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米国株、ダウ4日続伸し112ドル高 売り先行も米利上げ減速観測が支え ナスダックは6日続伸 米国・欧州株概況 2023年1月14日 6:18 (2023年1月14日 13:38更新)

2023-01-17 07:07:29 | 日記
米国株、ダウ4日続伸し112ドル高 売り先行も米利上げ減速観測が支え ナスダックは6日続伸
米国・欧州株概況
2023年1月14日 6:18 (2023年1月14日 13:38更新)


【NQNニューヨーク=戸部実華】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比112ドル64セント(0.3%)高の3万4302ドル61セントで終えた。連日で12月上旬以来の高値となった。朝方に決算を発表した主要銀行が経済の先行きに慎重な見方を示し、景気悪化を懸念した売りが先行した。一方、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ減速観測は根強く、売り一巡後は主力株を中心に買い直された。

JPモルガン・チェースの経営陣は決算説明会で米経済が緩やかな景気後退に入るとの慎重な見方を示した。ダウ平均の構成銘柄ではないが、決算を発表した同業のバンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴなども景気悪化に備える姿勢を示し、投資家心理の悪化につながった。米市場は週末を挟んで3連休を控えていたこともあり、利益確定や持ち高調整の売りも先行した。ダウ平均の下げ幅は一時270ドルを超えた。

売り一巡後は下げ渋り、上昇に転じた。13日午前にミシガン大学が発表した1月の米消費者態度指数(速報値)で消費者が予想する1年先のインフレ率は4%と2022年12月(4.4%)から低下した。前日に発表された22年12月の米消費者物価指数(CPI)はインフレ鈍化を示しており、FRBが利上げペースを緩めるとの見方が米株相場を支えた。

朝方は慎重な見通しを受けて売りが先行したJPモルガン・チェースは次第に買い優勢に転じ、3%高で終えた。22年10~12月期決算で1株利益が市場予想を上回り、「想定よりも悪くない内容」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との受け止めが改めて広がった。スマートフォンのアップルや建機のキャタピラーも買われた。一方、前日に買いが目立った映画・娯楽のウォルト・ディズニーは下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、前日比78.052ポイント(0.7%)高の1万1079.157と、ほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。6日続伸は11日続伸した21年10~11月以来、1年2カ月ぶり。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや画像処理半導体のエヌビディアが買われた。半面、欧米で値下げしたと伝わった電気自動車のテスラは下落した。

NYダウ6か月チャートです。(一目均衡表とストキャスティクス)

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