前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

GF吉野レポ2

2009年07月28日 | Weblog
GF吉野に行き、帰ってきて、色んなことを思い出す。
あの屈辱を覚えた一年前、必ずこの吉野に帰ってきてリベンジを果たしてやる!と
強く心に決めたこと。
長く苦しい坂を一心不乱に挑戦し、時には挫折しつつ、時には軽く飄々と上がれた
苦しくて楽しい登り坂。
かと思えば、今日は足取りが軽いかも~・・・と思いながらいざ登りに入ると
めっきり身体が思うように動かず、失望したときのこと・・・
考えたらそりゃ~切りがなかった。笑 
けど、何より私はこの日のためにしんどい坂をあえて挑んできた。

しかし、この吉野2週間前、一気に疲れが出たのか?はたまたご飯をろくに食べれなく、
暑くてバテてしまったからか?ガタッと身体の不調に悩まされた。
そう、登りがめっきり登れなくなったのだ。走れば走るほど遅く、全くといって
いいほど調子が出ない。葛城に登るもヘロヘロ状態。あげくの果てに鍋谷で軽い
熱中症を覚えるまでに至った日を思い出す。
今考えると丁度暑い炎天下に上ったことが災いとなって現れたのか?けど、他のチーム
の人も一緒に登ってたはず・・・なのになんで私だけがこんな症状に?なぜ?なぜ?

あの日はだいぶチームメートに鍋谷の頂上で待ってもらってたんじゃないかな?
けど、優しいチーム員は、僕もしんどかった・・・私も今登ってきたとこ・・と
優しい言葉をかけて私をなぐさめてくれる。嬉しかった日々を思い出す。

だのに、私は2つめの厳しい山を吉野の本番に登っていたときに、完走できないかも・・
と脳裏をめぐらせ、めっきり弱気になってしまっていたのが情けない。




上の写真は今回吉野に一緒にリベンジを果たしにきた北○さん。
北○さんも本当によく頑張っていた。
実によく頑張っていた。私よりも努力していた。
エイドステーションの休憩もそこそこに、サッと一人で走り出す。
私はとりあえずジャムパンを食べて、水分補給をして少し遅れて走り出す。
登りで追いつくも急な私の足のつったハプニングが発生し、少しペースを落とす。
これは昨日書いたね。 

そして何とか2つ目のきつい坂をクリア。考えると、登りを登っているときは
ことごとく雨に打たれていた。そして下りに入ると自然と雨はやむ。しかし路面
ベタベタで下りも危なくてそんなにとばせない。本来なら遅れた時間を下りで挽回と
いきたいところだったが、いつもよりもすごく慎重に下っていく。
そして平坦な道に出てしばらくすると、旦那が、多分今から一生懸命行っても
多分タイムオーバーやからゆっくり行こうっか・・・・?と言い出す。
私はここであきらめることはできなかった。確かに脚はつる。つるけど、やれるだけの
ことをやって、走れるところまで走って駄目なら諦めもつくというもの。
すかさず、いや、とにかくいけるとこまで行こう!と強く主張。
これにより、旦那に引っ張ってもらい、平地をぶっとばす。



チームと走った登り、平地のことを思い出し、私たちは走り続ける。そう、集中して
前だけを見て、ゴールを目指し走り続けるしかなかった。そう、リベンジするには
走るしかなかった!雨が降ろうがおかまいなし。天気なんかくそくらえ!って感じ。
桜の季節の吉野は私たちを大歓迎してくれてるかのような素晴らしい景色を見せて
くれる。しかし、今は正念場と化していた。


いよいよ最後の難関、関門がある登りへと突入する。 
時間を見ると11時45分ぐらいだったかな?去年は頂上まで1時間ちょっとかかった。
そして関門を通過するタイム制限は13時だった。だから今から一生懸命登っても
ギリギリなぐらいだったのだ。あの脚をつるというハプニングで足止めをくらい、
時間を押していたが、明らかに去年よりはこの場所には早く着いていた。
このまま行ったらいけるで・・・旦那の励ましの言葉を胸にひたすら登り始める。

やがて前方にチームメート、北○さんの姿を発見。そして追いついた。
ここから先は一緒に一生懸命登り始める。私も調子を取り戻し、北○さんも調子が
良かった。順調に登る。  ひたすら前だけを見て・・・

時間が刻一刻と進んでいく。正に時間と自分との体力勝負。
旦那が時々励ましの言葉をくれるが、私と北○さんは思いっきり集中。
ひたすら走る・登る・・・出せるだけの力でもって登ることだけに集中。
グレーチングが雨濡れで滑るから注意して登る。

どれだけ登ることだけに集中して登っただろう?
あと1kmの看板が目に入る。そして時間との戦いはまだ続いている。
そして私たちは5分の余裕を残して無事関門を突破できたのだ。
スタッフにあと5分は余裕ありましたよ・・・と声をかけられる。嬉しかった。

けど、この時点で走行距離は80㎞のため、あと半分は走らないとゴールにならない。
しばし休憩のあと、私たちは下っていく。が、まだ登りは私たちの前にはだかばる。
そう、正になまえの通り、山岳グランフォンド吉野なのだ。
五番関ほどの勾配ではないもののかなりここまで脚を使っていただけに、ちょっとの
登りでも応える。
ここでチームメートのミサ○さんとも合流し、一緒にゴールへと急ぐ。
とりあえず、難関は突破できたので一安心だった。

そしてまだレポは続く・
又明日~~~~