記念日・年中行事
▲世界保健デー(World Health Day)
世界保健機関(WHO)が1949年に制定。国際デーの一つ。1948年のこの日、世界保健機関
が発足した。WHOは、世界保健機関憲章によって設立された国連の機関である。「全ての人々
が可能な最高の健康水準を達成する」を目的としている。日本WHO協会では、毎年WHOの標
語に因んだテーマで中学生などから作文を募集し、健康への関心を高めてもらおうとしている。
因みに2014年の世界保健デーのテーマは「節足動物が媒介する感染症」である。
蚊やマダニなどの節足動物によって媒介される感染症には、マラリアや黄熱クリミア・コンゴ出血
熱など様々なものがあり、世界では毎年100万人以上の方がこれらの感染症によって亡くなって
いるとされている。日本国内においても、マダニ類によって媒介される日本紅斑熱や重症熱性血
小板減少症候群(SFTS)やつつが虫病など、複数の感染症が発生している。また、蚊によって媒
介される日本脳炎なども、数例であるが毎年発生している。この機会に、これら「節足動物が媒介
する感染症」から身を守る方法について知ろう。
http://www.who.int/kobe_centre/mediacentre/whd2014/ja/
▲1994年のルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー(International Day of
Reflection on the Genocide in Rwanda)
国際デーの一つ。アフリカ中部の国ルワンダではフツ族とツチ族の対立から内戦状態となってい
たが、1993年に和平合意した。しかし、1994年4月6日、フツ族の大統領が乗った飛行機が撃
墜されて大統領は死亡、対立は再燃した。そして翌7日以降の100日間で、政府軍と暴徒化し
たフツ族によりツチ族と穏健派フツ族約100万人が殺害された。
○農林水産省創立記念日
1881年のこの日、農林水産省の前身となる農商務省が設置された。
○タイヤゲージの日
車の安全走行に欠かせないタイヤの空気圧を計測するタイヤゲージ。管理されたタイヤの圧力
の重要性と、正確なタイヤゲージを使用することをアピールするためにタイヤゲージを製造する
旭産業株式会社が制定。日付は4月8日が「タイヤの日」であり、その前日にタイヤの圧力を
計測する日として関心を持ってもらう為。
○労務管理の日
労務管理認定サービスを行う労務管理OK株式会社が制定。1947年のこの日、「労働基準法」
が公布された。
*(旧)世界禁煙デー
1988年のみ。世界保健機関が1988年4月7日に創立40周年を迎えることを記念して、この日
を「世界禁煙デー」とした。同年5月の決議により、翌年からは5月31日に行われている。
○ヨナナスの日
フルーツや野菜の新しい食べ方である「ヨナナス」を多くの人に知っていただきたいと、フルーツや
野菜の生産、加工、販売などを手がける合同会社ドールが制定。「ヨナナス」とは冷凍した野菜や
フルーツをyななすメーカーに入れて作るアイスクリームでもジェラートでもないクリーミィな新感覚
のスイーツ。ひづけは4と7で「ヨナナス」の「ヨナ」と読む語呂合わせから。
○鳳凰くんの誕生日
アミューズメント産業の中心的な存在のパチンコ、パチスロなどのパーラー業界。茨城県水戸市な
どで「セブンフォー」の愛称で親しまれている遊技場(パーラー)を経営する747グループの泰成実
業株式会社が、グループのキャラクターである「鳳凰くん」の誕生日から制定。その日はホール全
体で祝い、お客様に「楽しさ」と「喜び」を味わっていただくのが目的。
□青柴垣神事[あおふしがきしんじ](島根県松江市・美保神社)
天孫降臨に先立ち、高天原の神は大国主神が治める出雲の国は天孫が治めるべきであると使い
を遣わす。大国主神はこれに対し、「私の一存では決められない」と御子神の事大主神へ答えを
求める。美保で釣りをなさっていた事大主神は直ちに「この国は天孫へ献上すべきだ」と答え、海
中に青柴垣を造ると、その中に身を隠した。青柴垣神事はこの神話に由来する神事で、1年間海
に入り身を潔斎した氏子がそれぞれ大漁旗や榊で装飾をした2隻の船に乗り、1週間に及ぶ祭り
のクライマックスを迎える。
□印鑰[いんにゃく]神社春季大祭(鮒取神事)(熊本県八代市・印鑰神社)
その昔、石川宿祢が訪れた際に、土地の若者たちが鏡ケ池の氷を割って裸で飛び込み、鮒を手
取りにして御前に供した故事に倣い、今日なおも行われている。神酒で清めた締め込み姿の若者
数十名が鮒や泥を見物人に投げつけ、泥がかかればその年は無病息災だといわれている。また、
印鑰神社では巫女舞や馬追なども行われる。
※放哉忌
俳人・尾崎放哉[おざきほうさい]の1926年の忌日。
「咳をしてもひとり」
「足のうら洗えば白くなる」
「こんなよい月を一人で見て寝る」
アフリカキンセンカ Namaqualand daisy/African daisy
【花言葉】「富」「明快」「忍ぶ恋」「明るい恋」
【概要】
アフリカキンセンカ(阿弗利加金盞花、学名:Dimorphotheca sinuata)はキク科アフリカキン
センカ属の春まき一年草または多年草。属の学名からディモルフォセカとも呼ばれる。
和名の由来はアフリカ原産で、花形がキンセンカに似ていることから。渡来時期は未詳。
属名のDimorphothecaはギリシア語の「di(2つの)+morphe(形)+theca(箱)」の合成語で
「2つの形の果実」という意味で痩果に2種類の形があることに由来。種小名のsinuataは「強い
波状の」という意味。
【特徴】
草丈は25~50㎝くらいである。葉は披針形で互生する。
開花時期は3~5月で、花径5cmくらいの花(頭花)を茎先に1輪ずつ付ける。舌状花の色は黄色
や橙色で、筒状花の色は黒紫色である。花は昼間しか開かず、天気の悪い日や夜は閉じる。
花の後にできる実は痩果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見える)である。
http://imgc.allpostersimages.com/images/P-473-488-
90/72/7239/8LTN100Z/posters/bob-gibbons-namaqua-daisies-dimorphotheca-
・花
kazuo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2011/03/06/p1520893.jpg
・葉
http://zojeczka.files.wordpress.com/2010/11/dimorphotheca-sinuata-
・タネ
http://blog-imgs-42.fc2.com/h/a/n/hana2greengarden/20100513-5.gif
【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:2月中旬~5月に行う。株が枯れてしまうので、6月以降は必要ない。
■栽培環境
鉢植えは9月中旬~3月は日当たりのよい場所で管理する。12月~2月は霜除けを行うか、室内
に取り込む。4月~6月上旬は日当たりのよい場所でも育つが、半日蔭で管理した方が花を長く
楽しむことができる。
庭植えは、軒下など雨が当たりにくい、日当たりと水はけのよい場所を選んで植え付ける。12月
~2月は霜除けをする。
■水遣り
鉢植えは9月~11月と3~6月は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。12~2月は土の表
面が乾いたら少量与える。
■肥料
9月中旬~5月は、緩効性化成肥料と液体肥料を施す。液体肥料を施す目安は2週間に1回。
■用土
水はけのよい土で植え付ける。 赤玉土中粒4:腐葉土4:鹿沼土中粒2の配合土などにリン酸分
の多い緩効性化成肥料(N:P:K=6:40:6など)を5g/リットル混ぜる。
■植え付け・植え替え
苗の植え付け適期は3~4月。根鉢を崩さず植え付ける。深植えにしない。花後の6月には枯れ
てしまう。
■ふやし方
タネまき:適期は9月中旬~10月。タネが隠れる程度に覆土し、本葉が2~3枚出たら3~3.5
号ポット鉢に移植する。
■病気と害虫
病気:灰色かび病
3~6月に発生する。発生を防ぐために花がらと枯葉をこまめに取り除く。
害虫:アブラムシ
春、新芽に付きやすいので見つけ次第防除する。冬の間に早めに消毒しておくと、春以降の発生
が少なくなる。
■まとめ
・ディモルフォセカとオステオスペルマムの違い