前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

GF吉野リベンジ!

2009年07月27日 | Weblog


待ってました!この日を・・・
1年前のこの日、五番関の関門前で死に者狂いで頑張って走った正にレースさながらの
懇親の力で関門所にたどりついたものの、2分オーバーでショートカットに廻された
あの屈辱の日を忘れず、必死ですがりついたスタッフにおがりまくったことを
忘れもしない。
あれから1年、絶対に絶対に完走してやる!の強い思い入れを果たすときがやってきた
のだ。どれだけこの日を待ち望んでいたか・・・ 
本当に厳しいコース。通産標高3000Mを下らない山岳グランフォンド吉野。
今年は少し距離も増えて164㎞のコース。しかも関門時間は去年と変わらない。
私ったら勘違いしてて、五番関の下(登り口)が関門と思い込んでいた。しかし
当日、ふたをあければ何のその。去年とほぼ一緒だという・・・思わず目が点。
そ・・・そんな~~~ 唖然とし、開いた口がふさがらなく、しばらく放心状態。
しかし、これは行くしかない!心に決めた私。 



朝からは天気が良く、雨が降るような気配はこれっぽっちもなかった。
皆気合十分、やったるで~という感じでスタートラインに並び、スーパーロングコース
から順番にスタートしていく。
スタートの待ち時間の間に、気合一発!ガッツポーズで記念撮影。
この頃は全然余裕の気持ちだった。後に悪夢を見る。汗
ではレポを・・・ 

山の景色、早朝はこんな感じに見えていた。
そう、山の下に霧が発生し、綿菓子みたいに浮いている。
山のこういう景色を見れるのも朝早いからじゃないかな?凄く綺麗だった。
と、余裕のあるのはこの時ぐらいだったような気が・・・

皆順番にスタートしていく。スーパーロングコースの人が最後スタートしたのは
7時20分ぐらいだった。そこから私の走るロングイーストコース、これまた
難関のコースなのだ。今年は4コースに分かれており、上からスーパーロング、
ロングイースト、ロングウエスト、ショートコースの4パターンだった。
勿論迷わず去年とほぼ一緒のコースで若干コースが変わっており、長くなっている
コースを選んでリベンジを果たすべくスタート! 



何個も何個も山を登ったり下ったりするかなり脚力を問われるコースなのだ。
序盤から脚を使いすぎると後で登れなくなり、かといってゆっくり走っていると
タイムオーバーとなるため、本当に時間配分が重要となる。
1つ目の山もかなりきつく感じる。スタートしてから35㎞ぐらいの地点で一度
給水所があるのだけど、そこは無視して通過。そこから鍋谷より少し緩やかな勾配が
何キロか続くような山を登っている。給水所から15㎞ぐらいは永遠登り坂が続く
コース。ここで結構脚を使ってしまった。
私は給水所で少し止まるものだと思っていたが、去年の屈辱を張らすため、旦那は
水分補給まだいけるんやったら通過するで・・・とのこと。え?一瞬私は
ひるんだが、まだボトルに水はたくさんあったため、ま、いいっか・・と通過。
後に、あのとき少しでも止まっていたら・・・と思う点が思いつくこととなる。
まあ、返って止まらなくて正解だったかもしれないが、その先のエイドステーションも
そこそこしか止まらず、少しバナナや柿の葉寿司をつまんで、ポカリを飲んだ程度で
すぐ出発。

そして2個目の葛城山より少しきつい登り坂に突入するのであった。
ここがまたさらにきつい登りになる。
そう、勾配はこの山が一番きついのだ。
エイドステーションを越えて、少し行ったところで心配されていた雨が降り出す。
この雨が私に悪夢を呼び寄せた。
調子のいい旦那と北○さんは軽快に登っていく。私はというと・・・
実は、私は足がつりやすく、鈴鹿でもつったことがあり、練習中でも寒い中を走って
いるとよくつるのだ。今回、雨で身体が濡れて冷えたことが災いし、ちょっとおかしい
な・・・と思っていると、だんだん脚の調子が悪くなっていくのが手にとるように
わかるのだ。やばい・・・けど、遅れたらあかん・・・私は調子の悪いことより、
先に前に追いつくことを考えて必死でペダリング。

あかん、進めへん・・おかしい・・・泣 
まさに自分との戦い。
気を緩めずペダリングするも、脚がつりかけ、あかんあかん・・・けど、行かな・・
旦那の姿は既に見えない。助けを求めても無駄とわかりながら、気だけが焦る。
けど、ダンシングしてもよけいに脚がつりかけ、ついに脚をついてしまう。
しばらく止まってぎこちなく歩く。
通り過ぎる人に、”どうしたんですか?大丈夫ですか?”と何人もの人に声を
かけられ、”脚がつっちゃって・・・”と苦笑い。
頑張りましょう・・と声をかけられ、少し様子を見ながら再スタート。
うん、今のところ大丈夫・・・自分に暗示をかけゆっくり登る。 

しかし、2㎞ぐらい進んだところで違う脚の箇所がつりかける。ん?おかしい・・
こんなはずじゃなかったのに・・・
私はこのとき、あそこの給水所でちょっとでも止まってたら足つってないん違うかな?
と頭をよぎる。しかしときは既に遅し・・・ 
気を取り戻し、えっちらおっちら・・・
少し行った所で旦那が待っててくれた。脚おかしいわ・・・つるわ・・・と私。
けど、前だけを見てやっぱり進む。
さらに進んだところで又給水ポイント。ここでは止まってしっかりと給水。
サポートとして今回も付き添ってくれている上○さんに、脚つったときのクリームを
もってないかすかさず聞く。これ、ウオーミングアップ用のクリームやけど、
塗るか?と貸してくれ、つけさせてもらった。いすに腰をかけさせてもらい、しばらく
休憩。一人のサイクリストが私に塩をつけてくれたバナナをさしだしてくれた。
これには嬉しかった。疲労困憊状態の私を見て持ってきてくれたのだろう。
とっても嬉しかった。これで少しは元気を取り戻し、再スタート。

しばらく下りが続き、細かなアップダウンが更に続く。
私は、上りながら旦那に今年完走無理ちゃうか・・・と少し弱音をはいた。
脚つるし、おかしいわ・・・さっきも止まったもん。と言った。

いや、まだわからんで。去年よりもいいペースで走ってるから、このまま走ったら
いけるで・・・と旦那。
この時点では私の方が弱気だった。

そしてレポは明日へと続く・・・ 
又来てちょ。