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NYダウ、36年半ぶり13連騰 過度な引き締め不安後退 北米 2023年7月27日 5:05 (2023年7月27日 5:07更新)

2023-07-27 06:19:18 | 日記
NYダウ、36年半ぶり13連騰 過度な引き締め不安後退
北米
2023年7月27日 5:05 (2023年7月27日 5:07更新)


【ニューヨーク=斉藤雄太】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均が13営業日連続で上昇し、1987年1月以来36年半ぶりの連騰記録となった。米連邦準備理事会(FRB)は同日に政策金利を22年ぶりの高さに引き上げたが、パウエル議長は追加利上げは今後のデータ次第との姿勢を強調。過度な引き締めへの不安が後退した。



ダウ平均の終値は前日比82ドル(0.2%)高の3万5520ドル(速報値)だった。2022年2月以来、1年5カ月ぶりの高値。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は0.1%安で終えた。

FRBは26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を2会合ぶりに0.25%引き上げ、5.25〜5.5%にした。同金利は2001年3月以来の高水準になったが、市場は今回の利上げをほぼ確実とみていた。

パウエル議長は同日の記者会見で、6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが想定以上に鈍ったことを歓迎しつつ「1つのデータにすぎず、もっと(インフレ鈍化を示す)データをみる必要がある」と繰り返した。

9月19〜20日の次回会合までに2回発表されるCPIや雇用統計などの経済指標を注視し、必要と判断すれば「9月に再び利上げする可能性はある」と述べた。ただ利上げ見送りのシナリオにも言及し、バランスの取った発言に終始した。市場では今回の会合でFRBが利上げを打ち止めにするとの見方がなお優勢だ。

パウエル氏が経済の強さや金融システムの安定に自信をみせたこともあり、市場参加者は景気が大幅な冷え込みを回避する「軟着陸」への期待をつなぎ、ダウ平均の歴史的な連騰につながった。

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