オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

ジャイアントベビーの悲劇

2007年10月14日 22時23分27秒 | 娘の話
 私は、2度の妊娠・出産経験を持っているが、その経験談を人に話すと、結構みんな驚く
 2回とも、予定日を2週間過ぎても一向に産気づかず、入院して、促進剤で陣痛を起こし、デカい子が出てきた、というカンジである
 息子の時は、肩がひっかかり、牛の出産のように3人がかりで引っ張り出し、退院前の検診で、医者から
 「次妊娠したときは、前回は難産だったと一言言って下さい。」
と言われた
 娘のときは、安産だったが、4498Kgのジャンボベビーで、胎盤だけでも1Kgあり、看護婦さんたちが大騒ぎだった
 その後の乳児検診でも、今は死語となった健康優良児の太鼓判を毎回押されるほどの成長ぶりだった。

 大きい子を産むのは、糖尿体質だそうだ。息子の時は塩分制限、娘の時はむくみに悩まされ、もう一人増えると経済的に苦しくなるだろう息子(アッパ君)を心配する義母と、次に妊娠したら、それこそ妊娠中毒症になると、娘(私)の体を心配する私の母に、3人目禁止令を下された。

 そういう訳で、二人とも標準以上で生まれてきたのだが、ちっともじっとしないで動いていたやんちゃ息子は、現在も学年で1番背が高いが、肥満度はー0.5%と、正にたてに伸びている。
 そして、おとなしく座って、お絵かきや人形遊びが好きな娘は、知らない人には双子と間違えられる位、お兄ちゃんと身長はさほど変わらず、肥満度は+16%の実にデカい子に成長している

 誰が見ても小学生に見える娘だが、中身はまだ6歳、しゃべると、外見とかなりギャップがある
 社交的で、誰ともすぐ友達になれる息子と違い、人見知りが激しく、デカい体でモジモジしている娘は、今から入学時の不安が尽きない。
 最近は、「大きい」と言われることにもナーバスになっており、少しかわいそうな気もする。
 誤解のないように言っておくが、娘は体は大きいとは言え、普通の愛くるしい女の子で、他人に言われるまでもなく、私もアッパ君も娘を溺愛している。

 昨日、娘の大好きなブランドからDMが届いた。
 卒園・入学用スーツの販売開始のお知らせだったのだが、見事に娘のサイズがない
 慌ててネットで検索するも、メーカー問わず、130Cmまで。
 そりゃそうだ。この子は、どこからどう見ても、保育園児には、見えないのだから。
 かろうじて、セ○ールの通販カタログで、娘のサイズの在庫発見
 頼もうか。でも、来年になると、普通のスーパーでも、いっぱい出てくるんじゃないか?
 でも、サイズがあるのか?
 別の面でも不安が尽きないオンマであった