつせっしん) 坐禅会 毎日午前6時 
12月 8日(土) 成道会

12月 7日(金) 大雪 坐禅会 午前6時

12月21日(金) 冬至 坐禅会 午前6時

          例会午後7時より岡繁(会費3千円)

12月31日(月) 大晦日 午後11時より
        坐禅、除夜の鐘、年越し法要、年越しそば接待、新年会まで

※座禅会、例会どなたも参加できます。お気軽にご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

.

 


「小さな原子炉」 薪ストーブ なぜ?

2012年12月02日 22時57分19秒 | こぼれ話

「クスノキ」の剪定枝は「薪ストーブ」の燃料として利用されル予定だそうです。下記は広間と本堂をつなぐ通路の一角に設置されている「グリル型薪ストーブ」です。暖房と調理に利用できるスグレモノです。しかし、フクシマ第一原発事故以降、関東から東日本では放射能汚染が拡がり、家庭用の薪ストーブの利用については特別な注意が必要になっています。

<放射性物質で汚染された・・・薪を燃やすと放射性物質が濃縮される>

フクシマ第一原発事故で大量の放射性物質が大気中に放出され、それが大田原市近郊にも降下して森林に付着して汚染しました。地域によっては高濃度に汚染されていてホットスポットとなっています。

このように放射性物質で汚染された森林から伐採してきた木材を原料にした「薪」には放射性物質が付着しており、さらに内部に含まれています。

このような薪を燃やすと、燃えカスとなった「灰」の中に放射性物質が残留し、薪をつぎつぎに燃やしていくと、灰に残留する放射性物質がどんどん増えていきます。

その結果、薪ストーブを使い続けると、その「灰」はもはや「灰」というよりも「(高濃度)放射性物質」といったほうがよいほど放射性物質を濃縮してしまいます。濃縮した数値が8000ベクレル/キログラムを超えると特措法による指定廃棄物となり一般ゴミとして処分することができなくなります。それよりもなによりも、濃縮した灰は「高濃度放射性物質」ですから、「灰」の微粉末を吸い込むことによる内部被曝が問題になります。薪ストーブの灰の清掃をするとき、灰が周囲に拡散することがないように細心の注意を払って清掃しないと、薪ストーブが設置してある「室内」に高濃度放射性物質をバラマキ、室内を放射性物質で汚染してしまいます。こうなると外部被曝の空間線量も大きくなり、健康被害の不安が増大します。

このような仕組みから薪ストーブはまた「小さな原子炉」とも呼ばれています。

<販売できる「薪」には基準がある>

「灰」に放射性物質が濃縮される問題があるため、燃料として用いられる「薪」には、放射能汚染の度合いについて林野庁が「基準」を設定しています。「薪」は40ベクレル/キログラムであり、これを超える数値に汚染されている薪は販売できません。

<自家製の薪は大丈夫か>

大田原市では現在、家庭の剪定枝を一般ゴミとして収集していません。これは収集した剪定枝を燃やすと清掃工場の燃焼ボイラの灰が8000ベクレル/キログラムを超えてしまい処分ができなくなってしまうためと伝えられています。家庭の剪定枝は、そのまま各戸で地中に埋設処分するか、そのまま放置するしかありません。このことからもわかるように、大田原市に自生している多くの木々は放射能汚染されていて、燃やすと焼却灰には8000ベクレルを超える放射性物質が濃縮されてしまう可能性が高いのです。したがってこの地域の木材でつくられた「自家製の薪」を使うことについては放射能防護対策についての十分な知識と対策が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

.