スイングをよくしたい
そのクラブですぐに結果を変える というよりも
 スイングを良くすることに 重きを置いた場合、
 あまり長く 一つのスペックを使い続ける のは 問題が生じる場合があります。
どの位か というと 使っている人の年齢や体力にもよりますが
 5~7年を超えてきたら そのスペックが自分にとってキツクないか 再確認をする必要があるでしょう。 004
若いときはまだしも 中高年になって
 10年は少々長すぎるかもしれません。
 
弊社のお客様の場合、
特にスイングを覚えたい という理由で
クラブをお造り頂いているケースが多いので
長く使っていただけるのは クラフトマン冥利には尽きるのですが、
 あまり長く使いすぎて、結果 オーバースペックになり
本末転倒になってしまうコトがあります。
店長の私には○○さんはそろそろ…なんだけどなー  
というケースがたくさんあります。
 
目安としては 気づかないうちに 
ボールが中、右寄りになってきているコトです。
これは 弊社のクラブだけでなく すべてのメーカー、
すべての銘柄のクラブに対してですが、
 例えば ドライバーであっても ティーアップせず、
地面から直接打つ とすると どこにボールを置けるか
 がスペックの一つの目安です。
多少の許容範囲はありますが、
左足かかと付近~1個程度右寄り が基準。
それよりも中(右寄り)であれば危険信号です。
 
 
 
 シャフトは物理的には変化しません。
 スチールシャフトは劣化しますが、
 グラファイトシャフトの場合、
よほど 致命的な傷がない限り、半永久的に 変わらずお使いになれます、
 が  がしかし 使う人は日々劣化していきます。
5年前に丁度良かったスペックというのは 5年分、
年を取った分、自分にはオーバースペックな可能性が 秘めている というコトです。
004
一般的なスイング理論とは反対になりますが、
 意図的に「溜め」を作らなければいけないようなスペックは
 明らかに オーバースペック です。
溜め とは別な言葉にすれば ~意図的な振り遅れ~ です。
シャフトは選択して使うために 硬さに種類があるのです。
 にもかかわらず 溜め~意図的な遅れ 
を作らなければいけない というのでは 
シャフトに硬さの種類がある意味がなくなってしまいます。