【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

『スライス』のお勉強

2019年05月27日 23時31分15秒 | ゴルフ
 

リクエストを頂きましたので、「スライス」の話題です。

これも何度も書いていますが、
自分の立っている スタンスの向き というのは自分本人しか知りません。
無機質なボールは どのクラブで、どの方向に打たれるのか
物理的な衝撃が発生した際、科学的に反応するだけ です。

ですので アドレスのその向きに対して
フェースが開いている?!  右を向いている?!
ことは イコール スライスを生むわけではありません。



✊ボールは基本 フェースの向きではなく
動いてきたヘッドの道のり通りに飛び出ます。

フェースの面の向きが その道のり/軌道に
垂直に近い形であれば、横回転はゼロとはイキマセンが
ほとんど入りません。
垂直に対する角度差分、回転が入るのです。
フェースの向きはギャップのようなものです。


ですので アドレスのスタンス向き 基準値…としても
自分から離れる方に動いていれば フェースの向きが
 その基準値よりも右を向いていても 右回転は入りません。
逆に 自分に近い方へ動いていれば
 その基準値よりもフェースが左を向いていても
 左回転が約束されている訳ではなく、右回転が入らないとは限りません。

自分でクラブをもって
 ヘッドを返す 左に向けてみればわかりますが、
それをするのには グリップを右や飛球線後方に動かすか
しなければならず、それは軌道の内への切込み
 アウトサイドインと呼ばれる イン の部分の切込みを激しくします。



フェースの向きのそのギャップはその軌道に準じますので
切込みが激しくなれば よりフェースを左に向けねばならず
フェースをより左に向ければ より軌道は内に切り込む
という 無限地獄が待っているのです。

想像できると思いますが、フェースとその軌道
その関係は 毎度毎度微妙に異なってしまいますから
同じようにはなかなか出来ませんし、
今打ったそのいい感じが 次に反映されることはほとんどありません。
毎回 毎回 一期一会のショットを楽しむ(苦しむ?)ことになります。
 
スライスが飛ばないのは その右回転そのもの ではなく
クラブの構造上、それに伴い ロフトが大きくなってしまうからです。
そのロフトも この軌道とフェース面の関係と同じです。
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