記念日・年中行事
○シジミの日
食品として優れ、水質浄化にも役立つシジミの有用性をアピールするために、長年シジミの研究
を続けてきた島根県松江市の有限会社日本シジミ研究所が制定。日付は4と24で「シジミ」と読
む語呂合わせから。
○消防車の日
消防車のトップメーカーとして国内シェアの5割を誇る株式会社モリタホールディングスが制定。
日付は1907(明治40)年に株式会社モリタが創立した日に因んでいる。安全な社会を築くため
に欠くことのできない消防車を生産し続けてきた誇りと信頼のひとつの証しになる日。
○サンジョルディの日
元々はスペイン・カタロニア地方の習慣で、この日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性
に本を、男性は女性に赤いバラを贈る。この日は、『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日で
あるため、スペインでは「本の日」とされている。
日本では、日本書店組合連合会と日本カタロニア友好親善協会等が1986年から実施してい
る。
▲世界図書・著作権デー(World Book and Copyright Day)
国際デーの一つ。スペインからの提案により、1995年のユネスコ総会で採択された。この日は
スペインの習慣である「サンジョルディの日」であり、また、セルバンテス、シェイクスピアなどの多
くの文筆家の命日や誕生日であることに因むものである。
○子ども読書の日
2001年12月に制定。文部科学省が実施。
子どもの読書活動についての関心と理解を深め、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高め
ることを目的としている。
全国にある公立図書館では「子ども読書の日」またはその前後に子どもを対象とした読書に関す
るイベントなどを実施する。
○こどもの読書週間(4月23日~5月12日)
読書週間実行委員会(現在の読書推進運動協議会(読進協))が1967年に制定。元は5月1日
からの2週間だったが、2000年に「世界本の日」からの2週間に変更された。
○地ビールの日
日本地ビール協会を中心とする「地ビールの日選考委員会」が1999年に制定。2000年から実
施。日付は公募により選定された。
1516年のこの日、バイエルン国王ウィヘルム4世が発布した「ビール純粋令」により、水、ホップ
、大麦・小麦の麦芽、酵母だけがビールの醸造に使用できることとなって、「ビールとは何か」が
世界で初めて明確に定義された。また、この日はドイツの「ビールの日」ともなっている。
○国際マルコーニデー
世界で初めて無線通信を行ったマルコーニを記念する日。
マルコーニはイタリアのボローニャに生まれた。1885年、自宅の窓からモールス信号で2.4
kmの無線通信に成功した。これが世界初の無線通信だった。翌年アメリカに渡り、大西洋横断
3600kmの通信に成功している。1909年にノーベル物理学賞を受賞し、1937年、63歳でこ
の世を去った。
○ぐんま花の日〈群馬県〉
群馬県が2002年に制定。ぐんま花の日2014赤城山・裾野の春まつりが開催(前橋市柏倉町・
ぐんまフラワーパーク、4月19日~5月6日午前9時~午後5時(土・日曜、祝日は午後6時))。
企業や団体による物産販売や芸能発表が行われる。
○ぐんま花と緑の週間〈群馬県〉(4月23日~4月29日)
群馬県が2002年に制定。「ぐんま花の日」からの1週間。
*(旧)みどりの週間(4月23日~4月29日)
林野庁が実施。1948年に4月1日~4月7日の1週間として制定され、1998年、「みどりの日」制
定に伴い、「みどりの日」までの1週間に変更された。平成18(2006)年、翌年より「みどりの日」
が「昭和の日」になるのに伴い、「みどりの週間」を廃止し、代わりに「みどりの月間」(4月15日~
5月15日)を設けることが閣議決定された。
○緑の募金強調週間(4月23日~4月29日)
□一ノ宮まつり・例大祭(新潟県佐渡市・度津神社)
佐渡一ノ宮度津[わたつ]神社の例祭で、羽茂城主本間地頭の奉納に始まると言われるやぶさ
めの神事(2人が御旅所を経由して、馬上で弓を射る神事)や、式典の中で稚児の舞ある。また、
大獅子が厄払いに家々を練り歩くさまを見られる。やぶさめは14時~。
□法然上人御忌大会(京都市左京区・百萬遍知恩寺[ひゃくまんべんちおんじ]〈知恩寺、4月23
日~4月25日)
法然上人の命日の25日に法要が行われる。浄土宗を開いた開祖・法然上人の法要を3日間お
勤めする。11時より始まり、大念珠の数珠繰りも体験できる。
□温泉まつり(兵庫県豊岡市・城崎[きのさき]温泉)
城崎温泉の開祖・道智上人の開山忌を記念し開催される温泉感謝のお祭り。温泉寺本尊で秘仏
「十一面観音立像」(国指定重要文化財)の御開扉。古典行列、稚児行列のほか、露店が多数出
る。
ニワゼキショウ(庭石菖)annual blue-eyed grass
【花言葉】「繁栄」「豊かな感情」「豊富」
【概要】
ニワゼキショウ(庭石菖、Sisyrinchium rosulatum)はアヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。
北アメリカ原産で、日本へは明治時代に渡来。本来雑草的な種が帰化し、今では雑草として取り
扱われている。和名は庭に生える「石菖」という意味で、ニワゼキショウの葉の形が、サトイモ科
のセキショウ(石菖)によく似ることによる。
属名シシリンキウム(Sisyrinchium)はギリシア語の「sys(豚)」+「rhynchos(鼻)」が語源で、
豚にはニワゼキショウの根を掘り出す習性があるというところから来ている。
種小名のロスラツム(rosulatum)は「ロゼット状の」「かわいいバラの」という意味である。
【特徴】
草丈10~20㎝で、葉は扁平で線形(剣形)、基部は茎を抱く。
5~6月に花茎の先に1~2cmの花を付ける。花被片は6個で同形、色は青紫、赤紫または白
紫で、紫色の筋が入る。中央部分が濃く彩られ、中心は黄色。花被片の下部と子房は腺毛があ
る。花は一日花であるが、次から次と咲く。果実はさく果、約3~4mmの球形、種子は黒褐色。
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・花
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・葉
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・果実
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【種類】
ベルム(Sisyrinchium bellum)
北アメリカ原産。耐寒性多年草。
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園芸品種「カリフォルニア・スカイ」(Sisyrinchium bellum'California Sky')
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ストリアツム(Sisyrinchium striatum)
チリ原産の大型種で、クリーム色の花を咲かせる。直立性多年草。
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【詳しい育て方】
■主な作業
種によって地植えにしていると、こぼれダネでどんどんふえる。ふえすぎて他の植物の邪魔にな
るようなら、出てきた芽を早めに抜き取る。
■栽培環境
日当たりの良いやや湿り気のある場所を好む。1年を通して日向で育てる。暑さ、寒さには比較
的強い。
■水遣り
土の表面が乾いたらたっぷり与える。強い乾燥や冬の過湿には注意する。冬は休眠期で水はあ
まり吸わない。
■肥料
春の開花時期と秋に液体肥料か固形肥料を与える。肥料を与えることで株は大きく育つが、あま
り大きくしたくない場合、鉢植えなどは控えめにする。夏と冬は与えない。
■用土
水はけのよい適湿な土を好む。鉢植えの場合、鹿沼土に細かく刻んだ水ゴケを適量混ぜ込む。
鹿沼土だけで植え付けても構わない。
■植え替え・植え付け
鉢植えはネジラミの発生を防ぐためにも、年1回植え替える。それ以上大きくしたくない場合は同
時に株分けも行う。作業は真夏や真冬を除けば可能であるが、最適期は3~5月、9~10月。
■ふやし方
タネまき:花後にできた果実が熟してきたら、タネを採り出しすぐにまく(とりまき)。乾かないように
管理すると早いもので2週間くらいで芽を出す。地植えのものは、こぼれダネでふえることがあ
る。
株分け:株がよく生長した大株は株分けできる。手で大きくちぎって分ける。あまり細かく分けすぎ
ると、その後の生長が衰えるので気を付ける。
■病気と害虫
病気:特にない。
害虫:アブラムシ、ネジラミ
アブラムシは春に発生しやすい害虫で、主に花茎に付いて吸汁する。見つけ次第、薬剤を散布し
て駆除する。
ネジラミ(ネコナカイガラムシ)は根に付く白い綿ような害虫である。発生すると生育が衰える。地
中に発生するので発見が遅れがちになる。1年に1回植え替えると発生しにくい。鉢植えの場合、
鉢から抜いて土を落とし、根を薬剤に浸して駆除し、新しい鉢と用土で植え替える。
http://www.interq.or.jp/green/hananoya/fukusia/so-ne.htm
■ポイント
日当たりの良い場所で育てる
肥料は少なく
秋にタネをまく