記念日・年中行事
○交通反戦デー
1989年のこの日、交通遺児を励ます会が交通反戦集会を開き、この日を「交通反戦デー」とする
ことを決めた。児童や生徒が参加できる春休み期間中の覚えやすい日で「死(4)死(4)を返上」
の語呂合わせから。
○獅子の日
4(し)4(し)で「獅子」の語呂合わせ。獅子とはライオン。また、ライオンに似た想像上の獣。左右
の狛犬のうち角がないもの。獅子舞の獅子。
獅子はサンスクリット語の「simha(シンハ)」の首音を音訳した「師」に「子」を付して、「師子(シー
ツィ)」となり、後に獣偏を付けて「獅」となったといわれる。
日本では「獣」を「しし」と呼び、「猪」や「鹿」が「しし」と呼ばれていたこともあり、中国から伝わった
想像上の動物としての「獅子」は「唐獅子[からしし・からじし]」とも呼ばれる。
○猪肉の日
長野県飯田市南信濃の「遠山郷」と呼ばれる地で、猪肉・鹿肉・熊肉などさまざまなジビエ(仏語:
gibier、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣)の肉などを扱う有限会社「肉の鈴木屋
」が制定。昔から「イのいちばん」と呼ばれるほど美味しい猪肉は、疲れを取り、体内の活性化に
役立つとされる。野生食肉のシンボルとしての歴史や文化を大切にしながら、多くの人に猪肉を
味わってもらうのが目的。日付は4と4で「シシ」の語呂合わせから。
○シシリアンライスの日
佐賀県佐賀市のご当地グルメとして人気を集めている「シシリアンライス」を、全国的にPRするこ
とを目的に一般社団法人佐賀観光協会が制定。シシリアンライスとは1枚のプレート皿に温かい
ライスを敷き、その上に炒めた肉と生野菜を盛り合わせてマヨネーズをかけたもので、1975(昭
和50)年頃に佐賀市内の喫茶店で誕生したとされる。日付は4と4で「シシリアンライス」の「シシ
」と読む語呂合わせから。
○写真シールの日
写真シール機「美写」を開発している日立ソフトエンジニアリングが制定。4(しゃ)4(しん)で「写真
」の語呂合わせ。写真シール機は「プリクラ」に愛称で知られているが、プリクラは「プリント倶楽部」
を開発したアトラスの商標となっている。
○歯周病予防デー
歯周病罹患率80%という日本の現状を改善しようと、全国の歯科衛生士が立ち上げた新たな歯
周病予防法(歯肉のプラークコントロール)の普及活動を行う「Goodbye Perioプロジェクト」が制
定。日付は4と4で「歯(4=シ)周病」「予(4=ヨ)防の2つの4(シ・ヨ)の語呂合わせと、プロジェク
トが本格的に活動を開始した2012年4月4日に因んでいる。
○脂肪0%ヨーグルトの日
脂肪0%のヨーグルトのリーディングカンパニーである京都府八幡市に本社を置く日本ルナ株式
会社が制定。脂肪分がなくても美味しく健康的な脂肪0%ヨーグルトのPRと普及を目的としている
。日付は4月4日を404として「脂肪(4)0%(0)ヨーグルト(4)」の語呂合わせから。
○ヨーヨーの日
ハイパーヨーヨーを製造しているおもちゃメーカーのバンダイが制定。4(よー)4(よー)で「ヨーヨー
」の語呂合わせ。1998年のこの日、ジャパンヨーヨーアソシエーション(JYYA)が設立された。こ
の日とは別に、ヨーヨーを世界的に有名にした立役者であるドナルド・F・ダンカンの誕生日6月6
日もヨーヨーの日になっている。
○コメッ子記念日・米粉の日
米粉王国と知られる新潟県で米粉の用途や需要の拡大を目指している新潟米粉研究会が制定。
日付は「米」という漢字は分解すると八十八になる。米粉は米の子ども、米の半分と解釈して八十
八の半分の四十四から4月4日を記念日とした。コメッ子とは米粉を食べて元気に育つ子どものこ
と。
○ピアノ調律の日
国際ピアノ調律製造技師協会が1993年に制定。日本では日本ピアノ調律師協会(ニッピ)が19
94(平成6)年から実施。Aprilの頭文字が調律の基準音Aと同じで、その周波数が440Hzであ
ることから。
○幸せの日
女の子節句(ひなまつり)が3月3日、男の子に節句(こどもの日)が5月5日、その間の今日4月4
日を『4(し)と4(し)』の合わさる日として「幸せの日」と言われている。また、男子と女子が歩み寄
った日とも言われ、『男子と女子の夫々[それぞれ]の「子[し]』が合わさる日『幸せの日』とも言わ
れることがある。
○男前豆腐の日
京都府南丹市に本社を置き「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」「男勝りお嬢」など、今ま
でにないネーミングやパッケージ、個性的な味で人気の豆腐商品を製造販売している男前豆腐店
株式会社が制定。自社の製品の魅力を多くの人に伝えるのが目的。日付は「男前」という言葉は
男性に限らず女性にも使われることから、女性の日である桃の節句(3月3日)と男性の日である
端午の節句(5月5日)の真ん中の4月4日にした。
○どらやきの日
米子市の丸京製菓が制定。「桃の節句」と「端午の節句」に「挟まれた」日であることと、「みんなで
食べてみんな幸せ(4合わせ)」の語呂合わせから。
○おかまの日
3月3日の女の子の節句と5月5日の男の子の節句の中間にあることから。
○トランスジェンダーの日
1999年2月に性同一性障害者の自助グループ・TGとTSを支える人々の会が制定。「男と女」だ
けではとらえきれない性の多様性について広く社会的な理解を深める日。
TSとはトランスセクシュアルの略語で、別の性別で社会生活を送ることを望み、体も別の性に変
えたいと希望する人たちである。TGはトランスジェンダーの略語で、身体はそのままで、別の性別
で社会生活を過ごすことを望む人たちのことである。
「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより「おかま=ト
ランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、当事者の間では日付を変更
もしくは廃止すべきという声が上がっている。
○あんぱんの日
1875(明治8)年のこの日、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出
された。木村屋の木村安兵衛が当時の侍従・山岡鉄舟に「これまでは京都の和菓子をお出しする
ことが多かったが、純日本製のパンをお出ししたらどうか」ともちかけられた。木村安兵衛はこれま
でのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花である八重桜の塩漬けを入れた桜あんぱんを開
発した。
○沖縄県誕生の日
1879(明治12)年のこの日、琉球藩を廃し沖縄県とすることが布告され、沖縄県が誕生した。
▲地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー(International Day for
Mine Awareness and Assistance in Mine Action)
国連が2006年に制定した国際デー。
□御田植祭(埼玉県秩父市・秩父神社)
秩父神社の神門と鳥居の間に田代を作り、神部が神歌を歌いながら、白装束の40名ほどで一年
の農作業の所作を行う。今宮神社にお水取りに出かけた後、秩父神社に戻り、15時~御田植を
行う。埼玉県無形民俗文化財。
□大瀬まつり・内浦漁港祭(静岡県沼津市・大瀬神社、内浦漁港)
大瀬まつりは毎年4月4日に行われる大瀬神社の例大祭。長襦袢と派手な化粧で女装した男た
ちが、大漁旗や杉・桜、紅白箒で華やかに装飾した船上で踊る「勇み踊り」が最大の見どころ。同
時開催の内浦漁港祭では新鮮な地場商品の販売や船団パレードなどが行われる。
○第58回静岡まつり(静岡県静岡市葵区駿府城公園および御幸会場ほか、4月4日~4月6日)
駿府で徳川家康公が家臣を連れて花見をしたという故事に倣い、「大御所花見行列」をメインに
「夜桜乱舞」などが繰り広げれる静岡の春を彩るまつり。また、駿府城公園内は、江戸情緒溢れた
大演舞場、屋台が立ち並ぶ。2014年の大御所役として4・5日に大沼啓延氏、6日に風間トオル
氏が登場する。
○第60回全国チンドンコンクール(富山県富山市総合体育館・平和通り・グランドプラザ)
松川縁の桜が咲き誇る頃、鉦や太鼓の音とともにやってくる技とアイデアを競い合うユニークなコ
ンクール。全国から30組90人のプロのチンドンマンが集結し、今年も陽気な音色が鳴り響く。
□曳山祭(石川県輪島市内、4月4日~4月6日)
高さ5m以上の総輪島塗の山車が市内を練り回る。厄年の男衆や子どもたちが山車を曳く。
□南山王の祭[みなみさんのうのまつり](滋賀県日野町・日枝神社)
日枝神社の春の祭礼で毎年4月4日に行われる。日野特有の「ほいのぼり」と呼ばれる美しい幟
が各町内から20数本奉納され、境内を華やかに彩るのが見もの。神社の広場に色美しく立てか
けた幟の下で、町内の者が誘い合って、春の訪れを喜びながら一献傾けるのが習わしとなってい
る。なお、雨天の場合は、ほいのぼりの奉納は行われない。
□大覚寺春の特別名宝展(京都市右京区・旧嵯峨御所大覚寺門跡、4/4~6/2、9時~17時)
春の季節に開催される大覚寺の名宝展。今年は重要文化財の寺宝「五大明王像」をはじめ狩野
派の障壁画などが展示される。
○2014 FIFA U-17女子ワールドカップ 決勝 日本vs スペイン(サンホセ、エスタディオ・
ナシオナル・デ・コスタリカ、17:00~)
アグロステンマ(ムギセンノウ[麦仙翁]) corn cockle/purple cockle
【花言葉】「育ちのよさ」「小国の王」「気持ちがなびく」
【概要】
アグロステンマ(ムギセンノウ[麦仙翁]、学名:Agrostemma githago)はナデシコ科アグロス
テンマ属の耐寒性一年草。原産地は地中海沿岸~西アジアで、草原や麦畑に生える。細い茎が
直立し、葉が麦のような線形をしていることから、和名をムギセンノウ(麦仙翁)、ムギナデシコ(麦
撫子)と言う。日本へは明治時代に渡来した。
属名Agrostemmaはギリシア語の「agros(畑・野原)+stemma(冠)」が語源で、麦畑(野原)
に生える花の美しさに因んでいるという。種小名のgithagoは本種のラテン古名から来ている。
【特徴】
草丈は60~90cmくらい。葉は線形で対生する。
開花期は5~7月で、花径5~7cm、5弁の花弁は軽く外側にカールする。花弁には放射線状に
筋が入る。花の色は濃いピンク、ピンク、白などである。
花の後にできる実はさく果(熟すと下部が裂け、種子が散布される果実)で、種子はサポニン配糖
体を含み有毒。
・花
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/ff/Agrostemma_githago_120
http://contents.minhana.net/A0061/picture_normal/A0061_picture_normal.jpg
http://www.azami.sakura.ne.jp/hana/f1/a-gyo/agurosutenma-03.jpg
・スケッチ
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a2/Agrostemma_githago_Stu
【詳しい育て方】
■主な作業
霜柱で浮き上がった苗の処置:秋にタネをまいて大きくなりきれていない苗や、植え付けが遅れ
た苗は12~2月に霜柱で土の上に持ち上がり、根が乾いて枯れることがある。植え付け場所を
見回って、株元を押えておく。
支柱立て:4~5月になると草丈が高くなるので、様子を見て、倒れないように支柱を立てる。
■栽培環境
鉢植えはタネをまいたら発芽までは日陰で管理し、発芽後は日向で管理する。寒冷地では苗をフ
レームに入れて冬越しさせるが、関東以西の平地では、冬中戸外で管理する。
庭植えでは、水はけのよい日向に植える。
■水遣り
鉢植えでは、栽培期間を通じて、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。過湿によって根腐れ
しやすいので、鉢底石を敷くなどして過湿を防ぐ。庭植えでは、水遣りは特に必要ない。
■肥料
鉢植えには10~4月に緩効性化成肥料(N:N:K=10:10:10)を施す。
庭植えには肥料は必要ない。
■用土
水はけのよい弱アルカリの土を好む。赤玉土中粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2の配合
土に、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜ、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を施し
て植え付ける。
■植え付け・植え替え
3~4月と10~12月が植え付け適期。春にタネをまいたり苗を植え付けたりする場合は、時期
が遅れると株が大きくならず、花もたくさん咲かなくなるので、適期を守る。
■ふやし方
タネまき:9~10月、タネをまいてふやすことができる。
■病気と害虫
病気:灰色カビ病
5~6月に雨が続くと、灰色カビ病が発生しやすくなる。特に開花期は雨を避けて、風通しを図る
と発生が少なくなる。
害虫:アブラムシ
9~11月と3~6月、特に新芽にアブラムシが発生しやすいので、よく観察して、発生したら防
除する。
■ポイント
水はけのよい痩せ気味の土地が適する
倒れやすいので風の強い場所は避ける
蒸れるので茎葉に水をかけない