オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

他人の子の叱り方。

2007年10月06日 22時11分28秒 | オンマの話
 小学生になると、子どもの行動範囲は急に広くなり、以前に比べると、目も行き届かなくなる。
 家にも息子の友達が、ひっきりなしに遊びに来るようになった。

 しかし、びっくりするのは、子どもたちのほとんどが、挨拶がまともにできないのだ
 そればかりか、何も言わず、ズカズカと勝手に上がってくる。

 最初は、私のせいで、子どもがイジメられたらあかんし…と思い、何も言わなかったが、あまりにも許しがたく、

「こんにちは!」と、私のほうから大声で言うと、大抵の子はその気迫にビビリつつ、おずおずと返事するのである。入って来たら、
 「誰が勝手に人の家上がって来るの!」と怒ると、慌てて出ていく。
 最近では、1年の時からの友達は、インターホン越しに
 「○○ですが、○○君いますか?」と、まるで職員室に入るようなしゃべり方をしている。明らかに怯えているが…

 しかし、まだまだつわものもいる。
 ゲームに必死で、「お母さんにうち来るってちゃんと言って来た?」と聞くと、
 「ちょっと、今喋りかけんといて!」と逆ギレする子。
 ゲームをする時間が決められていて、過ぎてもまだやっている子に注意すると、
 「おばちゃんが黙ってくれとったらええねん。」と上から言ってくる子。

 その度にプルプル体が怒りで震えて来るのを、息子だけは見逃さず、さっと外へ連れて行ったり、家の前で小声で
 「俺の母さん怖いから、ちゃんとこんにちはって言えよ」って言っていた。

 そういう子たちに限って、一人っ子だったり、末っ子だったり、何せ、母親は猫可愛がりしている。そして、会うたびに
 「どうやったらおたくの○○君みたいに社交的でしっかりしたお子さんに育てられるの?」などとほざいて来るのだ!
 何てことはない、口をすっぱく、しつこく言えばいいだけだ。
 「知っている人を見かけた時は、自分からちゃんと挨拶しなさい。」
 「人の家に勝手に上がり込んだらダメよ」と。

 ただ、難しいのは、いくら息子の友達とは言え、他人の子に、自分の子どものように、愛を込めて叱っているのでは、ないのです。
 心の中では、このクソガキャ~ッッ
 とか思ってたりするんだよね。

 でも、自分の子が友達の家へ行った時に、かわいがってもらえないと嫌だから、ちょっと控えめにしたほうがいいのかなぁ