【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

長尺は飛ぶ というのは都市伝説です♪

2019年05月05日 19時44分43秒 | ゴルフ


http://hbs.livedoor.blog/

ドライバーを長尺にするには
弊社のような ごく一般的なクラブ概念を無視しない限り
長くした分、ヘッドを軽くするので
破壊力そのものに 実は大きな違いはありません。



長尺がその威力を発揮するのは
ある意味 とても限定的で
「煽り打ちをしていない 
 体でクラブを動かしている
 ゴルファーが その長さから緩い入射角度を造れ
 高打ちだしの低スピンの弾道⒲と作り得る
 またそれによって より立った製品ロフトを
 使える可能性がある」から です。

ポイントは
「煽り打ち」をしていない というところで
元々 煽り打ちをしているゴルファー
私の目では 8割を超えるアマチュアゴルファーは
過度な煽り打ちですから
長尺にすると より一層の煽り打ちになり
例え その煽り打ち効果によって
 インパクトのロフト効果が立ち気味になったとしても
討てば打つほど 左足上がりの状況が強くなるので
その長尺効果がそのまま「飛距離になる」とは限らず
逆に ドロップしてしまったり
ポワーんとした高い球になるケースも少なくありません。


ゴルフ業界の事情で言えば
SLEルールや諸所の意味不明なルールのお陰で
クラブ開発ががんじがらめになり
ヘッドの色を派手にしたり
ロフトがこちょこちょいじれる無意味の効果 も
正体がばれ、売れる要素にはならなくなっていますから
飛距離を出す という命題のドライバーは
長尺化に進むしか道は無いと考えているのでしょう。




①長尺なりにヘッド重量が減り
 破壊力としては大差がない
②本来の長尺効果である
 入射の緩さをもたらす効果は
 煽り打ち全盛の今の世ではその効果が無いに等しい


 とともに 長尺化には大きな欠陥があります。
多くの人にとってはそれは想定外でしょう( ;∀;)

それは意外にも『空気抵抗』です。

実は ゴルフスイングするのに
大型化されたとは言え ヘッドの投影面積(フェース面)
よりも 45インチ以上になれば
 シャフトの投影面積の方が大きく
長くなることにより 道のりが長くなる だけでなく
その空気抵抗によって 長尺化分のスピードアップは
殆どないのです。
特に ヘッドを振る、シャフトの角角度運動させる
オンプレーンスイングにとっては
 その空気抵抗はかなりの弊害になり、
そのスイングは必ずと言ってよいほど
 煽り打ちになるのも伴ない、長尺化で結果が出ることは
皆無と言える関係なのです。




また 空気抵抗は
ラウンド中の風 の影響も同時に受けますから、
強風のラウンド時では その影響は少なくありません。
米国のプロに比べ、ヨーロッパの選手の方が
短めのドライバーを選ぶ原因にもなっています。
それも ヘッドを振るスイングのひとには致命的です。



それでなくても 長尺って扱い辛いでしょ?
過去に何度もムーブメントとして
長尺化は起こりましたが、一度たりとも定着せず
終わっています。
どの道 45インチですら長尺なのですから
振り難い、扱い辛い 更なる長尺は
他のクラブとの相性も含め、良いことはないでしょう。



また 問題点としては
ヘッドスピードが上がる と信じている人が
長くなることによって より長い道のりを動かす長尺
ヘッドばかりを振ることを自然と意識する
そのことが 将来、良いことを生みませんし、
その感覚は他のクラブに大きく影響、悪い影響を与えるのは
長い時間の実験の中で明らかです。
特に今は ヘッドをどう動かすか という意識が
非常にゴルファーに強い時代なので
その効果は 百害あって一利ない と見てよいでしょう。


昨今の ドライバーを飛ばすには
「高打ちだし 低スピン」理論は
確かに理屈…としては合っていますが、
ティーアップされている 空中のボールを打つドライバー
専用の考えというか、
ティーアップされていること そのものが
その理論なのですが、それを過度に追いかけ
結果、体を痛めたり、地面からのショットが下手になったりと
本末転倒 甚だしい状況が見て取れます。



長さとヘッド重量は相関関係にあり、
馬鹿の一つ覚えのように 飛ばしたいから長くする ではなく
今のスイングの改善点を教えてくれるのも
ゴルフクラブの小さくない役割の一つ なのですから
クラブを振らずに上から打つ という事を
覚えられる短尺にも活路があるのではないかと
ハミングバードは考えています。
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ゴルフクラブ 都市伝説 Q&A

2019年05月05日 15時42分24秒 | ゴルフ




Q:ドライバーの反発係数は飛びに影響するか
A:影響はあるにはありますが、
  まず 反発係数は 反発 が物理要素ではなく
  実はその反対です。
  インピーダンス理論 と言いますが
  衝突する二つのものの ゴルフの場合、ボールとヘッド
  振動数(歪みの率)が近ければ近いほど
  力がボールの変形に逃げず 
  ボールの速度になりやすい性質です。
  ですから 一般的に信じられている
  ヘッドの反発、弾きとは少々異なります。
  
  それともう一つですが
  基本 250ヤード とすると
  ルール上限の 0.83 と 0.86 では
  ほんの数ヤード の誤差程度でしかありません。
  反発係数によって 10ヤードもの差が
  出たりすることはないんです。

  まあ あまり知られていませんが
  ドライバー史上 一番反発係数が高いのは
  パーシモンで その反発係数の数値は
  ゆうに 0.90を超えたりするんです。
  いったい このルールの意味はなんなんでしょうね…。



Q:ドライバーにフェースの金属素材➡チタン
 だと飛ぶのか
A:答えは半分正解、半分誤解。
  一般的に認識されている
  チタンの方が強く弾く(反発力がある)から飛ぶ
  というのは大間違い。
  基本 ボールと金属質には歪み率の差が200倍前後
  あるので、それが少し前後しても
  ボールの飛びに影響はありません。
  チタンだと飛ぶ
  というのはもう少し間接的で
  ➡チタンだと大きくできる
  ➡クラブを長くできる
  ➡ロフトを立てられる
   もしくはスピン抑制効果を強くできる
  というものです。

  そして 軽量で強度を保てる金属素材のため
  ヘッドの設計の自由度が高くできる点もあります。




Q:シャフト(クラブ)の長さは
  飛びに直結するか?
A:基本 長さと飛びは直結しません。
  前述のとおり、クラブを長くすると
  小さなロフトを使える可能性が増えます。
  それが飛距離につながるのであって
  ロフトやボールの上がる性能そのままで
  クラブの長さを増やしたとしても
  ボールの高さやスピンが増える率の方が高く、
  飛距離が増える可能性は高くありません。
  
  クラブを長くするということは
  一般的に ヘッド重量を長くする分 軽くする
  ということなので
  長さが増える分、数値上 ヘッドスピードが上がっても
  ボールを打撃する「破壊力」は同じです。
  正直 長くなって扱い辛くなる分を差し引くと
  長尺ドライバーにほとんどメリットはないと思います。
   特に風のある日にはいいことはないでしょね。  

  まあ 飛ばすために長尺を
  と考えるゴルファーの多くは
  スピードが増して、遠心力が増えるから
  と考える人が多いでしょうから
  より一層効果は出にくいでしょうねー^^





Q:サンドウエッヂの溝はスピンを増やすのか
A:答えはNOです。
  ウエッヂに限らず、クラブの溝の役割は
  スピンを増やすことではなく
  スピンを減らさないため のものです。
  インパクト時にフェースとボールとの間に
  異物が入らないようにするのが目的で、
  主に水に対して有効です。
  車で言うところの
  「ハイドロプレーン現象」を防ぐタイヤの溝と
  ほぼ同じ役割です。

  うーん ルールでなぜそこまで細かくするのか
  物理的にはよくわからないんですが…
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とある17番ホール スロー版

2019年05月05日 15時39分35秒 | ゴルフ
とある17番ホール スロー
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本日のゴルフスイング GW虎の穴

2019年05月05日 15時37分44秒 | ゴルフ
本日のゴルフスイング GW虎の穴
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