記念日・年中行事
○女性の日(婦人の日)
労働省(現在の厚生労働省)が1949年に「婦人の日」として制定。1998年に「女性の日」に改
称。女性週間の1日目。
○女性週間(4月10日~4月16日)
労働省(現在の厚生労働省)が1949年に「婦人週間」として制定。50年目の1998年に「女性
週間」と名称を改めた。
1946年4月10日、戦後初の総選挙で初めて婦人参政権が行使され、39人の女性代議士が
誕生した。
○婦人参政記念日
1946年4月10日、戦後初の総選挙で初めて婦人参政権が行使され、39人の女性代議士が
誕生した。
○交通事故者ゼロを目指す日
日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として2008(平成20)年から実施。
2月20日と、春・秋の交通安全運動の期間中の4月10日・9月30日。
○駅弁の日
日本鉄道構内営業中央会が1993(平成5)年に制定。
4月は駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンであり、「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」
と「十」を合成すると「弁」に見えることから。
駅弁が日本で初めて売り出されたのは1885(明治18)年7月16日であるが、7月は季節がら
弁当がいたみやすいことから4月に記念が制定された。
○建具の日
日本建具組合連合会が制定。4(よ)10(と)で「良い戸」の語呂合わせ。
建具[たてぐ]は、建築物の開口部に設けられる開閉機能を持つ仕切り。
○インテリアを考える日
日本インテリアファブリックス協会が制定。4月は入学・入社・新学期など新しいことが始まる月で
あることから。10日は「住」と「十」が同音であることから。
○ヨットの日
ヤマハ発動機が制定。4(よ)10(と)で「ヨット」の語呂合わせ。
○教科書の日
教科書協会が制定。児童、生徒が新しい教科書を手にして、親子ともども教科書に関心が高い
時期であることと、4(よ)10(と)で「良い図書」の語呂合わせなることから。
○四万十の日
高知県中村市の四万十[しまんと]の日実行員会が制定。4(し)10(と)で「しまんと」の語呂合わ
せ。高知県の四万十川は全長196kmで、本流にダム等がなく、日本最後の清流と言われてい
る。
○ステンレスボトルの日
保温も保冷もできるステンレスボトルを持ち歩く生活のきっかけになる日にと、象印マホウビンが
制定。中国語の「四」の「スー」と英語の10の「テン」せ「ステン」と読む語呂合わせ。
○仕入れの日
総合卸売サイト「仕入れCOM」を運営する株式会社AQUAが制定。4(し)1(い)0(れ)で「仕入
れ」の語呂合わせ。
○シートの日
岡山県倉敷に本社を置きブルーシートをはじめ多種多様なポリエチレンシートを製造販売する萩
原工業株式会社が制定。工事現場や建築現場、運動会、お花見、更には災害時の防護用など
幅広い用途で使われるブルーシートを、より多くの人にPRするのが目的。日付は4と10で「シー
ト」と読む語呂合わせからと、新年度の節目になることから。
○笛吹市桃源郷の日
桃の生産量と耕作面積で日本一を誇る山梨県笛吹市が制定。春の桃の開花時期、市内全体が
ピンク一色なる笛吹市には県外から多くの観光客が訪れる。この「日本一の桃源郷」や笛吹市の
知名度を高めて観光振興を図るの目的。日付は桃の花が満開になる頃で、元日から数えてちょ
うど100日目にあたり、100を「百(もも)」と書き表せること、さらには、4と10で「し(4)あわせに
なる桃花(とうか・10日)」と読む語呂合わせから。
○ピークシフトデー
「ピークシフト自販機」を開発し、設置を促進している日本コカ・コーラ株式会社が制定。「ピークシ
フト自販機」とは東日本大震災以降に求められている電力使用のピーク時の消費電力を減らす
ニーズに応えた自販機で、誰でも簡単に参加しやすい節電方法であるピークシフトの認知度を向
上させるのことが目的。日付は4と10で「ピークシフト」のシフ(4)ト(10)の語呂合わせから。
○酒盗の日
神奈川県小田原市に本社を置き、酒盗の販売・製造を手掛ける株式会社しいの食品が制定。カ
ツオの胃腸やマグロの胃を長期熟成して作る酒盗は「酒を盗んででも飲みたくなる」というほどお
酒がすすむことからその名前がついたとされる。同社の日本で古くから親しまれてきた発酵食品
の伝統の味を今に伝えたいとの願いが込められいる。日付は4と10で「4(しゅ)10(とう)」の語
呂合わせから。
○愛知の新たまねぎの日
全国有数のたまねぎの産地である愛知県のJAあいち経済連が制定。愛知の新たまねぎはみず
みずしく、辛みが少なくサラダなどに適している。日付は4と10の410「41(良い)0(たまねぎ)」
と読む語呂合わせと、出荷のピークを迎える時期から。
○辛[しん]ラーメンの日
じっくり煮込んだビーフスープの旨味と厳選された唐辛子の辛さの調和したインスタント麺である
韓国を代表する味の「辛ラーメン」はさらに多くの人に味わってもらおうと、辛ラーメンを製造する
株式会社農心ジャパンが制定。日付は辛いは英語で「ホット」なので、4と10を4(フォー)10(ト
ウ)と読む語呂合わせから。
○ヨード卵の日
日本のブランド卵の先駆けと知られる「ヨード卵・光」を製造する日本農産工業株式会社が制定。
日付は4と10で「ヨード」と読む語呂合わせと、新年度、新学期が始まるこの時期にヨード卵を食
べて栄養を摂り元気に過ごしてもらいたいとの願いが込めらている。日本農産工業は「食といの
ちの未来をひらく」を企業メッセージに掲げる配合飼料のリーディングカンパニー。
○シブイの日
「冬瓜」のことを沖縄方言で「シブイ」と言う。シブイの「シ(4)」とトウガンの「トウ(10)」という語呂
合わせから、沖縄県経済農業組合が1998年に制定し、4月10日を「冬瓜の日」とすることを提
唱している。
○瀬戸大橋開通記念日
1988年のこの日、瀬戸大橋が開通し、本州と四国が橋で結ばれた。
瀬戸大橋は岡山県倉敷市と香川県坂出市の間の9.4kmの海峡部を結ぶ橋で、道路・鉄道併
用の6つの橋から構成されている。
○第90回日本選手権水泳競技会(東京辰巳国際水泳場、4月10日~4月13日)
兼第12回パンパシフィック大会代表選手選考会
兼第17回アジア大会代表選手選考会
□糸魚川けんかんまつり(新潟県糸魚川市・天津神社、4月10日~4月11日)
神苑を1周半すると、2基の神輿は境内を走り回り、余中勇壮にぶつかり合う。けんか祭りの後は
舞台で舞楽が奉納される。けんか神輿のぶつかり合いは10日11時~、舞楽奉納は両日13時
~15時30分。
□山吹まつり(京都市西京区・松尾大社、4月10日~5月5日)
松尾大社は関西でも有数の山吹の名所と言われており、季節になると3000株の山吹が境内を
美しく彩る。5月3日には松尾大社の境内を横切る一ノ井川沿いと山吹の庭園がライトアップされ
、黄金色に輝く山吹を鑑賞できる。
□佐嘉神社・松原神社春まつり[日峯さん](佐賀県佐賀市・佐嘉神社・松原神社、4月10日~
4月12日)
五穀豊穣、商売繁盛、万民和楽などを祈願して祭典を斎行。お茶やお菓子が厳かに奉納される
ほか、お祭りステージでは、地域住民によるさまざまな芸能が催される。また、ナイアガラの仕掛
け花火等があり、境内は賑わいを見せる。
クリンソウ(九輪草) Japanese primrose
【花言葉】「物覚えのよさ」「幸福を重ねる」
【概要】
クリンソウ(九輪草、学名:Primula japonica)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本固有
種である。山間地の湿地や沢沿いに生育し、時に群生する。
和名の由来は、段になって輪生する花の様子を、仏塔の先に立つ「九輪」に見立てたものであ
る。別名をナナカイソウ(七階草)、シチジュウソウ(七重草)ともいう。
属名のPrimulaはラテン語の「primos(最初の)」の縮小形で、プリムラ・ベリスが早春に他の花
に先駆けて咲くことから名付けられた。種小名のjaponicaは「日本の」という意味である。
【特徴】
草丈40~80cmくらいで、茎は直立し、無毛である。
根際から生える葉は長さ20~40cmくらいあり大形で、ロゼット状となる。葉の形はへら形で皺
があり、縁には不揃いの浅い切れ込みがある。葉の付け根の部分は狭くなり、葉の柄は紅色を帯
びる。開花時期は4~6月で、花は地上から伸びた花茎の先に数段に輪生して付く。花径は2~
3cmで、花の色は紅紫色である。花冠は先で5つに裂け、横に平らに開く。それぞれの裂片の先
は浅く2つに裂ける。萼片は緑色で5枚、雄蕊は5本、雌蕊は1本である。
花後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
・花
・葉
【詳しい育て方】
■主な作業
乾燥に弱く、夏の暑さを嫌がるので水遣りと夏の管理がポイントとなる。
■栽培環境
秋~春は日がよく当たり、夏の間は日陰となる広葉樹の下などに自生する。基本的な性質は強
いが、高温多湿には弱い性質があり夏の暑さを嫌がる。花が咲き終わるまでは日当たりのよい場
所で育てるが、それ以降は直射日光の当たらない明るい日陰が適している。特に西日は暑さだ
けでなく、極端に土を乾燥させるので避ける。寒さには強いので防寒する必要はない。
■水遣り
小川の岸辺のような湿地を好む植物で、乾燥や水切れには非常に弱い。春~秋の生育期には
土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与える。休眠中の冬も極端に乾かさないよう、土の表面が
乾いてきたら水を与える。水切れ状態になるとすぐに葉が萎れてしまうのでそうなる前に水を与
える。すぐに水切れする場合は鉢皿を敷いて水をため、底から水を吸わせる「腰水」で管理する。
■肥料
肥料はさほどたくさんは要らない。生育期間中、2週間で1回の割合で薄めの液体肥料を与える。
■用土
あまり年は選ばないが、水もち・水はけのよい土が適している。鹿沼土7:軽石小粒もしくは日向
土小粒3の割合で混ぜた土が適している。地上の場合も水もちのよい場所を選ぶか鹿沼土を混
ぜて保水力を高める。
■植え替え・植え付け
根の生育が旺盛なので、鉢植えのものは1~2年に1回植え替える。鉢の中が根でいっぱいにな
ると用土の保水力も落ち、水をこまめに遣っても水が吸えず、すぐに水切れで萎れてしまう。植え
替えの適期は新芽が出てくる直前2~3月、もしくは休眠に入る手前の9月中旬~10月中旬。
■ふやし方
株分け:株分けは植え替えと同時に行う。ナイフで1芽ずつ切り分けてそれぞれを植え付ける。
タネまき:タネを7~8月採取してすぐにまく(とりまき)。一定の低温に合わないと発芽しない性質
で、発芽は翌春になる。タネは乾かすと極端に発芽率が落ちる。
■病気と害虫
春以降にヨトウムシやアオムシなど葉を食べる害虫が発生する。
■ポイント
暑さに弱い
水切れに注意する
鉢植えは1~2年に1度植え替える。