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4月30日「図書館記念日」 誕生花:カルミア(アメリカシャクナゲ)

2014-04-30 00:57:24 | 雑記

 記念日・年中行事

○図書館記念日

1950(昭和25)年のこの日、「図書館法」が公布されたことに因むもので、1971年の全国図書

館大会で決定され、日本図書館協会が翌年より記念日として行事などを行っている。図書館は

紀元前3000年の古代メソポタミアの時代にもあったとされる。

○国際盲導犬の日(International Guide Dog Day)(4月最終水曜日)

1989年4月26日に国際盲導犬学校連盟が発足したことを記念して、1992年より国際盲導犬

学校連盟が制定。目の不自由な人にとって大切な盲導犬の普及と、盲導犬に対する人々の理解

を高めることが目的。日本では公益法人日本盲導犬協会が一般社団法人日本記念日協会に登

録。日付は国際盲導犬学校連盟が発足した日がその年の4月の最終水曜日だったことから。

○しみゼロの日

スキンケアにとって大切な紫外線を防ぐ教育、啓蒙を行い、しみのない「しみゼロ」の肌を目指す

ことを目的に、世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人の日本ロレアル株式会社の

スキンケアブランドのひとつ「ラロッシュポゼ」(LA ROCHE-POSAY)が制定。日付は4と30で

「しみゼロ」の語呂合わせから。

○学力鑑定士の日

学全般を評価する専門家である学力鑑定士。その学力鑑定士によって学習成果である知の財産

を保障する制度を構築することを目的に学力鑑定研究所が制定。日付はその仕組みがホームペ

ージに公開された日に因んでいる。

□くらやみ祭(東京都府中市・大國魂神社、4月30日~5月6日)

5月3日夕刻に競馬式、4日には山車の巡行、萬燈大会などの神賑[しんしん・かみにぎり]行事

が行われる。5日は例祭と動座祭が斎行され、18時より8基の神輿と6張の大太鼓が、暗闇の

中を無数の提灯に照らされながら御旅所まで渡御する。

※荷風忌

小説家・随筆家の永井荷風[ながいかふう]の1959年の忌日。

代表作:『あめりか物語』『ふらんす物語』『腕くらべ』『ぼく東綺譚[ぼくとうきだん]』など。

 カルミア(アメリカシャクナゲ[亜米利加石楠花]) mountain laurel / calico bush

【花言葉】「大きな希望」「大志を抱く」「野心」「爽やかな笑顔」

【概要】

カルミア(アメリカシャクナゲ[亜米利加石楠花]、学名:Kalmia latifolia)はツツジ科カルミア属

の常緑低木。北アメリカ東部原産。東京市長がアメリカに寄贈したサクラの返礼として、ハナミズ

キなどとともに大正4(1915)年に贈られてきたのが最初とされている。渡来したのは大正時代

であるが、本格的に普及し始たのは戦後になってからである。

カルミア(属名Kalmia)は北アメリカの植物を採集していたスウェーデンの植物学者P.Kalmに因

む。種小名のlatifoliaは「広葉の」という意味。ラティフォリア種は北アメリカ東部の広い地域に分

布し、コネチカット州の州花にもなって下り、現地ではmountain laurel(マウンテンローレル)、

また、インディアンが根からスプーンを作っていたので「スプーンの木」とも呼ばれる。

【特徴】

高さ1~2m(原産地では10mほどになる)。樹皮は暗い緑褐色で、縦に細かく裂ける。

葉身は長楕円形で、枝先に集まって互生する(枝の上部では輪生状に生える)。葉の先は尖り、

縁に鋸歯はない。葉の質は革質で厚く艶がある。

開花期は5~6月で、枝先に集散花序(最初の花が枝先に付き、その下に側枝を出して花が付

く)を出し、白ないし淡い紅色の花をたくさんつける。蕾は「金平糖」のような形である。花冠は先

が浅く5つに裂けて、5角形の皿形になる。花冠の内側に濃い紅色の斑点、真ん中に折れ線のよ

うな筋が入る。花径は2cmくらいである。雄蕊は10本、雌蕊は1本で、花冠から飛び出す。萼片

は5枚で、腺毛(粘液物質を出す毛)が生える。

花後にできる実は5つの丸いでっぱりのあるさく果である。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/03/063a6d6fb05bb004f372f9feb7b91

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・花

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-31-

20/s4gurei/folder/1251091/85/34323085/img_1

http://kt-en.com/blog/wp-content/uploads/2009/05/dscn3977.jpg

・実

http://kono.my.coocan.jp/tree/tree-img/karumia7762.jpg

【園芸品種】

’オスボ・レッド’(Kalmia latifolia 'Ostbo Red') 

蕾は濃紅ピンクで、鉢植えでも庭植えでも楽しめる。

http://livedoor.blogimg.jp/seasonalflowermarket/imgs/9/0/901abfa6.JPG

’フレクルス’(Kalmia latifolia 'Freckles')

白地に紫色がかった多数の斑点がアクセント。鉢植え、庭植えどちらでも栽培できる。

http://www.rosebay.org/chapterweb/images/dj_freckles.jpg

’エルフ’(Kalmia latifolia 'Elf')

蕾は薄いピンクで、花は白。小型で、葉の大きさも他の品種の半分程度。

http://www.esveld.nl/plantdias/84/84090.jpg

http://www.odt.co.nz/files/story/2009/11/kalmia_latifolia_elf__3739687724.JP

G

【詳しい育て方】

■主な作業

花がら摘み:花がらをつけたままにしておくと果実(タネ)ができ、新梢が伸びるのが遅くなる。そ

うすると夏までに枝が充実せずに花芽をつけないので、花が終わったら速やかに、花茎の基部か

ら花がらを摘み取る。

剪定: 乱れた樹形を仕立て直す場合には、花後のなるべく早い時期、5~6月までに剪定する。

芽吹きがよいので、強剪定することもできるが、その場合、翌年の花は咲かない。

■栽培環境

鉢植え、庭植えともに、西日の当たらない半日陰の戸外で栽培する。夏は、直射日光を避け、5

0%程度遮光し、更に乾燥を防ぐために、株元を腐葉土などでマルチングして暑さを和らげる。

■水遣り

鉢植えは夏の高温期を除いて、乾いたら十分与えるのが基本。根が細く極端に乾燥に弱いた

め、夏は涼しい朝または夕方に葉水を兼ねて水を与える。

庭植えは、夏以外に基本的には水遣りの必要はないが、夏の高温期に土壌が乾燥しすぎないよ

う、朝か夕方に葉水を兼ねて十分に水を与える。冬でも乾燥が続く場合は暖かい日の午前中に

水遣りする。

■肥料

鉢植え、庭植えどちらの場合も5月下旬~6月下旬の間に、花後のお礼肥として固形の油かすや

緩効性化成肥料を施す。秋涼しくなったら、9月下旬~10月下旬の間に1回、また2月に1回同

様の肥料を寒肥として施す。庭植えの場合、枝先の真下ぐらいまでの範囲に根が張っているので

、外周部に肥料を埋め込む。

■用土

水はけ、水もちのよい酸性用土(pH5.0~6.0)を使用する。赤玉土4:鹿沼土2:ピートモス3:

バーミキュライト1の配合土か、市販の山野草用培養土1:赤玉土1の配合土などを使う。

■植え付け・植え替え

庭植えでは、水はけのよい腐植質に富んだ酸性土壌に植え付ける。水はけの悪い場所では、根

鉢の2倍以上の植穴を掘り、そこに大粒の軽石やパーライトなどを5~10cmの厚さで敷き込

み、ピートモスと腐葉土を混ぜ込む。植え込むときは深植えしないように注意する。適期は9月下

旬~11月、または3月~4月上旬。

鉢植えの植え替えは2~3年に1回を目安とするが、葉が小さくなったり、葉色が悪かったりする

場合は、根詰まりを起こしているので植え替えが必要である。根を1/3ほど整理して、一回り大き

な鉢に深植えにならないように植え付ける。植え替え後は十分水遣りをし、1週間ほど風が当た

らない日陰に置く。適期は庭植えに準ずる。

■ふやし方

タネまき:挿し木や接ぎ木が難しいため、野生種の場合はタネでふやす。秋に果実を収穫し、タ

ネを取り出して、10~12月に水ゴケなどにまく。春には発芽するので、秋には鉢上げできる。

取り木: 園芸品種は取り木でふやす。5~6月に樹皮を枝の直径の2倍ほどの幅ではぎ、十分

に湿らせた水ゴケで巻き、ポリシートで包む。ただし、発根には3か月以上かかる。

■病気と害虫

病気:褐斑病、花腐菌核病、ペスタロチア病

葉焼けを起こした部分から菌が侵入して、葉に病斑ができる褐斑病などが発生するので、夏は直

射日光の当たらない場所で栽培する。

害虫:グンバイムシ類、アブラムシ、ハマキムシなど

グンバイムシ類やアブラムシは、葉の汁液を吸汁する。発生時期の4~6月、9~10月の間はよ

く観察する。

■まとめ

剪定は花後に行う

日陰では十分育たない

蕾が多すぎるときは秋に一部を取る

https://www.youtube.com/watch?v=VQpe6QxBCZY