記念日・年中行事
○なすび記念日
冬春なすの主産6県(高知園芸連、全農ふくれん、熊本経済連、全農岡山、佐賀経済連、全農徳
山)で構成する冬春なす主産県協議会が制定。冬春なすのPRが目的。日付は冬春なすの最盛
期であり、4と17で「よいなすと読む語呂合わせとなすが好物であった徳川家康の命日であるこ
とから。2004年からは毎月17日を「国産なす消費拡大の日」とした。
※家康忌
徳川家康の1616年の忌日(旧暦)。
○飯田・下伊那の日、五平もち記念日
「し(4)もい(1)な(7)」の語呂合わせ。
飯田・下伊那の特産物である五平もちをPRする日。
○職安記念日(ハローワークの日)
1947年のこの日、それまでの職業紹介所が「公共職業安定所」と名前を改めた。現在は「ハロ
ーワーク」という愛称で呼ばれている。
公共職業安定所は職業紹介・職業指導・失業保険等、「職業安定法」の目的を達成するための
事業を無料で行う施設である。
▲世界ヘモフィリアデー(世界血友病の日)
世界血友病連盟が1998年に制定。世界血友病連盟を設立したフランク・シュネーベルの誕生
日。血友病およびその他の血液の病気についての啓発デー。
○恐竜の日
1923年のこの日、アメリカの動物学者ローイ・チャップマン・アンドル-ズがゴビ砂漠へ向けて
北京を出発した。その後5年間に及ぶ旅行中に、恐竜の卵の化石を世界で初めて発見し、その
後の本格的な恐竜研究の始まりとなった。
*(旧)少年保護デー
1928年から実施。1922年のこの日、旧「少年法」が施行された。1937年に「少年保護記念
日」に改称され、1952年に「司法保護記念日」とともに「更生保護記念日」に統合された。
○【ゴルフ】男子ツアー日本国内開幕戦東健ホームメイトカップ(三重県・東健多度カントリーク
ラブ名古屋、4月17日~4月20日)
4月17日・18日:予選ラウンド
4月19日・20日:決勝ラウンド
□補陀寺蚕具植木市[ほだじさんぐうえきいち](群馬県安中市補陀寺)
農器具や植木の露店が立ち並ぶ。10時~17時。
○行田春まつり(埼玉県行田市公園通り〈市役所前~水城公園〉)
毎年4月17日(徳川家康公の命日)に行われる行田の春の名物。春野菜や植木等を扱う100
件もの露店が公園通りに並ぶ。
□半僧坊春の大祭(神奈川県愛川町・勝楽寺)
かつては花嫁が挙式当日の晴れ姿でお参りする習わしがあり、「美女祭り」とも言われる。キッズ
ダンス、お茶、生け花展、カラオケ大会などが行われる。12時30分~。
□まるまげ祭り(富山県氷見市・千手寺[せんじゅじ/せんてじ])
江戸時代に芸妓たちが身請けされて妻になれるようにと「丸髷」を結って千手寺に参拝したことに
より始められた。未婚女性がまるまげを結い稚児たちと練り歩く。13時30分開始予定。市街地を
練り歩いた後は千手寺に参拝する。
□ごんごん祭り(富山県氷見市・上日寺、4月17日~4月18日)
雨乞い成就を喜び、鐘を鳴らしたことに由来する。17日は宵宮で、15時~、18日は終日屋台が
出る。18日には1分間に何回つけるか競う「ゴンゴン鐘つき大会」も開催される。
□久能山東照宮御例祭(静岡県静岡市駿河区・久能山東照宮)
ご祭神の徳川家康公の命日に当たる祭礼。特殊神饌[しんせん]として三品立[さんぼんだて]神
饌をお供えする。
□雷除法要[かみなりよけほうよう](滋賀県大津市正法寺[しょうほうじ])
本尊千手観音の別名雷除観音に因む。この日には雷除札が授与され、この日に参拝すると雷
(厄)除けになる。11時より法要が営まれ、引き続き不動護摩が奉修される。
□御香宮神社例大祭(京都市伏見区・御香宮[ごこうのみや]神社)
例大祭は神功皇后を祀る祭典で、本殿で10時~神事が行われ、神事が終わると本殿前の舞台
で舞楽や仕舞などの奉納が行われる。
□沖浦観音春季大祭(愛媛県大洲市・萬松山瑞龍寺〈沖浦観音〉)
萬松山瑞龍寺に安置されている「木造十一面観音立像」は約900年前の藤原時代初期の作で、
国の重要文化財に指定されている。毎年4月17日には盛大に大祭が行われ、市内外から多数
の参拝者と、恒例の宝撒きや多くの露店が軒を並べ賑わう。
ドイツアヤメ(独逸菖蒲・文目)German iris / tall bearded iris
【花言葉】「高貴な欲望」「燃える思い」「使者」「恋の便り」「豊満」
【概要】
ドイツアヤメ(独逸菖蒲、独逸文目、学名:Iris germanica)はアヤメ科アヤメ属の多年草。
別名のジャーマンアイリスの名で呼ばれることが多い。ジャーマンアイリスとは、アヤメ属の植物
を交雑して作出された園芸品種で野生のものはない。大元になった種が地中海原産のイルス・
ゲルマニカ(Iris germanica)であると考えられ、日本ではジャーマン・アイリスやドイツアヤメと
呼ばれる。海外ではビアテット(ひげ)・アイリスやトール・ビアテッド・アイリスと呼ばれる。これは
花びらの一部にひけのような突起が付くことに由来する。属名のIrisは、ギリシア語で「虹」を意味
する。種小名のgermanicaは「ドイツの」という意味である。
【特徴】
地際に太い根茎が分岐しながら這うように横に伸びて行く。葉は平べったくて先端が尖り、色は灰
色がかった緑色で、菖蒲に比べると厚手で幅広である。草丈は低い品種で30cm前後、高性種
は70cm~1mになる。主な開花期は4月下旬~5月で1本の茎から5~数10個の蕾を付ける。
花被片は6枚で、内側の3枚(内花被)は大きく花心を包むように立ち上がり、外側3枚(外花被)
はだらんと垂れ下がり、ひげ状の突起があるのが特徴である。花色は赤はないが、それ以外は
かなりカラフルに揃っており、白、黄、ピンク、紫、オレンジ、青、非常に濃い紫(黒く見える)、茶な
どがある。外花被の付け根にあるひげは異なる色に色づくことが多い。花後にできる実はさく果
である。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/13/22313c2d001eb6e13dd92f9c2931
・花
http://germaniris.syumi-jin.com/gallery/rozetawine_zukai.jpg
http://storage.kanshin.com/free/img_46/462545/k1897537604.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/mi7co/imgs/d/a/da57056a.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:萎んだ花はその都度取り除く。この作業は見栄えがよくなるだけでなく、病気の発
生の防除にもなる。
枯葉取り:枯葉取りは適宜行うが、特に春先と梅雨前は、株元をすっきりとさせて、根茎が見える
くらいにしておく。この時、花の咲かない小さな芽や混み合っている個所は、余分の芽は間引くよ
うに取り除いて置く。
雨避け:鉢植えのものは、梅雨期に入ったら軒下など雨の当たらない場所に移動させる。
■栽培環境
日当たりと水はけのよいことが特に重要である。暑さ寒さには強いが、高温期には乾燥している
方が安全である。高温多湿、日照不足は病気も発生しやすく、根腐れ、茎腐れなどで株が弱り、
株が枯れることもある。庭植えの場合、乾きやすい所に浅く植えるのがポイントで、高台や傾斜地
、盛り土をしたところなどが適地である。
■水遣り
鉢植えの場合、春の伸長・発蕾期には一般の草花同様、土の表面が乾いたらたっぷり与える。そ
のほかの時期はやや乾かし気味でよく、用土が乾いてから与える。庭植えではほとんど水遣りは
必要ない。
■肥料
夏の暑い時期は肥料分が残っていると腐りやすくなるので、秋と早春に施す。庭では株の周りに
少量施し、鉢植えでは10~12月と2~3月に月1回ぐらいの置き肥が目安である。肥料は一般
の草花用化成肥料で構わない。
■用土
鉢やコンテナの1例としては、赤玉土中粒5:鹿沼土中粒3:腐葉土2の配合土など水はけのよ
いものを使用する。中世からアルカリ性を好むので、これに1リットル当たり苦土石灰3gを混ぜて
おく。
■植え付け・植え替え
芽が混んでくると花付きが悪くなり、病気も出やすくなるので、2~3年ごとを目安に株分けを兼ね
て植え替える。鉢植えは根詰まりや土の劣化で生育が衰えやすいので、毎年植え替える。
■ふやし方
株分け:梅雨が明けた後の8~9月が適期。暖地では10月でもよいが、寒冷地では早めに行
い、冬までにしっかり根を張らせる。根茎の括れた部分で分け、葉は半分ほど切り詰め、根茎を
横に寝かせるようにして、浅く植え付ける。根の伸びる方向を考慮して、植える位置や向きを決め
る。
■病気と害虫
病気:軟腐病
最も注意しなければならないものは、根茎が腐る軟腐病である。発生したら広がらないよう病株
を取り除く。ただし、軽いうちなら株を掘り上げて乾燥させれば回復させることは可能である。
害虫:アブラムシ
春~開花時に発生するので注意する。
■まとめ
高温多湿時に植え替えや株分けの作業などを行わない
アルカリ性土壌でよく育つので、石灰を土に混ぜ込む
乾燥気味を好む、鉢植えは水の遣り過ぎに注意する。