オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

個人懇談

2007年11月13日 00時48分31秒 | オンマの話
 とても悲しい週末だった
 
 事の発端は、木曜の保育参観。
 娘は、仲良しの女の子と、常に一緒だった。
 彼女、Aちゃんのママは、いつもの4人組の一人。
 「本当、仲良いよね~」なぁんて笑い合っていた。

 なのに。

 次の日のお迎え時に担任の先生から聞かされた話は、それはそれは、ショッキングな内容だった。
 実は、Aちゃんは、本当は他の子とも遊びたいのに、Yちゃん(娘)が二人だけで遊びたいと言うので、困っていると、Aちゃんママから相談を受けたと言うのだ。
 そして、それを聞いた先生も、その日娘を引き受け、「Aちゃん、好きなところへ行って遊んでおいで」と、二人を引き離したのだ。

 一番ショックだったのは
 「何でAちゃんママは、昨日半日一緒におったのに、友達なのに、直接言ってくれなかったのか」ということだった。

 先生も「え?!聞いてなかった?仲良いからてっきり聞いているものやと思ってた」とビックリしていた。

 そして、そのまま、週末へ突入。
 私の妄想は、落ちるところまで落ちた

 あんなに仲良さそうだったのに…
 Aちゃんも全然嫌がってなかったし、むしろ、Aちゃんの方が娘のマネばかりしていた時期もあったのに…
 娘も、Aちゃんを脅したり、言うことを無理矢理聞かせようとしたり、そんな素振りは全くないのに、…
 信じられない

 日曜の夜、娘が手紙を書いていた。
 覗くとつたない字で「Aちゃんへ だいすきだよ」と書いてあった。
 娘が不憫で、思わず涙がこみ上げた。

 朝、保育所で担任に会えない場合を想定し、手紙を書いた。
 保育所へ着くと、案の定先生はおられず、息子の担任だった先生に渡してもらうことにした。
 しかし、渡して事情を説明するよりも先に、涙が頬を伝った。
 話を聞いて先生が言ってくれた。
 「お母さん、大丈夫よ。Yちゃんも、Aちゃんも、友達の輪を広げてあげるのが私たちの仕事だから。」

 この言葉で、いくらか救われ、職場へ向かった。

 お迎えに行くと、担任が待っててくれ、職員室へ呼ばれた。
 先生は、娘のことで、不安をあおるような言い方をしたこと、Aちゃんママとの間にわだかまりを作る原因になるようなことを軽はずみに言ってしまったと、素直に謝って下さり、私の話を一通り聞いてくださった。

 私も、話している内に、いくらか落ち着いてきたが、やはり、無理やり引き離して、今度は娘が登園拒否にでもなったらどうしよう、とか、あと4ヶ月、何とか穏便に修了させてやりたいことをもう一度強調した。

 先生は、娘のことは任せてくれと言い、「子どもより大人の方がひきずるし、トラウマになりやすいから」と、私のことをとても心配してくれた。
 まぁ、でも、いくら何でも、私の人間関係まで先生に相談するのもどうかと思い、
 「大丈夫です、娘のことだけよろしくお願いいたします。」
と言い残して保育所を後にした。

 まぁ、結論から言うと、自分のショックのせいで、娘に過剰な肩入れをしてしまった愚かな母親なのだが、この一件を通して
 「子ども達が心身共に健やかであることが、どれだけ今の私の心の支えになっているか」
ということを、改めて痛感させられた。
 また、このAちゃんママに関しても、「やっぱり、言ってほしいよな」「でも、仲いいからこそ言われへんかも…」と、賛否両論だが、仮に、彼女が、私が思うほど思ってくれていなかったとしても、私には
 「私は、けろろさんが大好きやで。」と言ってくれる友達も
 「何があっても私だけは、あんたの味方やで。」と言ってくれる友達もいる。

 だから、きっと、私も、娘も、もう大丈夫