【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

『L型ブリストルパターG2』 Q&A

2023年08月30日 21時16分00秒 | ゴルフ

Q:いろいろ選びようがあると思うのですが、どのようにしたら良いでしょうか?

A:まずはヘッドのメッキ仕上げを選んでください。
 ベーシックなモノは クロームサテン(銀)です。
 ◉Wニッケル(シャンパンゴールド)
 ◉テフロンブラック(墨黒)
 ◉カッパー(ピンク、経年でくすむと思います)
 ◉ダークカッパー(チョコレート) はオプションになります。

006

どの仕様であっても、
市販パターのインチキフェースインサートのような
打感の差なんてものは一切存在しません。
慣れて頂ければ、このパターでなければ味わえない打感と音を
楽しんで頂けます。 
嫌味ですが、市販のパターのフェースインサートを
例えゴムに替えても、この打感は生み出せないでしょう。
長さは32.5~35インチの間、
ただ 32.5インチではややヘッド重量は軽めな感じ
となるので、シャフトの柔らかさを優先したい場合は
33.5インチ以上が良いかと思います。


✋一番問題なのは『シャフトの硬さ』です。
細かく分けることも出来ますが
大まかに考えて 4種類の硬さの違いです。

市販のヘッド重量ですが 市販のパターの硬さは
 振動数で言うと 320cpm以上

①オリジナルのアルミシャフト   270cpm位
 市販の軽量スチールシャフト…よりは柔らかい感じ
②オリジナルグラファイト95g  200cpm位
 弊社のシャフトではブラックスピーダー、MD-7.8.あたりが相当
③オリジナルグラファイト90g  170cpm位
 弊社のシャフトではMD-9.10.11.12.あたりが相当
④オリジナルグラファイト75g  140cpm位
 弊社のシャフトではMD-14.15.16.あたりが相当

IMG_0517

これをどう選ぶか というと
まず基本的に考えなくてはいけないのは
自分の他のクラブたちとの相性です。
自分の他のクラブたちとは出来るだけ近いものに…
ということですが、①の硬さだとこのパターの良さの
半分も発揮できない、ただ単に重いパターです。
②以降の硬さになるとやはり自分のクラブとの相性、
そして パッティングストロークをどうするか
という事になると思います。
ちゃんと押してあげる、弾かない打ち方をしたい
となると ③→④となって行きます。
一般的な振り子、ショルダーストロークをしていると
④のパターは打ってみないとどうなるか
わからない代物になる可能性は否めません。

初物にトライされるのであれば
②もしくは③位が無難と言えるかも知れません。

ただ 迷わせることを言いますが
作った自分が言うのもなんですけれど
④のパターは腰が抜けて、ひっくり返る位のパターで
ゴルフを始めた時からこのパターを使っていれば
世界中のゴルファーからパターの悩みを取り去れるほどの
素晴らしい逸品であるのも確かです。

IMG_0520

グリップはパター全体がレトロなオーソドックスな
仕上がりですので、今よく見かける派手なもの、
変な形もモノは似合わないと思います。
と、同時に変な形のものは
パッティングに苦労している証でもあるので
その手のモノはこのパターには要りません‼



Q:グラファイト(カーボン)シャフトを採用していますが なぜ ですか?

A:ハミングバードでは 特に スチール/グラファイト に対する
  こだわりはありません。

 パターだから だけでなく、アイアンやウッドに関しても
 オジサンゴルファーによって 楽! 簡単! スイング覚えやすい!
 モノであれが どの素材でも良いと思います。

 日本のゴルファーの特徴なのか、どうかは調査のしようもありませんが、
 素材に対するこだわりがとても強い気がします。

 スチールだから どう・・・ とか、 カーボンだから どう・・・だとか
 この二つにシャフトとしての性能差はありません。

 素材としての特徴 ですが、
 スチール素材の最大の利点は 工業生産性が高いコト!
 つまり 同じモノが大量に安価で作り易いコト です。
 そして 最大の弱点は 単一素材であるが故にレパートリーが多くないコト です。

 ✋意外に思うかも知れませんが、
 スチールとカーボンでは 圧倒的にカーボンの方が「強く作れます」
 ですので 軽く造る限界も 柔らかく造る限界も スチールの方がすぐそこに…。
 造れない というコトです。

 一方、カーボン素材のシャフトは 形状の制約、外径内径の制約 以外
 かなりの自由度があります。 カーボン自体 元々アクリルを焼いたモノなので
 軽いですから 逆に重くする時 内径が取れない という制約の為
 重くする限界が有ったりします。

 ブリストルパターでは パッティングもショットと考えの元、
 出来るだけ小さく、出来るだけ少なく、出来るだけゆっくり であっても
 必要な距離を打てるようにする方が 簡単、 楽 と考え
 より転がりの良い、より遠くに飛ぶパッティング になるような
 シャフトの柔らかさを求めた結果、グラファイトに行き着いたに過ぎません。
 (カラーは傷の目立ちにくい ガンメタリック 黒に近い灰色のメタリックです)

IMG_0568

Q:ヘッド重量480gと聞いていますが、L字型特有の厚みのない形状 なのでしょうか
 全体のサイズ感を教えてください。


A:ヘッド素材は S15C 軟鉄の中でも柔らかい素材ですが、
 比重はごくごく普通の鉄 と変わりません。
 その素材で 通常のパターヘッドの 1.6倍 の重さを造るには
 厚く、高く、大きなものにするしかありませんが、
 ネックの高さにはルール的な制約があります。
 
 パターの形状は 心理にとても大きく影響しやすいので
 落ち着いた 安定した形状が必要ですが、
 だから と言って 大き過ぎるのは 格好悪いでしょう。
 (1986年マスターズ優勝時の ジャックのパターには吹きました)
 全体のバランスを考え 形状を造りました。

IMG_0571

 まあ パターの形状を比較すると
 このパターの特徴が良くわかるかも知れません。

 ボールが良く飛ぶ、良く転がるのは
 確かに  300g強の一般パターヘッドと 480gの重量差
 そして シャフトの柔らかさ もあると思いますが、
 一般のパターは パターヘッド下部に重量を集め過ぎています。
 俗に言う 低重心化 ですが、
 ボールを上げる必要のない パッティングに 低重心化 深重心化 する
 意味合いが私には見えません。

 より良い転がり、より良いライナーを求めるのなら
 許せる限り 高重心化 するべきではないか と思い
 この形状にしました。

IMG_0567

 好みの問題もある とは思いますが、
 最近のマレットの 低重心化、深重心化したパターは
 その重心の意図は 設計者になにがしかの考えが有ってのこととは思いますが
 構えた時に どこにヘッドの引かせるのかイメージしにくい
 パターストロークの動きが把握し辛いデザインに感じます。
 引く、動かす、移動させるイメージをさせやすい
 パッティング、ストロークに迷いが出てしまいにくい形状にこだわりました。

 空中ではなく 地面の上を
 という意味で 飛ばすにこだわった重心配分、重量、シャフト
 構えやすい、安心できる形状
 既にロングセラーになっているだけのコトはありますよ。

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トップ~切り返しは腕にとっては『インパクトの形成』

2023年08月29日 22時40分49秒 | ゴルフ

質問「テークアウェイを取らないドリルでは
 ①まず グリップが前に出て ハンドファーストを造る
 ここから 始まる訳ですが…。」

店長「そうですね。良い着眼点です。
 アプローチに限らず、通常のショットでもそうですが
 それが トップオブスイングでの切り返し と
 考えて良いと思います。

 このドリルに テークアウェイを加えた…ならば
 切り返し時に ヘッドの自然な居残りが出来る。
 無理な動きで ヘッドレイトを造るのはダメですが、

 自分は進む~向きを変える、
 👉ほんのちょっと ヘッドは居残る、
 そう言う感じです。

 特に悶絶クラブでは そのヘッドの居残りは
 非常に分かり易い、はっきり表れます。
 非常に大きな特徴、メリットと言えます。
 ココは市販の硬いシャフトは不利でしょうね。
   … まあ…  それはさておき・・・

 それを 右手で『咥えてたまま』
 👉あとは向きを変える。
 そんな感じですね。

〇左向け左 - frame at 0m2s

 アプローチに限らず、ショット全般において
 トップオブスイング~切り返しは
 からだにとっては 打つ為の助走の入り、ですが、
 腕にとっては インパクトの形 と考えて良いと思います。」

質問「ボールの位置が…。」

店長「そうですね。
 アドレス時に比べると
 ハンドファーストになって 腕とクラブが
 く の字になっている分、短くなり
 普通のボールの位置だと 届かない…。

 ボールの位置を やや右寄りにする、
 というよりも
 通常のショットのボールと自分の関係は変えず
 自分が その場で オープンスタンス、
 左向きにスタンスを変え、
 ボールと自分との位置関係を変えてあげる
 結果として 中めに入れてあげる・・・
 そんな感じが良いと思います。
2023-04-19_19-14-152023-04-19_19-14-47










 アプローチの場合では
 やや オープンスタンスを取る、
オープンスタンスを利用して ボールを中めに寄せる

 テークアウェイ始動時のクラブを動かす方向が
 限定され易いので 決まった動かしになり易い という
 ポイントも付いてきます。

 その量、度合いは打ちながら、練習しながら
 覚えていくコトになるとは思いますが…。」

 

 質問「今までの 振り子式、
 ヘッドを前に出すモノに比べると
 断然、ボールの出る方向が安定します。」

〇支部 昼連物語

店長「ですです。断然、違います。
 からだの回転でグリップが移動し、
 それによって 動いたヘッドの方向にボールは出ます。
 振り子式だと ロフトの変化、立体的なフェース面の変化が
 激しい分、ボールはばらけます。


 そうですね。ここでもう一つ覚えて頂きたい のは
 アプローチでは 運動が少ない、遅いですので
 シャフトへのヘッドの重さの負荷が少なく、
 トゥダウンの量が多くありません。

 ロフトの立ったクラブでは問題ないですが
 ロフト45度を超えるような ピッチングウエッジ以下のクラブは
 ロフトとライ角度の複合体であるフェースが
 トゥダウンが少ないので左を向き易い

 思っている以上に 左に飛び出し易い ですので
〇『立体的な』フェース面を 目標に向けておく
 👉リーディングエッジで言えば やや開いておく方が
 良いと思います。」

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テークアウェイ、テークバック無しでボールを打ってみよう

2023年08月28日 21時01分50秒 | ゴルフ

店長「おそらく ですけれど
 からだの動かし方やクラブの使い方など
 前情報なしに 初めての人に
 ゴルフクラブでボールを打って貰う と
 ボールとヘッドを当てたいですから
 からだの向きは勿論、グリップも出来るだけ
 たくさん動かさず、『小手先で』
 ヘッドを送ろうとすると思います。

〇ヘッドには遠心力が掛かる
〇スイングは丸く振る
〇(打った後?)ヘッドがグリップを追い越す などなど
 それを肯定するかのような ゴルフ用語が巷には溢れていますので
 その動きを成熟させていくのが
 ゴルフスイングの進化になって行く可能性があります。」

 

質問「結構・・・ 少なくないと思います。」

店長「だと思うんですね。
 腕の三角形を保ったまま…とか
 アプローチで言えば 『振り子のアプローチ』の延長線上で
 ショット・フルショットに至ってしまう例も多いと思います。

〇長崎支部 昼連物語 - frame at 0m4s

 ただ ある時点に来ると
〇からだの回転で✊・・・ とか
〇インパクトはハンドファースト✊・・・ とか
 それと相反する用語も耳にするようになりますから
 そこら辺に葛藤するんじゃないか、とも思いますね。

 『からだの回転の伴わない』ヘッドを前に出す 動きでは
 小手先でのグリップを押し出し、の結果、どうしても
 左手を右手が追い越す、
 右手が左手の前、そして㊦に潜り込む形になりますから
 その反射、反応として 回転とは異なる
 左腰を引く形にもなりますし、
 ボールを打つ為、ヘッドを前に出す には
 ヘッドファースト、グリップレイト にさぜるを得ません。

 ここら辺が成熟、確定していくと
 からだの回転の動きとクラブの動きが分離、乖離してしまい
 良く耳にする からだの回転でボールを打つ …が
 謎のワード、理解不能な用語になってしまったりする訳です。」

質問「ですです。」

店長「ココでヒトツ 実験して頂きたい、ドリル…、
 ドリルとは言っても とても簡単で
 頭が整理されていれば 直ぐに出来るドリルなのですが、
 以前 パッティングストロークの話し でもしましたが
 クラブで 『テークアウェイを取らず』
 アドレスのまま、 ソコからボールを打って頂きます。

〇支部 昼連物語

 前提として テークアウェイがありませんので
 助走、勢いが無いですから 番手にかからわず
 ボールは前に数メートル、いいトコロ 10mも行かない程度
 ゆる~く前進~~~転がるだけです。
 ロフトのあるクラブであっても ボールは殆ど『浮かない』
 単に前に数メートル転がる…程度 になります。

①アドレスから
 実際のスイングでは ヘッドは遅れてきます。
 その遅れはそのまま、遅れっ放しのまま、ボールは打ちますので
 ハンドファースト、少しグリップだけ進ませます。

②アドレスですので ヘッド自体はボールの直ぐ後ろにありますが、
 そこから 『からだの回転の伴わない』
 『回転とは異なる肩部分も含まれた腕、小手先の動き』
 『右手の押し出し』などで ヘッドを出そうとすると
 地面が干渉して ヘッドが動かせません。
20231180m420231180m8






➂ですので そのハンドファーストは維持したまま、固定したまま、
 グリップを動かすのが目的ですが、からだを左に向けて下さい。
 グリップが移動した分、ヘッドが動きますので
 フェースとボールが接触し、
 ボールがゆっくりですが、前に転がります。

 テークアウェイがありませんが、
 プロがアイアンでターフを取るような動き は
 ココから生まれたりします。

 また、ヘッド単体を下にも、上にも振っていない、振らない、
 そう言う実感も湧くかもしれませんし、

 からだの回転の役割を理解出来るかも知れません。

〇からだの回転~

 また よく言われる
 『自分でボールをあげようとするな✋』
 このドリルでは 使っているクラブにロフトが有ろうが、無かろうが、
 勢いも助走もありませんので ボールは浮きません。
 『からだの回転の伴わない 小手先でのヘッドの押し出し』では
 (ロフトのあるクラブの場合)ボールがぴょこんと浮くと思うのですが
 それはダメなのです。
 インパクトまでに助走がある、
 ヘッドが落ちてくる、
 ヘッドの進入に高さが伴っている、 から
 ボールが浮く、ロフトが活きる、
 厳密に言うと
 ゴルフクラブの長さが造るアタックアングル(入射角度)
 そして ヘッドの重さも含めた勢い があるから
 フェースの上にボールが乗る、ロフトが活きる のであって
 テークアウェイの無い、勢い・助走の無いこの場合、
 ボールは浮かず、前に転がるだけ が基本です。

345251407_2010008172692761_8058080070139781244_n (1)

 まあ ドリルと呼ぶほどのモノではありませんが
 一度 体感して頂くと良いかと思います。」

質問「やってみます。」

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シャフトの硬さ と スイングの『着眼点』

2023年08月27日 22時44分39秒 | ゴルフ


店長「多くの人は 硬いシャフトと軽いヘッド しか 知らないですから、 
 シャフトが硬いと ボールに届き難い、
 ボールを拾い難い、というコトを想起したコトがありません。」

2021-04-17_15-32-27_Moment(2)


質問「それはそうでしょうねー。
 一般的には シャフトを柔らかくするのを
 Ⓢ-振動数300cpm から ⓈⓇ-290cpmにする、(アイアンの場合)
 と思っていますもんね。」

店長「ですよね。
 まさか 振動数170cpmとか180cpm……200cpm以下に
 振動数を 100も落とすとは思っていませんし、
 体験したこともないでしょう。
 振動数 180cpmから見て 290cpmも300cpm も
 どちらも 激硬で 差がないですからね。」

質問「使ってみて 初めて分かる というか、感じると思います。
 友達の新しく買った市販クラブを『打ってみて
 って言われて 届かせるまでに苦労しますもん。」

店長「十分な シャフトの柔らかさ があれば
 ボールに届くのに ほぼ全く苦労しない というか
 届き過ぎてしまう位 です。

 ですので ショットの技術として、
 届かせる と言うモノが全く必要ありません。」

質問「確かに、放っておけば届き過ぎる位ですね。」

店長「放っておいても シャフトがしなる、
 現象で言えば ヘッドが遅れる =ハンドファーストになる、
 ヘッドが遅れた状態でも届く ので
 そのヘッドの遅れを ヘッドの開きにするのか、
 ロフトの立ち にするのか、
 という 次のステップに進める筈… なのですが、


 スイングの迷路の始まり になり易いのは

✅届かない となると ボールの置き位置を中に入れる😵
✅届かせる為に クラブを下に振る😵

 クラブを下に振る は
 イコール グリップの前進を妨げる ので
 よりボールを中に入れなくてはならなくなる
 届かせる 為の壁 が出来てしまいます。」

質問「届かない、当たらなかったら 色んな意味で
 前に進めないですからね。」

店長「はい。
 ヘッドの遅れは良くないモノ と言う思い込み
 しかし ハンドファーストは良いモノ という
 解決不能な課題/タスクが残り続けるコトになります。

 また 動く…しなる…適度に柔らかいシャフトが
 作り出す グリップの押し は
ヘッドを下に落とす では無く、
グリップを前に押すコトを
打ち手に伝えます


 スイングは傾きの中で進行して行くので
 スイング動作の前 には 下も含まれていますから
 前に進めば ヘッド だけでなく
 グリップ、つまりクラブゴト 低くなって行く訳です。

(インパクト以降、フォロー、フィニッシュ_Moment

 ココが実は大きなポイント、分かれ道 になるのですが
 『届かせるのは 下、下への移動 上下の問題 ではなく
 運動の 進行方向の前後、前へ で解決するモノ』 です。

 届かない 硬いシャフトであれば
 下への意識が強くなってしまい、
 ヘッドを下に振れば よりグリップは前に進めなくなる、
 前(動作方向) に対して 下 という
  立体的に90度
 全然、方向の違う問題に取り組まなくてはなりません。

 ショットを良くしていくのに 解決しなければいけないコトが
 全く異なってくるのです。」

質問「ものすごく影響大きいんじゃないですか❓

店長「そう思います。
 よく言われる 手打ち とか、手振り とか、
 の始まりが 実はスイング技術、動作の問題では無く
 シャフトの硬さ から始まっている なんて
 誰も言いませんし、思いもしないですから。

 一見、当り前のように思えますが
 低いトコロにある、地面にあるボールを
 打つ(当てる)のに 下に振る が
 スイングの基礎になってしまいます。」

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『クラブを引きずって』アプローチのミスを減らそう

2023年08月26日 20時03分12秒 | ゴルフ

アプローチのミスを減らす
方法のヒトツとして「クラブ・ヘッドを引きずって」
があります。

〇犬が尾を振るか、尾が犬を振るか_Moment


上から打つ (もしくはつぶす)
というのは
そのクラブの長さなりに
ヘッドを入射させるコトを指します。
意図的に ヘッドを上から下に振る
という事ではありません。


写真にすると インパクト以前は
理想的には右向きの区間ですので
ハンドファーストがきつい ように見えますが、
それは右向きのせい での視覚効果
見ている角度によって より強くそう見えるだけです。
この時の 体の正面から撮影すると
見た目ほどハンドファーストはありません。

シャフトは振りません_Moment
この状況/環境ですから
当然シャフトは下向き です。

シャフトが上向き というのは
ボールにソールが向いてしまいます。
フェースでボールを打てません。


このシャフトが下向きの状態で
ボールに入って来れば、
フェースは下を向いていますから
最下点であっても、若干その手前であっても
大きな違いはありません。
似たようなロフトと入射角度でとらえられます。
そして、ボールの直径は45ミリ(4.5㌢)です。
2センチは少々オーバーですが
その位 ヘッドがボールに対し、
厚く入っても、薄く入っても
ボールは球体であるが故に 大きく差は出ません。
ミスになり難い と言うコトです。

IMG_0659


フェース上部(トップエッジ)が前に出ている状況です。
トップと言うのは
 リーディングエッジやソールで打つコトですが、
リーディングエッジの方が後方にあるため
トップのしにくい状況です。

ダフリ とは インパクト、もしくは インパクト以前に
ソールが地面と干渉してしまう状況ですが、
それも起こりにくい状況です。

MVI_0817Trim_MomentMVI_0817Trim_Moment(2)MVI_0817Trim_Moment(3)




一方 ヘッドを返して、もしくは ヘッドがグリップを追い越して
打っていく打法では、
スイングの半分は シャフトが上向きです。
シャフトが上向きの状態では フェースがボールを向いておらず、
スイングの最下点が ボールより手前に入れば
トップか、ダフリに必ずなります。

また 最下点でとらえたとしても
ボールに対し リーディングエッジが前に出ていますから、
ヘッドが1センチ高くても、低くても ミスになります。

さらに 振り子で振る場合、
スイング中、入射角度とロフト姿勢が常時変化するため
当たるタイミングによって 全く異なる球質になり
距離間の把握が非常に難しくなります。

アプローチでの この捉え方は
そのままショットに反映します。
右手の使い方もそうです。

からだでもない、腕でもない 肩の揺さぶりで
振り子にスイングする限り 上手くなるには
部活並みの練習頻度と量が不可欠…。
オジサンゴルファーにはほぼ不可能です。

からだの回転を意識し過ぎて
からだの回転でクラブをひっぱれば
クラブ・腕の長さと重さで遅れますから
結局 体が回転している時期に
インパクトを迎えられず、手で振ることになります。
MVI_0817Trim_Moment(7)MVI_0817Trim_Moment(5)MVI_0817Trim_Moment(6)





ならば 逆に 手をもっと動かして、
自由の利く右手(利き手)と『正しく』動かして
からだの回転を後追いさせるようにする
と言う考えも一つのアイディアだと思います。

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アプローチを足で打ってみる

2023年08月25日 20時39分56秒 | ゴルフ


アプローチを足で って言っても
 ボールを蹴る訳じゃないですよー。
  秀二で打つ感じ…は近いモノ、あるかも🤪



足さばき で 胴体の向きを変える
  カラダを回転させる
✋これは フェースは円弧の外向きのまま
  フェースでボールをこそぎ取らない
のと パックになっています。

このアプローチの最大のメリット は
 インパクト付近で「妙な」加速が要らない
 等速のまま、
 からだの向きの変更具合が距離感に出来る
 というコトでしょう。

(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(5)



軽いショット
出来れば
 サイズとしてはフルスケールのゆっくりしたショット
 スイングから始めて からだを慣らしていきましょう。

テークアウェイで
クラブを上げない、手を高く上げない
加速の少ない ハーフショット程度であれば
わりに簡単に出来ます。
動かすモノは大きいですが
 動かす箇所は少ないですから (^^♪

慣れてくれば コースでのアプローチに役立つと思います。
特に ランニングやピッチ&ラン
 中途な距離をより確実に打てるようになるとおもいます。

基本は 腕とクラブはトップ時、切り返し時の状態で固定。
 ロックし、胴体ゴト クラブを動かす感じです。
 ヘッドは勿論、クラブ単独で動くことはありません。
 それを移動させたいように 自分が足で向きを変えます。

ジャンボのアプローチは参考になると思います。

今までよりも 弾道が強く、やや低めに出ますし、
 今までよりも 着弾時、スピンが効く と思います。
(今までの すくい打ちよりも、ってコトですよ)

ジャンボのように 手でグリップを押しこむと
より強い球が出たりしますが、
手で動かすコトによって 足で動かすコトがおろそかに
なり易いので注意が必要です。


足と言う不器用な部分は
覚えるのは結構 その言葉通り不器用ですが、
緊張感に強く、傾斜への対応にも強いです。
そして 不器用が故に 一度覚えると忘れにくく
手先でやるよりも コンディションに変化にも強いです。
また 最大のメリットは
 クラブ自体を固定、半固定にしているので
 入り方₍入射₎、ロフト姿勢が安定し易く
 より計算の出来るアプローチが出来るコトでしょう。 

腕周り、腕とクラブを固定、半固定にしているので
切り返し以降 で 変な加減速が入り難くなります。
また その足の動かす動作速度 が 距離感になるので
慣れると 手先でするよりも 距離感は安定します。
 思っている以上の効果があります。

回転がギッタンバッコンになり難いというメリット
手先や肩で行うと 動き出し、初期テークバックに
 緊張感が伴い易いですから 足の方が楽かも、しれません。

お試しください(。◕ˇдˇ​◕。)/

最近のトーナメントプロは
 わざとこすり系 で
低い球を打つ時も こすり系で打つ人が多いので
この手の オーソドックス、
今となっては
 レトロなアプローチをする人は少なくなりましたが、
アマチュアにとっては とっても楽な方法だと思いますよ。

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遅く転がる けれど 遠くまで転がる 〇L型ブリストルパター

2023年08月25日 01時51分05秒 | ゴルフ

L型ブリストルパターの特徴の一つに
他のパターと比べて
出球の速度は遅いのですが、遠くまで届きます。

IMG_0520


その速度の違い、
速度変化(転がっている最中の速度変化)の違い は
かなり大きく 
 そこは慣れて頂く必要があります。
 イメージ造り が必要です。

どちらかというと シンプルに
ボールを手で投げ、転がしたのに近い 感じです。


その上で
 良い感じの距離感 に馴染んでいくのには
 そのボールの転がるスピードを掴んでください。

そのスピードを出させてあげる。
そのスピードでパターを動かす 
ヘッドではなく、グリップを動かしてあげる
というのがとても大切です。

IMG_0032


ヘッドばかりを動かすストロークでは
ロフトの変化やヘッドの高さ変化が伴います。
もともと 数度しかないロフトのクラブがパターです。
打つたびに それが2度になったり、8度になったり
してしまうのでは その距離感が掴みにくいですし、
ボールに影響を与えるロフト効果 というのには
ヘッドの入射角度、入ってくる上下角度 と言うのも伴ないますので
ロフトが激しく変化するストロークは
入射角度も激しく変化するので
球筋が一定し辛く、距離感が掴めません。

幸いにも L型ブリストルパターは
よく飛びます。良く転がります。
小さくて、遅いストロークで済みますので
弾くように打たなくても十分飛びます。

ですので ストロークの練習をするとすれば
鏡やガラスに写るパターヘッドのロフト姿勢や
ヘッドの高さが 激しく変化しない
上下に円弧を描かないで 地面と平行に動くよう
確認してみて下さい。

IMG_0517

パッティングも打撃ですが、
ボールを弾いてはいけません。
打ちたい方向に
打ちたいスピード分だけ
パターヘッド(動かし方はグリップを動かす原則で)
で ボールを押してあげれば良いだけです✊

イメージとすると
パターヘッドの上に乗ったボール
それを インパクトと言うポイントで
離脱させてあげるような感じです。

IMG_0034 (2)


〇パッティングがあまり得意でない人への
ちょっとしたアドバイス(万人向けではありませんが)ですが、
パターストロークも左回転~フック回転がお薦めです。
余りオーバーにしない範囲で
テークバックで 自分に近めに
フォローで 自分より遠めに
ヘッドを回転させず、内から外に
ボールを打ってあげて 左回転をボールに入れてみて下さい。

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【投稿】NEWクラブのレビュー

2023年08月23日 18時41分41秒 | ゴルフ

6月~は梅雨で雨、雨、でゴルフ行けず( ノД`)

やっと2,3ラウンドほど出来ましたので
newクラブのご報告を。

 

とは言っても、どれもぶっつけ本番なので
 (練習場でちょっとは打てよ、と自分でツッコミ)

newブリストル以外は
どれも15球ずつほどしか打ってないのですが、衝撃です…


 

まず、EZシリーズ 飛びます。
お店で試打をさせていただいて、
分かってはいたのですが飛びます(笑)

5ユーティリティでも190ほど…
5アイアンとの差が開き過ぎて困るほどです。
嬉しい叫びです










4ユーティリティに至っては
キャリーで200いっちゃいました、
前のSYBの3ウッドほどですよ。
なんということでしょう。

 









そしてまさかのEZ3ウッド、
par5で残り240強、2オン!とはいかなかったですが、
もうほぼグリーンエッジ…

GR14より飛んでる…しかも地面から…
インチキですか?そうですか!

EZ3ウッドは試打通り上がりにくいのは実感しましたが、
それでもこの飛距離、ライナーでズドンと飛んでいく感じですね


EZユーティリティは特に上がりにくい印象は無かったです。

 

あとウッドもユーティリティもですが

飛ぶのはもちろんなのですが、
曲がらない印象をお受けしました。
これはロースピンタイプの効果が出ているのかなと

ほんと薄っすらと、キャリーで奥まで飛んだあと、
あれ?ちょっとだけ左行ってる?くらいの感じです。

 

そして誘惑に負けて飛びついてしまった、
NEWブリストル。

これがもう、アレですよアレ、
練習グリーンで初めて持って構えた瞬間、
あっ…これ絶対ヤバい奴だ

とりあえずそーっと打ってみる。
出だしはスーっとおとなしく以前のブリストルのような転がり

しかし、カップの1メートル手前あたりから、
もう一回打った?ようにもう一回伸びていく感じ…
傾斜も読みすぎると曲がらず抜けていきます(笑)

 

一番笑ったのは、急な受けグリーン
そんなに速くないグリーンの上りのパット4メートル強

これはさすがにそこそこ打たないとだめだな~ 
…1回カップに入って飛び出て真っすぐ出ていきました!


しかしオリンピックは独り勝ち出来たので良しとします(*`艸´)

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スイングウエイト スイングバランスの値、意味

2023年08月23日 06時08分28秒 | ゴルフ

ゴルフクラブの性格?や特徴を表すのに
よく使われる言葉の一つに『スイングウエイト』というのが
あります。 D-1 や C-8 といったものです。

5907-0011

このような計測器で計ります。

基本的な原理はグリップエンドから14インチ(35.5センチ)
の場所を支点にして、クラブを水平に保つためにグリップエンド
側にどのくらいの重量が必要なのか 天秤で計るもので、
クラブに対するヘッドの重量はどの位なのかを計るもの
と考えるとよいかと思います。
スイングバランス と呼ばれることもあります。

002


インチ・オンス換算なのでぴったりの数値ではありませんが
長さが同じであれば ひと目盛約2gと考えてよく
 C-0 のモノに比べ D-0 のモノは
「ヘッド重量が約20g重い」と考えてよいだろう。

003


ただ、昨今 軽量グリップが多くなり、それによっても
数値は異なってくる。
これも大まかな数値ではあるが、グリップが4g軽くなると
数値は1ポイント変わってくる。
従来、一般値と言われる50g前後のグリップを
軽量の35gのグリップに代えると、スイングウエイトは
数値上、4ポイント上がることになる。

004


長さの場合は、1インチ(2.54センチ)6ポイント
ヘッド重量で言うと12~15g分で
長さを変えて、同じスイングウエイトにする場合
長くする場合、ヘッド重量を減らし、
短くする場合は、ヘッド重量を増やす必要がある。

005

 

**このスイングウエイトは、
クラブを水平時に保った静止状態のバランス であって
使う人が動的に感じる「バランス」とは大きく異なる。

 

ヘッドの効き具合、ヘッドを感じ取れる度合いは

シャフトの硬さとの兼ね合い によるもので

同じ数値で有ったとしても、シャフトの硬いものほど

ヘッドは感じ取りにくいものである。

スウイングウエイトを数値を「幾つ」と決めてかかって
シャフトの硬さの変化を無視してしまうと
良いことは無い。
同じシャフトのR、S、X では
同じヘッド重量であっても、硬くなるほどに

ヘッドを感じ取り難くなっていくものです。

ボールを打撃しなければならない箇所、ヘッド。
そして、それには上下左右の角度が付いている訳で
その部分を感じ取ろうとするのは、打撃の本能だと思う。
ヘッドそのものが軽いのはもっての外、ではあるが、
それと同時に、動的な状態で
ヘッドが把握し難い、硬さで有る場合、
その数値にこだわらず、簡単にヘッドが感じ取れる重さまで
増量することをお薦めします。
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ゴルフクラブ◇鉛(おもり)の貼り方

2023年08月21日 23時23分24秒 | ゴルフ

【ウッドとアイアン】鉛の貼り方、貼る位置を教えてください

重さを感じたい為です

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アイアンであれば バックフェイス、キャビティ部分、
ウッド系であれば ソールの剝がれにくいトコロで
鉛を貼る場所は限られています。

重さを感じたい…というコトであれば剥がれにくい場所で
 シャフトよりも離れたトゥ側 というコトになると思います。
 トゥ側に貼れば 少ない量で行けます。
 重さの効果は 重さ×シャフトまでの距離 になります。

現在のゴルフクラブは
ドライバー で 5000g/㎝2
 ウッド系 で 3500
キャビティアイアンであれば 3000弱
マッスルバックアイアンアで 2000

ほどの慣性モーメントがあり、
 5g程度の重り(鉛)であれば、
マッスルバックのアイアンには微妙に可能性が残りますが、
基本的には 重心の位置が動くことはなく、
貼る位置 👉シャフトからの距離による重さの効果の変化 です。


厳密に言うと 市販品のヘッドであれば
ドライバーで 190g
5番アイアンで 240g
ウエッジで  290g ですので
ドライバーからウエッジまで同じ重さ
例えば 2g では ウエッジに行くに従い
効果は薄くなりますので
ウエッジに行くに従い 徐々に増やしていく
良いと思います。
また 一般的(市販品を使用の場合)には
ドライバーの硬さは 240cpm
アイアンは 290cpm と
気付いていない方が多いですが、
アイアンの方が 3~4フレックス硬いシャフト
というコトになりますので
ドライバーの 倍 👉アイアンには貼っても良いかも、です。
弊社の悶絶であれば 同じ流れですので
 ウエッジに向け 少し増やす程度で大丈夫です。


IMG_0610



ヘッドの重さの増し加減 は
シャフトの使い方 にもよるのですが、
重くなれば 一概に、インパクトが遅くなる、とは限らず
そのバタフライ効果は インパクトタイミングだけでなく
 ヘッド姿勢、進入の角度、インパクトポイント

などを 同時に変化させますので
練習場などで 楽しみながら 試して頂く必要があると思います。

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