先日、私が担当する中学1年の生徒に、「宿題(ワークブックなど)は、いつやるのがいいですか。」と聞かれました。皆さんなら何と答えますか。ここでは、「宿題」を「復習」と置き換えて考えてみましょう。
脳科学者の人たちが言っている、効果的な復習時期と回数を調べてみると、
学習した翌日に、1回目
その1週間後に、2回目
その2週間後に、3回目
その1ヶ月後に、4回目
このように復習すると、定着するようです。つまり、全部忘れきる前に実行することが、とても重要だということなのでしょう。宿題は次のレッスンの前日や当日に、あわててやるのではなくレッスンのあった次の日にやると、より短い時間でできて、効率的かつ効果的と言えるのではないでしょうか。
私がこのSTEP WORLDの前進であるLL教室で教え始めた頃は、週2回レッスンがあるクラスがありました。これは、非常に効果的だったなぁと思います。何年前(何十年前?)のことかは、聞かないでくださいね(笑)。今は週1回のレッスンですから、内容の難しくなる上の学年になるほど宿題は重要だと思います。特に中学生以上は自ら、この教室に来ているという自覚を持って、宿題にも取り組んでくれることを願っています
(三品律子)