記念日・年中行事
○オレンジデー
愛し合う二人がオレンジやオレンジ色のものを贈り合ってさらに愛を深める日。オレンジは樹にた
くさん実を成らせる「繁栄」「多産」のシンボルであり、「花嫁の喜び」という花言葉を持つことから
愛の記念日にふさわしいと、日本を代表する柑橘類の産地であるJA全農えひめが制定。日付は
2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続く意味から。
○パートナーデー
佐賀市では、家族や友人、職場の同僚など、あなたが大切に思っている人に感謝の気持ちを伝
える日として4月14日を「パートナーデー」としている。パートナーデーは、平成10(1998)年3
月に「佐賀市女性行動計画パートナーシップ21」を策定した際に、市民の男女共同参画をより身
近に感じていただくきっかけづくりとして発案された。佐賀市男女共同参画ネットワークでは毎年、
パートナーに贈る一言メッセージを募集し、表彰している。
○フレンドリーデー
新学期、新入学、新社会人など、新しくスタートを切る4月。その2週間後のこの日を友人との絆
を深め、新たな友人づくりの日にと株式会社スーパープランニングが制定。日付は4と14で「友
達って良いヨ(414)ネ!」の意味もある。また、同社ではその名称から地球上の全ての人々も、
自然も、動物も「みんな仲良くする日」として活動を行っている。オリジナルキャラクターの「MR.
FRIENDLY」も人気。
○良い年の日
森下仁丹株式会社が制定。日付は4と14で「よ(4)いとし(14)」(良い年)と読む語呂合わせか
ら。高齢者の健康で生き生きした生活を応援する日。
○椅子の日
人間に最も近い存在の家具であり、背骨を支え、快適と安楽を与えてくれる椅子。座り心地の良
い椅子と出会うことは、健康で幸せな気分を与えられるという考えから、オフィス家具などを手掛
ける東大阪市に本社を置くオフィスレット株式会社が制定。日付は4と14で「良い椅子」と読む語
呂合わせから。また、新入学、就職、転居などで新しいスタートを切る時期に当たることから、座り
心地の良い椅子を贈る日になることを目指している。
○柔道整復の日
柔道整復が東洋医学に基づく医療として広く認識してもらうことことを目的に、NPO法人・全国柔
整鍼灸協会が制定。日付は1970年4月14日に柔道整復師法が公布されたことから。
○タイタニック号の日
1912年のこの日、初公開中のイギリスの大型客船タイタニック号が、北大西洋ニューファンドラ
ンド沖で氷山に激突し、翌日未明に沈没した。
乗客乗員2208人のうち1513人の犠牲者を出した。事故の原因や被害には、救命設備・流氷
の監視・無線電信等様々な問題が関連しており、その後の船の安全確保についての多くの教訓
が得られた。
○ポスト愛護週間(4月14日~4月20日)
全国郵便切手売捌[うりさばき]協会が1963年に制定。「逓信記念日」までの1週間。各地でポ
スト感謝祭やポスト清掃等が行われる。
○科学技術週間(4月18日を含む週・月曜日~:4月14日~4月20日)
1960年に閣議了解により決定。文部科学省が主催。発明の日(4月18日)を含む1週間。「科
学技術について広く一般の関心と理解を深め、その振興を図る」ことを目的としている。
◇3月ウマチー[さんぐゎちうまちー]
旧暦3月15日に行われる麦の収穫を祝う祭。麦の穂を神仏に供え、豊作を祈る。麦大祭とも言
い、多良間島[たらまじま]では麦プール、波照間[はてるま]ではスクママスというが、今日では
ほとんど行われておらず、神職のみが豊作祈願する。
□山王[さんのう]まつり(新潟県佐渡市・新穂日吉神社)
「山王さん」とは日吉神社の通称で、地区住民から尊崇され、親しまれている。800余年の由緒
を持つこのお宮の祭りは庶民の暮らしと密着し、少年の射手による流鏑馬、ダイナミックな鬼太鼓
の舞、見事な神輿、下がり羽(さがいは:能楽・歌舞伎の囃子の一つ)などが奉納される。
□白峯神社春季例大祭(蹴鞠奉納)(京都市上京区・白峯神社)
10時30分~淳任[じゅんにん]天皇祭斎行、舞楽奉納。11時30分~蹴鞠保存会による奉納。
約30分間蹴鞠体験(自由参加)ができる。
□春の高山祭(山王祭)(岐阜県高山市・日枝神社周辺、4月14日~4月15日)
高山祭は春の山王祭〈4月14・15日〉と秋の山王祭〈10月9・10日〉のふたつの総称。豪華な
屋台12台の曳き揃えのほか、御巡幸と呼ばれる祭行列が町を巡る。3大の屋台では見事なか
らくり人形の妙技が披露される。4月14日の夜には各屋台がそれぞれおよそ100個もの提灯を
点け、夜の町を巡る夜祭が行われる。
□八幡まつり(滋賀県近江八幡市・日牟禮八幡宮[ひむれはちまんぐう]、4月14日~4月16日)
4月14日宵宮(松明祭)、15日本宮祭(例祭)・太鼓祭、16日間日(すでら渡御祭)
14日は午前8時30分~大松明結い、13時~子供松明の奉火、19時~神役太鼓が宮入り
し、20時~松明奉火、上之郷の松明からその年に定められた順に火が放たれ夜空を焦がす。
15日は10時~例祭、14時30分~太鼓渡り宿入り、16時~大太鼓の渡りが行われる。
16日は10時30分~還暦・寿賀延寿祭、午後2時~須寺御旅所お渡り神事、渡御神幸祭・環幸
祭、御旅所神幸祭。
ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星) Japanese bellflower
【花言葉】「節制」「上品」「私の思いを受けて」「返礼」
【概要】
ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、学名:Enkianthus perulatus)はツツジ科ドウダンツツジ
属の落葉性低木。日本原産で九州、四国、本州の温暖な岩山に生えるが、自生地は少ない。海
外では台湾にも分布。
「ドウダン」は枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部に似通っ
ており、その「トウダイ」から転じたもの、また満天星の方は中国名に由来する。ところで現在、満
天星はドウダンツツジを指すこともあるが、カスミソウを指すことが多い。ドウダンツツジはその花
の形から一般に釣鐘花(ディァォヂョンファ)という。そのほか、鈴儿花(リンェ゛ァーファ)、灯籠花
(ドンロンファ)とも呼ばれる。
属名のEnkianthuaはギリシアの「enkyos(妊娠する)+anthos(花)」が語源で、膨らんだ花
の形に由来する。種小名のperulatusは「鱗片のある」という意味である。
【特徴】
樹高1~3mくらい。 枝は細く車輪状に枝分かれする。
葉は楕円形~菱形近くで、枝先に輪生状に集って互生する。大きさは通常約2㎝、大きなもので
は約5cmになる。葉の縁には細かい鋸歯がある。
花期は葉が出てから約1週間後(4月上旬~5月中旬)、枝先に白い壷形の花を2~4輪下垂し
て咲かせる(散形花序)。長さは7、8mmで、花冠の先は5つに裂ける。雄蕊は10本である。
花後にできる実はさく果である。
紅葉は寒冷地で10月中旬~11月上旬頃、暖地で11月中旬~12月中旬頃である。
ドウダンツツジの品種にはヒロハドウダンツツジ(広葉灯台躑躅)がある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/71/Enkianthus_perulatus2.j
・花
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/76/Enkianthus_perulatus3.j
・葉
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-
doudantutuji/doudantutuji300.JPG
・紅葉
nifty.com/photos/uncategorized/2008/11/09/imgp39491.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
剪定:丸く刈り込んだ樹形にしたり、生け垣などに利用したりするときは、剪定を行う。適期は新芽
が伸びる5月中旬~6月中旬である。花芽は前年の夏できるので、夏以降の剪定はせっかくでき
た花芽を切ることになる。紅葉だけ楽しむのであれば、いつでも行うことができる。夏以降に伸び
た徒長枝は、紅葉が終わる11月中旬~12月に切り戻して、樹形を整える。
■栽培環境
鉢植え、庭植えとともに、日当たりのよい戸外で栽培する。日陰では花付きが悪くなるだけでなく
、紅葉の色も冴えない。鉢植えでは用土の乾燥を防ぐため、夏の間は西日の当たらない半日陰
で管理する。酸性土壌を好み、シャクナゲやツツジと同じく地表近くに細かい根を張る。庭植えは
酸度調整済みピートモスと腐葉土をすき込んで、水はけと水もちをよくする。
■水遣り
鉢植えの場合、気温の高い5~9月は乾いたら与え、休眠する落葉期は控えめに与える。庭植え
の場合は基本的には与える必要はないが、夏の極端に乾燥する時期には、朝か夕に十分与え
る。
■肥料
鉢植え、庭植えともに花後に緩効性化成肥料(N:P:K=10:10:10など)や有機質肥料(固形
の油かすなど)を施す。また、春の芽出し期に効果が表れるように、2~3月の休眠期に春と同様
な肥料を施す(冬に植え付け、植え替えを行った株は除く)。
■用土
酸性土壌を好み、地表近くにたくさんの細い根を張るので、極端な乾燥を嫌う。赤玉土小粒5:酸
度未調整ピートモス3:腐葉土2の配合土など、水はけと水もちのよい用土を使用する。市販の培
養土を利用する場合は、培養土に等量の赤玉土小粒を混ぜて使用する。
■植え付け・植え替え
植え替えの適期は新芽が伸びる3月~4月、または厳冬期を除く落葉期。鉢植えは2年ごとに植
え替える。根鉢を1/3程度崩し、一回り大きな鉢に深植えにならないように植え付ける。庭植えは
酸度未調整ピートモスと腐葉土を梳きこんでから植え付ける。根を広げるように浅植えにし、株が
ぐらつくときは支柱を立てる。
■ふやし方
挿し木:一般に挿し木でふやす。適期は春以降伸びた枝が十分に固まる6~7月。前年に伸びた
枝を利用して、落葉期の2~3月に行うことも可能である。
■病気と害虫
病気:特にない。
害虫:ハダニ
深刻な被害を与える害虫はいないが、乾燥する8月下旬~9月にハダニが発生する。
■まとめ
剪定の適期は花後すぐ
肥料は窒素分を控える
花芽が作られる頃は特に乾燥に気を付ける