★always party★

つまらない日もくだらない日も今日という日は2度と訪れない。だから毎日が特別なパーティーのように楽しく愛しく♪

炎天下

2007-06-23 13:57:58 | Weblog
朝から強い陽射し。
今日も出勤。

Q.通勤の途中道端に初老の女性がうずくまっています。
あなたなら、どうしますか。

ええ、まっとうな人間なら
「大丈夫ですか?」の一言かけますよね。

朝、駅前にうずくまる女性の姿。
倒れてるに近い状態で。
みんなが普通によけて行くので、あれ?みたいな。
誰も声かけないの?なんで?どゆこと?
迷った。
その迷いとは、会社に遅刻うんぬんではなく、
最近オカシな人ばっかだから、
突然ぶたれたらどうしよう?!刺されたらどうしよう?!
的な迷いでした。

数秒の立ち往生の合間に
好青年風の男性が「大丈夫ですか?」となんなく声をかける。
(あ、ぶたれてないや。)安心して(?)
その間にすぐ近くの交番に行くが、警官パトロール中。
おいコラ!警察!いろ!
「すぐそこに病院あるからつれていきます?」
声をかけると、好青年風の男性が
「いや、僕医者だから。それに、救急車もそこの店の人が呼んだみたいだし。」
「でも、整形外科なんですけれどもね。」と。

ドラマじゃねーか、これ。
ってーか、店の人、気付いてたら付き添っててやれよ。

「脈は異常なさそうだから・・・」
手際よく脈を測り意識確認をして、
本人意識あるらしく
常備している薬をバッグから出してあげていた。

「とりえず、日陰行きましょうか?」
と、医者が言っても立ち上がれない。

狭心症による発作らしい。

「もう大丈夫です。救急車はいいです。」
と、いいながらも立ち上がれない様子。

炎天下。
とりあえず、立ち去ることも出来ず(救急車が来るまでいようかな・・・)
わたしは持ってた日傘で日陰を作る。
(意味あるのか?)
駅員も来て
警官も戻ってきた(おせーよ。)

それにしても、偶然の医者との出会い。
奥さん、ラブロマンスですかね。これは。

医者「あの・・・」
自分「はい・・・」

医者「とりあえず、大丈夫そうですから、急いでいるんだったら・・・」

あ、そーね、およびでないわね。

「じゃ、失礼します。」
立ち去る自分。

結局なんでいたのかようわからん。
さして役にもたっとらん。
医者とのどうのこうのの妄想どころではなかった、実際。

いや、しかし
また自分の中途半端さが
浮き彫りになり
すっきりしない朝のスタートだった。

我を忘れて人を助けることが出来ない自己嫌悪
何も出来ないのに立ち去ることのできない変な義務感

未熟です、オレ。