日向の夢

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天国に涙はいらない 7巻

2005年04月16日 23時36分30秒 | 
シリーズ7巻目となるこの作品。サブタイトルは「魔女爺合戦」

手抜きのために小説表紙裏に書かれている紹介文を抜粋

「悪魔っ娘たまが元住んでいた教会に姿を現した、自称魔法の国の王女サラ。一人前の魔女になるため、契約する悪魔を探しに来たらしい。
悪魔を召喚しようと儀式中のサラと、偶然教会へ立ち寄ったたま(&律子)がなんと鉢合わせ! たまの正体を知ったサラは早速二人を軟禁し、契約を結べと激しく迫るのだった。
一方、賀茂とアブデルは、夜になっても帰宅しないたまを心配し、行方を捜しに出る。さらに猫耳娘真央と巫女少女みきもこの騒動に巻き込まれ・・・!?
大好評シリーズ第7弾。お待たせの魔女っ娘がついに登場だ! シャランラ~」

まず前提として魔女っ娘がツボに入らないため、悶え苦しむようなことはなかったですねー。まぁ、これは仕方ない。魔法少女だったら・・・ってことでもないのか。リリカルなのはが例外的に趣味趣向を直撃しただけであって。
で、今回のヒロインの属性は
・魔法少女
・魔法の国のプリンセス
・金髪ツインテール
・見栄っ張り
・健気


と、こんなもんです。

さて、ヒロインの属性は置いておくとして、今回もアブデル様が熱い! 魔女と魔女っ娘の違いを語る熱さが素敵過ぎてもはや直視できねぇー! 「魔女は老婆と相場が決まっているから存在自体が罪なのだ!」 と言っておきながら「魔女っ娘はファンタジー世界の住人であるからして、キリスト教圏に属していない、ゆえに異端として糾弾されることはあり得ない!」 と言い切ってしまうある種の理不尽さがたまんない! 自己完結具合が素晴らしすぎる!

まぁ他にも、レッドパージのはなしとか魔女狩りの話とか、人類総衆愚化計画とか。
あとは力士とか大王イカとか、アブデル様が悔しさに打ち震えるところとか、見所満載です。



このごろ挿絵がイイ!