【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

時として ゴルフクラブには賞味期限があります

2019年05月31日 20時02分26秒 | ゴルフ

 

 

スイングをよくしたい
そのクラブですぐに結果を変える というよりも
 スイングを良くすることに 重きを置いた場合、
 あまり長く 一つのスペックを使い続ける のは 問題が生じる場合があります。
どの位か というと 使っている人の年齢や体力にもよりますが
 5~7年を超えてきたら そのスペックが自分にとってキツクないか 再確認をする必要があるでしょう。 004
若いときはまだしも 中高年になって
 10年は少々長すぎるかもしれません。
 
弊社のお客様の場合、
特にスイングを覚えたい という理由で
クラブをお造り頂いているケースが多いので
長く使っていただけるのは クラフトマン冥利には尽きるのですが、
 あまり長く使いすぎて、結果 オーバースペックになり
本末転倒になってしまうコトがあります。
店長の私には○○さんはそろそろ…なんだけどなー  
というケースがたくさんあります。
 
目安としては 気づかないうちに 
ボールが中、右寄りになってきているコトです。
これは 弊社のクラブだけでなく すべてのメーカー、
すべての銘柄のクラブに対してですが、
 例えば ドライバーであっても ティーアップせず、
地面から直接打つ とすると どこにボールを置けるか
 がスペックの一つの目安です。
多少の許容範囲はありますが、
左足かかと付近~1個程度右寄り が基準。
それよりも中(右寄り)であれば危険信号です。
 
 
 
 シャフトは物理的には変化しません。
 スチールシャフトは劣化しますが、
 グラファイトシャフトの場合、
よほど 致命的な傷がない限り、半永久的に 変わらずお使いになれます、
 が  がしかし 使う人は日々劣化していきます。
5年前に丁度良かったスペックというのは 5年分、
年を取った分、自分にはオーバースペックな可能性が 秘めている というコトです。
004
一般的なスイング理論とは反対になりますが、
 意図的に「溜め」を作らなければいけないようなスペックは
 明らかに オーバースペック です。
溜め とは別な言葉にすれば ~意図的な振り遅れ~ です。
シャフトは選択して使うために 硬さに種類があるのです。
 にもかかわらず 溜め~意図的な遅れ 
を作らなければいけない というのでは 
シャフトに硬さの種類がある意味がなくなってしまいます。
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振り遅れは〇 手遅れが×

2019年05月31日 15時59分51秒 | ゴルフ
振り遅れ 振り遅れ と連呼してしまっているので
振り遅れを取り戻そう 取り戻そうとしていますが、

実は『振り遅れは問題ない』のです。

問題なのは 手遅れ なのです。
時間 と言う意味の 手遅れ ではなく
体の部位の『手』が遅れている と言う意味です。




ゴルフクラブは 先端に重さのある長い道具です。
非常にシンプルに考えれば
 打ち手がなにがしかの動作をすると
 グリップが動いて、結果 ヘッドが動きます。
 そして そのヘッドにはボールをどかすための特出した重さがある
 のですから、運動が加わった分 ヘッドは遅れます。
 インパクトに向けて 動作も早く成ってくのですから
 どんどん 遅れます。

 遅れていいんです!   ヘッドは。

 その遅れがあるから クラブやヘッドは近回りし
 インサイドから入ってこれます。

 その遅れを 『フェースの下向き/ロフトの立ち』 に変えれば済むのです。

 幸い スイングには傾き、前傾姿勢があるので
 アバウトですが、ダウンスイング→インパクト直前あたりまで
 左サイドの方が低く
 両方のグリップで言うと ㊧グリップの方が低くなり易い 状態。


ところが 手遅れは
体に対し 骨盤や太ももに対し
グリップが右にズレ過ぎてしまうと
腕はねじられ ㊧グリップの方が高くなってしまいます。
これでは ソールがボールに向きます。

左グリップの方が高く 右グリップが低い状態では
それに沿った 体の姿勢になっていきます。
俗に言う 突っ込み とか、 右サイドの下がり、体の開き です。
 

 だから ローテーション ヘッドの返し という
 同じ球を二度と打てない様な打ち方の練習に
 ゴルフ人生を生涯かけるコトになるのです。

ヘッドなんて放っておけばいいんです。

グリップを動かせば つながっているんですから
絶対にヘッドも動きます。


問題なのは 手が遅れないコト。

手が遅れてしまっては すべてが台無し。
手が遅れないよう アドレスもグリップもテークバックも
出来るだけ 対処しておかなくてはならないのです。

からだの回転で ヘッドの重さを引っ張る クラブを引っ張る
その挙句の果てに体を止め クラブを返す
 なんてのは 愚の骨頂で
頭の悪い人に任せておきましょう。

ゴルフは大人の遊びです。
知恵を使えば そこの部分は もっと楽が出来るんです。

そのための「悶絶クラブ」でもあります。




手遅れ=振り遅れ ではありません。
ゴルフショットは 意図的に振り遅れて打ちます。
ゴルフクラブは どう考えても、逆立ちしても
主たるエンジンの体の動きより遅れるに決まっています。
これが体を追い越すなんて おサルさんに申し訳ないですが
おサルさん以下の発想です。
そして はっきり言っておきますが、
手遅れを取り戻そうとする動き は
イコール カット打ち こすり打ち アウトサイドイン そのものです。
振り遅れを取り戻そう としないと ボールは打てませんが、
ボールを打つと 必ず カット打ち、こすり打ち、アウトサイドイン、
その振り方のナイスショット、正しい弾道は
 弱弱しい スピンの多い、風に弱い、右曲がりの球 です。
そのスイングに対しては それが正解。

それ以外の弾道を望むのは酷です。

まあ 右サイドが下がり、体が開くので
ダフリやトップ、チョロやシャンクのミスは仕方ない かも ですが
左曲りの… ドローボールを打とう…なんて
不可能とは言いませんが 空を飛ぼうとしているのに等しいトライ
 と言えるんですが、まあ 一生かけてトライしてみて下さい。
 
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シャフトの使い方? 長いモノの使い方

2019年05月29日 21時33分53秒 | ゴルフ


ゴルフスイングを見ていると
ゴルフクラブという長さがある「棒状の物体」を
 どう使おうとしているのか がとても気になります。 

シャフトの使い方・・・と言うよりも
長いモノ…『棒状の物体』の方が的確です。



ゴルフに限って言えば
「棒状の物体」「長さのあるモノ」の使い方は二つです。

〇1.棒状の物体のどこかに支点を造り
 端と端、両端を反対に、反転させて使う

〇2.棒状。。。シャフトによって 端と端はつながっているので
 両端を同じ方向に移動させて使う



例で言うと 何かの理由によって(例えば毒とか、放射線とか)
何かの操作、作業を壁越し、別の部屋で行った場合(遠隔操作)で
作業箇所と操作箇所が棒でつながっているとします
(ずいぶん旧式な発想ですけどね…)

1.は 壁と支点にして 棒をてこのように使いますから
 作業させる箇所(ヘッド)の移動は
 操作する箇所(グリップ)を 上下左右反対に動かします

2.は 操作する箇所(グリップ)と作業する箇所は
 立体的に全く同じに動かします 

おそらくですが 細かい作業や正確な作業などは
 後者の②でないとダメだと思います。
 詳しくはないですが 例えば 手術…とか
 ①の場合は 荒っぽい作業では良いと思いますが
 角度というモノがある ゴルフクラブには適切でない様な気がします。
 ロボットアームなどを使う場合、反転させて作業はあり得ないでしょう。


意図的に ①をしている人はいないかも知れませんが、
「ヘッドを」「ヘッドを」「ヘッドを」動かそうとする意識の強い人は
結果として その使い方に行き着いてしまうと思います。 

クラブヘッドは ゴルフクラブ全体の6割以上の重さが集中しており
それに長さ、そして移動速度が加わります。
動かせば 動かすほど 先端は重くなるのですから
そこ(ヘッド)を動かす意識の強い人は結果として
その増えていく重さによって、自分が動くことになってしまうと思います。
自分が軸でクラブヘッドを動かすのではなく
 クラブヘッドが軸になって 自分の位置が回転するような状態

犬が尻尾を振っているか、尻尾が犬を振っているか というコトですね。

重くなる先端を無理やり動かそうとすれば
自分が その先端を軸に回るしかありません。
ダウンスイングでいきなり からだを開いてしまったり
インパクトで 開ききった体を更に動かすため伸び上がったり は
 それによる反応なのだと思います。
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スタンスは平行、線路に似ています

2019年05月28日 22時20分00秒 | ゴルフ

 http://hbs.livedoor.blog/

 

ゴルフの構え、アドレスを取るとき 
両足を適度に広げます~スタンスといいますね。
肩幅程度と言われますが、 
脚力に自信のある方はやや広め
あまり自信のない方はやや狭めがいいかと思います。
スタンスを取る際、 
とても大切な注意点は 
ゴルフのアドレスは クラブヘッドが目標に向きます。
 そして、自分のスタンス、アドレスは その線に対し 平行で、
どこまで行っても交わらない ということです。 
yjimage
 
これ、結構訓練しておかないといけません。
 何気なく構えてしまうと 自分のスタンスが目標を直接向いてしまい、
 クラブヘッドの目標はそれと平行に右にずれてしまいます。
 その習慣が身についてしまうと 
右を向いて、ひっかけて打つ という打撃が 
身についてしまうのと同じなのです。
 
 アマチュアゴルファーにとても多いパターンなのですが…。
 
 
スタンスを取る際、休みの姿勢と同じに 
つま先ややや開いた方がいいですけれど、 
後々のことを考えると 
左足を方をちょっとだけ 多めに開いていた方がいいかも…しれません。
 
002
 
その目標に対し、平行にスタンスする と言う点で
 も一つ注意しておくべき点は 
その つま先の開きにもよりますが、 
その基準点になるのは つまさき ではなく
 
 『両足のかかとライン』!!!! 
 
これは 練習場などで 始めのうちに 
かかとにクラブなどを置いて 
練習しておいた方が あとあと よいかな と思います。
 
スタンスの向きは ボールの位置関係と 大変密接なものなので 
どの道 ゴルフの構え、アドレスは始めのうち 違和感があるものですから、
違和感のある内に覚えてしまうのが いいでしょうねー。
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アドレスの乱れはグリップの乱れから始まります

2019年05月28日 19時50分07秒 | ゴルフ

 

コースでよく有るのではないか と思いますが、

打とうと思っていても なんかしっくりせず そのまま打つと

 大概はミスになります。IMG_0755
 

①この原因は大きく三つあって

自分が打ちたい方向や球筋に対し スタンスの向きが「正しくない」

 しかし これは 多くの場合、 なんか しっくりこない と感じません


 ②その派生 になりますが、

これも何度も書いていますが スタンスの向きをボールの位置 体に対する

 左右のボールの位置のズレは かなり 「しっくりこない」の原因になります。


 同じようにボールを置いても 右を向いていれば 

ボールは体に対し左にズレますし、

 左を向いていれば ボールは中に、右にズレることになります。

これは しっくり来ません。

005

スタンスの狂い は かなり顕著にボールの位置のズレ

かなり激しくズレますから

このまま 打てば ほぼ間違いなくミスです。
 

特にコースでは傾斜も絡みますし、風景も絡みますから、

 自分にとって 正しくスタンスを取れない、

取りにくい状況 というのが 何度となく訪れるモノです。
 

③そのスタンスのズレ は 風景や傾斜だけでなく 

自分のアドレスの姿勢の狂いからも始まり その主原因はグリップの変化です。
 

特に疲労が出てくる 後半に置きやすいでしょう。

IMG_0819
クラブを振っている状況

フォローを振っている状況では

左をがっちり握らなくてはならなくなります。

そうなると ㊧指で握っていた時と比べると 上半身・肩部分は 腰部分に比べると

 やや左を向き始め

体の中で 腰と肩で左右の向き

そして 上下の向きが微妙に食い違い始めます。

スタンス(靴)の向きは 感覚的に 腰! よりも

 肩周りの向きに影響を受けますので 本来のスタンスよりも 

やや右を向いてしまい

その分、ボールは体にとって左にズレ 向きもしっくりこない、

ボールの位置もしっくりこない と言う状態が発生する訳です。
 

コースでは 改造中であっても

スイングのコトを意識するのはほぼ不可能に近いです。

 

普段の練習しているそのままを発揮するしかありません。

 結果を気にするのであれば グリップ・スタンスの向き 

これを良く良く注意 特にその推移、変化にご注意ください。

IMG_0772
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『スライス』のお勉強

2019年05月27日 23時31分15秒 | ゴルフ
 

リクエストを頂きましたので、「スライス」の話題です。

これも何度も書いていますが、
自分の立っている スタンスの向き というのは自分本人しか知りません。
無機質なボールは どのクラブで、どの方向に打たれるのか
物理的な衝撃が発生した際、科学的に反応するだけ です。

ですので アドレスのその向きに対して
フェースが開いている?!  右を向いている?!
ことは イコール スライスを生むわけではありません。



✊ボールは基本 フェースの向きではなく
動いてきたヘッドの道のり通りに飛び出ます。

フェースの面の向きが その道のり/軌道に
垂直に近い形であれば、横回転はゼロとはイキマセンが
ほとんど入りません。
垂直に対する角度差分、回転が入るのです。
フェースの向きはギャップのようなものです。


ですので アドレスのスタンス向き 基準値…としても
自分から離れる方に動いていれば フェースの向きが
 その基準値よりも右を向いていても 右回転は入りません。
逆に 自分に近い方へ動いていれば
 その基準値よりもフェースが左を向いていても
 左回転が約束されている訳ではなく、右回転が入らないとは限りません。

自分でクラブをもって
 ヘッドを返す 左に向けてみればわかりますが、
それをするのには グリップを右や飛球線後方に動かすか
しなければならず、それは軌道の内への切込み
 アウトサイドインと呼ばれる イン の部分の切込みを激しくします。



フェースの向きのそのギャップはその軌道に準じますので
切込みが激しくなれば よりフェースを左に向けねばならず
フェースをより左に向ければ より軌道は内に切り込む
という 無限地獄が待っているのです。

想像できると思いますが、フェースとその軌道
その関係は 毎度毎度微妙に異なってしまいますから
同じようにはなかなか出来ませんし、
今打ったそのいい感じが 次に反映されることはほとんどありません。
毎回 毎回 一期一会のショットを楽しむ(苦しむ?)ことになります。
 
スライスが飛ばないのは その右回転そのもの ではなく
クラブの構造上、それに伴い ロフトが大きくなってしまうからです。
そのロフトも この軌道とフェース面の関係と同じです。
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フジクラ スピーダーのお話し

2019年05月27日 22時51分45秒 | ゴルフ

ちょっと気になることがあるので
書き記しておきます。
  



現在 ゴルフ販売の総数は極端に下がってきている中でも
そこそこ人気のリシャフト系
 の フジクラ スピーダーシリーズ の話です。

シャフトだけに限りませんが
多くのゴルフパーツは
 一番初めの開発は
 力のない人でも
 言葉は悪いですが 素人でも簡単に
 遠くに飛ばせる ことを念頭に始まります。

ビジネスライクな言い方で申し訳ないですが
ハードヒッター系の人は
放っておいても ゴルフ用品を買い替えてくれる、
買い替えずに居られませんし、
 ゴルフ中毒に近い存在です。
ですが その割合はゴルフ全体の数%
おそらく 3%程度だと思います。

数も少なく 放っておいても買い替えてくれるゴルファーのために
クラブを開発しても ビジネスにはなりません。

やはり ほとんどを占める 飛距離不足のゴルファーのために
新しいモノが企画・開発されます。
ゼクシオ、エスヤード なんかは典型的ですね。

テイラーメードが今の地位を築く元になった
ドライバーシリーズは R300 R320 R360  というモデルです。
チカラもなく 安定性も乏しい方向けの やさしいモデルです。
このシリーズは ヘッド重量も 205g前後あり、
重心距離も長く、モーメントも高いですから
慣れれば 必ず安定して 飛ぶようになります。


ところが ゴルフクラブの開発は
そのモデルが継続されると
なぜか そのハードヒッターというか
ゴルフ中毒に気に入られるような、そちら系にすり寄る傾向になります。
これにあまり例外はないですね。
ヘッドであれば 軽いヘッド~小振り化~重心距離を短く
 ロフトも絞り、スピン抑制効果を強くしていきます。
シャフトであれば 例外なくハード化していきます。

フジクラのスピーダーも
初期のころは やはり 飛ばない、力のない人が開発の対象で
フジクラ自体もそれに気づいていて
シャフトを公に うさぎちゃん と ゴジラちゃん に分けていました。 
ハードなシャフトの うさぎちゃん別バージョンも用意するほどです。 

スピーダーは その前のモデル
フライラン シリーズの ライトペンタゴン というシャフトが始まりです。
復元性が高い、復元速度が速い ということで
カタログでも やや長め やや重めのスイングウエイト
 ワンスペック柔らかいものを薦めていました。

そのプローモーションはとても効果があり、
ゴルフブームも微妙にありましたが、
フジクラのシャフト というよりも
リシャフト という分野を開発した と言えます。

ところが スピーダーもご多分に漏れず
ハードタイプに移行していきます。
モデルでは ゴジラタイプばかり です。
丁度 スピーダーの661が境目ですね。


スピーダー661(speeder 661) はハニカム繊維にケブラー素材を
使っていることもあり 復元スピードが異様に速く、
人間の感覚では、しなっていることを把握できないほどです。
異様にハードなスペックです。
15年以上前 若かったフィル・ミケルソンも使用しましたが
Xフレックスでは使いきれず、Sでもギブしたほどで
復元スピードが緩やかな スピーダー757に落ち着きました。
 通常の市販スペック X の硬さを使っている人でも R でギリギリな程です。
シャフトの運動を促すためにも
重めのヘッド、重心距離の長いモノの方が
安定して飛ばせるようになります。 フジクラもそう薦めていました。

 しかし いかんせんあまりにもハードです。


ちなみにですが スピーダーの番号の末尾は
開発年を表しますので 2001年ということです。
18年も前のシャフト ということですね。



スピーダーシリーズ が登場して 5年位で
従来 飛距離をあきらめていた層が リシャフトで
飛距離を得る というのが一つの分野になったほどのブームも
話題だけ先行して 661路線登場から下降気味になり
結局 その路線への転向がスピーダーを消滅させます。
  

そして 今なぜか復活・・・したのですが(その理由もわかりますが…)
当時は ゴルフの大好きな リシャフトまでしてしまうような
コアなゴルフファンが スピーダーを選んだわけですが、
現在では ネットやスマホの影響で
本来 この手のハードなシャフトを選ぶべきでないゴルファー層が
この手の 超ハードスペックを使うようになってしまいました。
フェイスブックやツイッターなどのゴルファーを見ていても
「ええええええ! なぜ そのシャフト? なぜ そのスペック?」
と言うのばかりで 驚きを隠せません。
 
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第5回セミナー 処方中~処方後

2019年05月26日 21時04分30秒 | ゴルフ

https://youtu.be/0FErNxX8seI

 

第5回セミナー 処方中~処方後

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慣性モーメントは使い方によって裏表

2019年05月26日 19時59分06秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

 

クラブヘッドのやさしさ ドライバーヘッドが顕著な例ですが 

     …現在はルール制限などのお陰でやや滞り気味です

 それは かつて 大きさ で表されていました。
新製品として発売されたドライバーヘッドの体積で見ると 

1995年  230cc 

1998   263

2001   314

2004   388

2007   443

2010   455 とこんな具合です。


ウッドのヘッドだけではありませんが

ヘッドの大きさ というのは その大きさそのものが易しさを生むのではなく

大きいことによって重量が周辺に配分

俗に言う キャビティ効果 が高くなり 慣性モーメントが大きくなる ということなのです。


慣性モーメントが高い とはどういうことか というと

〇そのヘッドの姿勢が維持されやすく

〇そのヘッドの運動が維持されやすい ということです。


ですので ミスヒットしても ヘッドがその影響を受けにくく

ラフや砂などの影響も受けにくい ということです。
大きさ だけでなく 重さ というのも

ダイレクトに慣性モーメントが 左右します。


ヘッドの重いものは 大変ミスヒットに強く

深いラフからのショットや 多少ダフリ気味のフェアウェイバンカーからのショット などにも

 その威力を大きく発揮します。

と同時に前述のとおり 慣性モーメントの大きなヘッド(重いヘッド)は

同じ姿勢 同じ運動 同じ方向への運動 に 適していますが

ヘッドを回転 ローテーション させるような使い方には適していません。
また 体の回転によって 斜めの弧を描くのには良いですが

手先を使って より縦の円弧にしてしまうような 動きにも適していないのです。

これも何度も書きますが

慣性モーメントの大きなクラブやヘッド

重たいヘッドのクラブを使った遠心力を作ろうとすれば

当然 慣性モーメントの小さなものより より大きな遠心力が作られます。

 

しかし 遠心力は主に  ボールを打つのに邪魔になる力です。 

   …阻害する力と言っても過言ではない。

力 には必ず方向が付いて回ります。

ショットをするのに 一番重要な方向は まず ボールの飛ぶ方向 です。

 打ち手の運動の方向も重要です。

 その二つは基本類似した方向性を持っており

 どの時期か にもよりますが 

打ち手の運動方向を ボールの飛ぶ方向のエネルギーに することも十分可能です。

しかし ゴルフクラブで作る遠心力は 常時 外にはらもうとする力ですから

その力が ボールの飛ぶ方向と一致することは 打ち終わったかなり後の箇所のみです。

ボールを打ちに行く最中に出来る遠心力は 

すべてブレーキとなるばかりでなく 人間の姿勢や運動の方向にまで影響を及ぼします。

重いヘッド、慣性モーメントの大きなクラブは 

使い方によって 打ち手の味方になるか、敵になるか 真っ二つに分かれてしまう のでしょう。

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ゴルフ 『力み』の法則

2019年05月26日 15時54分29秒 | ゴルフ

 「体の力を抜いて 楽に」
 「力んじゃ駄目!」

練習場で一番耳にする言葉でしょうか
 ミスショットした時に 「今のは力んだからなぁ~」 良く耳にしますよね
力む理由は簡単です。
力まなければならないから です。
力まないと ボールを打つことが出来ない そんな環境・状況が出来てしまっているからです。
457d8efa
それを 単に 力まないようにしても ボールを打つことが出来ませんし なんの解決策にもなりません。

 力んでしまった その理由は

クラブが重くなってしまうから。。。 

クラブが重くなってしまったから。。。
 

 実験してみて下さい☆ クラブを左手一本で持ちます。

シャフトを垂直にして持つと  クラブのカタログ上の重さ
でも ここに腕の重さも含まれています。
 

そのまま トゥ方向に倒し シャフトを地面と平行にすると

 (腕とシャフトを一直線にすると) 

ヘッドの重さ×長さ の分だけ重くなります。
 

同じシャフトを倒すのでも 

シャフトを自分から向かって右に 

フェースが上に向くように倒すと 

更に 重さは増します。

 

 重さにベクトルが加わってきます。

 

 左手一本では持っているのが精いっぱいに なりつつありますし

 体でバランスを取らないと その状態は維持出来なくなりつつあります。
 

その状態のまま 左腕をまっすぐ伸ばし 胸に付けてみます。

 (仮面ライダーの変身のポーズです) 4190-1-2

この状態が 静止時での 最大に重くなる状況です
 

これを ダウンスウィングの始動時 と考えましょう
自分はこれから 右⇒左 方向に 移動  運動~打撃します。
シャフトが垂直の状態と フェースが上を向き

 シャフトが倒れ 左腕が左胸に張り付いている状態
この二つを比較すると その差は ん十キロの運動負荷の差になると思います。

どちらが 力みますか

後者の方で 力まずに ボールまで 辿り着くでしょうか。。。
 力むこと そのものでなく 

力まなければならない クラブの位置・姿勢を 解決するべきなのではないでしょうか

 

上手く打てた時。。。 なんの感触とか クラブの重さ感が 記憶に残らない。。。

 そんな体験を 皆さんしていらっしゃいますよね


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